日本式のツールを活用して、VCとスタートアップ・スタートアップ同士を繋ぐ架け橋に!

主催社: TechCrunch Japan

イベントタイプ: カンファレンス

開催形式: オフライン 業界: 情報通信・IT

開催形式 オフライン

業界 情報通信・IT

過去イベント時のマッチングサイト利用の振り返りを生かすことで、今年度はさらに利用率が向上!起業家や投資家といった、来場者の横のつながりを作るのにマッチングシステムは非常に効果的です。

2018年11月に行われた「TechCrunch Tokyo2018」のマッチングサービスとしてEventHubが起用されました。ビジネスマッチング導入の経緯と運営に関して、TechCrunch編集統括部の吉田さんにお話を伺いました。

 TechCrunch Tokyo 2018に関してお聞かせください。どのようなイベントなのでしょうか?

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長して参りました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域等のテクノロジー業界の話題をカバーしており、 日本では2006年6月にTechCrunch Japanが発足いたしました。TechCrunch TokyoはそんなTechCrunch Japanが自信を持って開催しているスタートアップ・テクノロジーの祭典です。

「TechCrunch Tokyo 2018」は、最新テクノロジー・新進気鋭のスタートアップが一堂に会すTechCrunch Japan日本最大級のスタートアップ・テクノロジーの祭典です。2018年度は、11月15日(木)・16日(金)の2日間、渋谷ヒカリエで開催され、今年も2,000名以上の方に参加いただきました。

なぜマッチングツールを利用されたのでしょうか?

本イベントは日本最大級のスタートアップ・テクノロジーの祭典として、スタートアップエコシステムの構築に貢献することがひとつの役目だと考えております。創業したばかりの企業家にとってアクセスしづらい投資家とのリアルな出会いを作る、企業間の協業の後押しをすることがイベントの1つの役割です。

そういった意味において、イベントの価値はコンテンツだけではなく、カンファレンスに参加している来場者にもあります。起業家や投資家といった来場者の横のつながりを作るのにマッチングシステムは非常に効果的です。実際、米国のTechCrunchも以前から同類のツールを活用しており、海外のイベントに参加する時も同様のツールを見かけることが多いです。

私たちTechCrunch Tokyoも、国内では比較的早くから米国のイベントのようにイベント・テクノロジーの活用に対して意欲的に取り組んできました。日本では最先端な試みでしたが、2016年から来場者同士の商談を促進するためにマッチングツールを活用し始めました。ツールがなかったら繋がっていなかったであろう来場者同士、来場者・出展社を繋げることができ、とても効果的でした。

なぜEventHubを利用しようと思ったのでしょうか?導入前に期待や不安はございましたか?

実は、2016年当初は海外のツールを使っていましたが、開発元が海外の企業であったため、ツール自体の日本語対応やカスタマーサポートの日本語対応など、コミュニケーションに課題がありました。また、ツール内の商談の実現方法やコミュニケーションスタイルが比較的海外のビジネス向きでした。

そういった課題を抱えながら迎えた2017年度末にEventHubの初期バージョンが登場し、課題を解決すべく日本特有のツールに変更することにしました。マッチングの要はコミュニケーションであるため、日本のビジネスパーソンの特性も理解している会社・他の日本でのイベントでも実績があるツールがよいと考えたためです。

はじめてEventHubを導入した際は、想定以上の利用率で驚きました。最初はマッチング(商談用)のテーブル数を3つ設置していましたがすぐに満席になり、至急イベント開催中にいくつか追加しましたが、それでも商談エリアの廊下に人が立つほどでした。結果として来場者アンケートにてマッチングの席を増やして欲しいとフィードバックをいただおりましたので、今年度は会場内のマッチングエリアを拡大し、テーブル・席数を増やしました。

今年の出展社様や来場者様の反応はどうでしたか?

昨年度の経験もあったので、ある程度利用が見込めることは想定していました。昨年度の振り返りや反省点を生かし、テーブル数は多めの設定で開始し、マッチングエリアを広めに取りました。また、マッチングエリアの入り口に、ご案内のために担当者も配置しました。

結果として、2日間の利用率は7割程度と盛況でした。テーブル数を去年と比べ増やしたにも関わらず、今年もまたしても足りなかったため、イベント開催中にさらに増席したほどです。今回は、来場者の7割は初参加だったにもかかわらず、昨年度よりも利用数が伸び、商談の組み合わせとしてはVCとスタートアップの組み合わせが多かったのが特徴でした。

この利用率は、来場者のイベント登録時にマッチングができることを訴求したこと、マッチングシステムへのログイン・リマインドメールを定期的に私たちから送付したこと、またTechCrunch記事内で「交流できます」と訴求をしたことにより実現できただと思います。また、イベント開催後に、毎回こういった数字の振り返りをしていただけるので、次のイベントに繋がりやすいですね。

次回の改善点としては、より充実した商談環境を提供できるように、さらにテーブルを増やす、商談時間を長くするなど工夫を重ねる予定です。EventHubの機能追加も加わり、より盛り上げられるようにできることを期待しています!

まずはEventHub概要資料をご覧ください。

>お問い合わせはこちら
問合せ画像

その他の導入事例