面白い採用イベント3選!イベント開催時のポイントは?
多くの求職者と集中的に出会える機会である採用イベント。企業と求職者とのマッチングが鍵となる採用イベントを開催する時にはどういったポイントを押さえればいいのでしょうか?イベント開催を通じて、求める人物と効率的に出会うための工夫をご紹介します。


ガイドブック
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採用イベントとは?|求職者と企業がマッチングする場
一つの会場にて企業と求職者が一斉に集まる採用イベントは、「企業と求職者の出会いの場」として広く活用されています。採用イベントと一口に言ってもその種類やターゲットは様々です。よく知られているものとしては以下のようなイベントがあります。
- 全業界を対象とする合同企業説明会
- 業界や業種に特化した合同企業説明会
- 一社だけで開催する(個別)企業説明会
- 大学訪問(新卒採用)
大学訪問や個別説明会では、特定の層の求職者に絞ったアプローチが可能です。一方、全業界を対象とするような大規模な合同説明会では、層の厚い求職者に集中的に接触することができます。イベントで実際に会社で働いている社員と求職者が交流することで、Web上の情報だけではわかりにくい会社の雰囲気を感じてもらう機会となります。
面白い採用イベント企画とは?
このように採用イベントには様々な種類があり、毎年数多くのイベントが開催されています。その中で、求職者の興味を惹きつけるようなユニークなイベントを作り、より多くの人に参加してもらおうとするイベントもあります。
情熱フェスタ【新卒採用イベント】
開催実績600回以上を誇るベンチャー企業のための直結型採用イベントです。そもそもイベントに参加する母集団自体、ベンチャーマインドが高い傾向にあり、働くことへの熱意が高い学生を求めているベンチャー企業と親和性が高いのが特徴です。企業プレゼンやスカウト面談など豊富なコンテンツが揃っているので学生の満足度・企業の満足度共に高い傾向にあります。
https://cheercareer.jp/staticpages/lp/eventg
サイゲームス【中途採用採用イベント】
サイバーエージェントグループの株式会社サイゲームスは、オンライン個別相談会「Cygames Online Meetup」を毎年開催しています。対象は「業務での開発経験年数3年以上のゲームクリエイター」で、求職者と社員が私服でカジュアルに話せる時間となっています。ビデオチャット形式での開催なので、住んでいる場所に関わらず気軽に社員の話を聞くことができます。転職活動に意欲的でなくても、同社での業務内容や入社後のキャリアパスについて話が聞けるカジュアルさが特徴です。
https://recruit.cygames.co.jp/pickup/713/g
メルカリ【新卒・中途採用イベント】
「半年〜1年かけて会社のファンになってもらう」という方針で、気軽に参加できるオンラインの小規模イベントが数多く開催されています。イベント開催の頻度は週に2〜3回と多く(2021年5月現在)、会社説明会やセミナーなどテーマも様々です。集客には、エンジニアの勉強会などで活用が進むconnpassをメインで使っているようで、その探しやすさも求職者にとってはメリットとなっています。
https://mercari.connpass.com/event/g
採用イベントを開催するメリット
採用イベントを自社開催したり、外部開催されている採用イベントに出展したりすることのメリットについてまとめました。
1. 求職者に直接アプローチできる
Web上での情報発信とは異なり、確実に企業情報を知ってもらうことができます。イベントでは求職者と直接コミュニケーションを取ることができるので、文面での情報発信だけではなく、会社の雰囲気や社員の様子など多面的に自社の良さを伝えることが可能です。それぞれの求職者の関心ごとに合わせて話しをすることができるので、刺さるポイントに訴求しやすく関心度を向上させることができます。
2. 幅広い求職者に出会える
(説明会の形式にもよりますが)合同説明会では10分程度の企業PRを行うことができるので、数多くの参加者に対して確実に認知を形成することができます。特に外部の採用イベントに出展する場合は、自社の採用活動では出会えなかった層の求職者と出会うきっかけを作れます。全業界対象の大規模イベントであれば、なかなか求職者に知られにくい業界に属する企業でも自社をアピールできるメリットもあります。
3. 効率的にターゲットに出会える
中小規模の採用イベントや業界業種特化型の合同説明会では、自社が属する業界や求めている職種にあった求職者が集まるので効率的に採用活動を進めることができます。自社にマッチした人材に出会いやすく、イベントの会期中に集中してターゲットとマッチングできる可能性が高まります。
開催事例|採用イベントを開催する時のコツ
ここからは株式会社Coral Capitalの成功事例を参考に、採用イベントを開催する際に気を付けることについて考えていきます。
マッチングツールの導入
株式会社Coral Capitalが2019年に開催したキャリアフェアでは、弊社サービスEventHubが導入されました。これにより、出展企業は事前に参加者のプロフィールを、フィルタ機能やタグ検索等を使ってシステマティックに確認できるようになりました。
会いたい人を特定できて、どのような人がイベントに参加しているのかがわかるので、マッチングが効率化します。採用イベントでは参加者と出展者のマッチングが目的となるので、ツールの導入によって効果的に開催目的を達成することができます。

事実、このイベントでは当初予定していた以上の数のカジュアル面談が組まれました。
イベント前にエンゲージメントを高める
マッチングツールを適切に導入することで、参加者と出展社はイベント当日に会う約束を事前に取り付けることができます。イベント当日にカジュアル面談するアポが取れていれば、イベントに対するエンゲージメントを高め、来場率をあげることもできます。
1対1でカジュアル面談ができる会場の工夫を
株式会社Coral Capitalが開催した日本最大のスタートアップキャリアイベントは、キャリアフェアとしては珍しくフロア内で「職種別エリア」に分けられているスタイルでした。

SALES・MARKETING・ENGINEERなど職種別にスタートアップの担当者がブースを構えており、各職種の参加者が自分の興味ある職種のエリアに足を運ぶだけで全社とカジュアルに話せるという画期的な設計。この業種ごとのブースとは別に「カジュアル面談」用のハイテーブルも用意され、気になる担当者と気軽に話せる雰囲気作りが徹底されました。
まとめ
採用活動を効率的に進める有効な手段である採用イベント。参加者と企業を適切にマッチングさせることで初めて開催の目的が達成される採用イベントでは、「出会いを創出する設計」が必須になります。そこでEventHubのようなマッチングサービスを活用すると、効率的に出会いを作り出すことが可能になります。
対面での開催でもオンラインでの開催でもご利用いただけます。こちらよりお気軽にお問い合わせください。
