1. 集客の日次管理:1行があると、AIの提案に「まだ」と言える
- 1指示と理由を先に
- 2「OK」は人
- 3決めたことと理由を文字で残す
先述したウェビナーの広告集客の話だ。広告の数字(使った額と申込の数など)は、毎日AIに渡した。AIはそれを読んで前日との差を診断し、次にやることを理由つきで提案する。人間が確認して問題ないと判断したものだけ実行する。
場面を2つ書く。
AIの提案を受け入れなかった日。AIが、使った広告費が少なく申込ゼロの広告を止めるよう提案した。筆者は「使った額がまだ少ないからゼロなのであって、悪い広告だと決まったわけではない」と返し、止めなかった。止める条件には、まだ届いていなかったからだ。翌日、その広告が、同じ条件で出していた広告の中で唯一の申込を取った。断片的な判断の材料で結論を出さないよう、止める条件の定義を書き足そうとAIと合意した。足りないルールは、こうして運用に合わせてメンテナンスし続けた。
AIが自分で出した意見を撤回した日。前日に変えた広告の設定が効いているかを、AIは夕方の途中の数字で見て、「効いていない」と判定した。翌朝、1日が終わってからの数字を見ると、狙った水準の9割近くまで改善していた。AIは判定を撤回し、「途中の数字で判断しない」を決まりに書き足した。
人が持つ
「OK」と、1行に書いていないこと
使った額がまだ少ない広告は止めない
提案を受け入れなかった日途中の数字で判断しない
AIが撤回して決まりに書き足した日
- 数字
- 使った額と申込の数
- 診断
- 前日との差
- 提案
- 次にやることを理由つきで
- 記録
- 決めたことと理由
内側=AIがやる(数字を読む・診断・提案・記録の下書き)/外側=人が持つ