展示会ブースレイアウトの基本|目的別・小間数別の設計パターン

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展示会に出展したものの「来場者がブースの前を素通りしてしまう」「集客はできているのに商談につながらない」と感じた経験のある担当者の方もいるのではないでしょうか。ブースのレイアウトは、来場者の立ち寄り率から商談の質まで大きく左右する設計要素です。しかし、限られたスペースの中でどのようにゾーニングし、動線を引けばよいのか、体系的に学ぶ機会は多くありません。

本記事では、展示会ブースレイアウトの基本から目的別・小間数別の設計パターン、集客力を高める5つの工夫、やってはいけないNG例まで網羅的に解説します。次回の展示会で成果を最大化するためのレイアウト設計にぜひお役立てください。

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展示会ブースレイアウトが集客を左右する理由

展示会ブースのレイアウトは、来場者が「立ち寄るか素通りするか」を決定づける最大の要因です。装飾やデザインがどれほど優れていても、空間配置や動線に問題があれば来場者はブースに入ってきません。レイアウトを戦略的に設計することで、集客力・商談数・リード獲得数の向上に直結します。

レイアウトは来場者の「立ち寄るかどうか」を決める最大要因

来場者は展示会場の通路を歩きながら、わずか数秒でブースに立ち寄るかどうかを判断しています。この短い時間で来場者の足を止めるには、通路側からブース内部が見渡せる開放的な間口、自然に奥へ誘導する動線、そして「何を提供しているブースなのか」が瞬時に伝わる空間の配置が求められます。

実際に展示会で高い集客を実現しているブースには共通点があります。入口付近にバリアとなる要素がなく、来場者が心理的な抵抗なく足を踏み入れられること。ブースの奥に目を引く展示物やデモスペースを配置し、自然と奥に進みたくなる動線が設計されていること。これらはすべてレイアウトの工夫によって実現できるものです。

レイアウトとデザインの違いを理解する

レイアウトとデザインは混同されがちですが、それぞれ異なる役割を持っています。レイアウトとは空間の配置計画であり、ゾーニング(エリア分け)・動線設計・什器の配置といった「空間をどう使うか」を決める工程です。一方、デザインは色彩・照明・グラフィック・映像演出など「視覚的にどう見せるか」を決める工程を指します。

レイアウトはブースの骨格、デザインはブースの外観と捉えるとわかりやすいでしょう。どれほど美しいデザインを施しても、レイアウトが悪ければ来場者の動線が詰まり、商談スペースが確保できず、結果として成果につながりません。まずはレイアウトで空間の使い方を決め、その上にデザインを重ねていくのが正しい順序です。

レイアウト設計の前に確認すべき3つの条件

展示会ブースのレイアウトを設計する前に、会場全体の動線・開放面の数・出展目的の3つの条件を確認しておく必要があります。この3つを把握しないままレイアウトを決めてしまうと、会場の人の流れと合わないブースになり、集客効果が大幅に低下するリスクがあります。

会場全体の動線とブースの位置を把握する

展示会場には来場者が自然に流れるメイン動線が存在します。入口からメインステージや人気企業のブースを結ぶルートがメイン動線になることが多く、この動線上に位置するブースは圧倒的に有利です。まずは会場図面を入手し、自社ブースがメイン動線に対してどの位置にあるかを確認しましょう。

メイン動線に面している場合は、通路側を最大限に開放してアイキャッチを強化する設計が有効です。メイン動線から離れた位置にある場合は、通路の角にタワーサインやのぼりを設置して誘導を強化するなど、ブース単体の設計だけでなく周辺環境を含めた設計が求められます。

開放面の数を確認して設計方針を決める

展示会ブースの開放面とは、通路に面している辺の数を指します。1面開放(壁際)、2面開放(角地)、3面開放(島型に近い配置)の3パターンが一般的で、開放面の数によってレイアウトの自由度と設計方針が大きく変わります。

1面開放の場合は間口を最大限に活用し、奥行き方向にゾーニングを行います。2面開放の場合はL字型の動線を活かし、2方向から来場者を呼び込む設計が可能です。3面開放の場合は回遊性の高いオープンなレイアウトが実現でき、集客面で最も有利な条件といえます。いずれの場合も、開放面の数に応じた設計方針を最初に決めておくと、後工程の手戻りを防げます。

出展目的を明確にしてレイアウトの方向性を定める

展示会への出展目的は企業によってさまざまです。新製品のお披露目を最優先にする場合と、商談の件数を最大化したい場合では、最適なレイアウトはまったく異なります。目的があいまいなままレイアウトを決めると、すべてが中途半端なブースになりかねません。

出展目的は大きく「認知拡大」「リード獲得」「商談創出」「既存顧客との関係強化」の4つに分類できます。これらのうちどれを最優先にするかを社内で合意した上で、次のセクションで解説する4つのレイアウトパターンの中から自社に最適な型を選択してください。

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目的別ブースレイアウト4パターン

展示会ブースのレイアウトは、出展目的に応じて「商品展示型」「商談型」「体験・デモ型」「セミナー型」の4パターンに分類できます。それぞれのパターンにはゾーニングの考え方と動線設計のポイントがあり、自社の出展目的に照らし合わせて最適なパターンを選ぶことが重要です。

商品展示型:製品の魅力を最大限に伝えるレイアウト

商品展示型は、実物の製品やサンプルを来場者に見せることを最優先にしたレイアウトです。通路側に製品を並べ、来場者が歩きながら自然に製品を手に取れる配置にすることがポイントです。

ゾーニングの基本は、通路側から順に「アイキャッチゾーン(看板・キャッチコピー)」「展示ゾーン(製品陳列・パネル)」「接客ゾーン(説明・名刺交換)」の3層構造です。通路から製品が直接見える開放的な配置にし、什器の高さは来場者の目線(140〜160cm)を意識して設定しましょう。奥に商談テーブルを置く場合は、展示ゾーンとの間にパーテーションを設けてプライバシーを確保します。

商談型:商談の質と量を最大化するレイアウト

商談型は、来場者との対話・ヒアリング・商談を重視したレイアウトです。ブースの中心に商談スペースを広く確保し、来場者がスタッフと落ち着いて話せる環境をつくることが求められます。

ゾーニングは「受付ゾーン(入口・名刺受け渡し)」「簡易説明ゾーン(パネル・モニター)」「商談ゾーン(テーブル・椅子)」の3層が基本です。商談テーブルは2〜3セット用意し、同時に複数の商談を回せるようにします。通路側には製品パネルやデモ映像を設置し、足を止めた来場者をスムーズに受付へ誘導する動線を設計してください。商談スペースは通路から直接見えない位置に配置すると、来場者が安心して話しやすくなります。

体験・デモ型:来場者が能動的に参加するレイアウト

体験・デモ型は、来場者に実際に製品やサービスを体験してもらうことを主目的としたレイアウトです。体験コンテンツの設置場所がブース全体の動線を決定づけるため、体験エリアの配置から逆算して設計します。

体験エリアは通路から見える位置に配置するのが鉄則です。来場者が体験している様子自体がアイキャッチになり、後続の来場者を引き寄せる効果があります。ただし、体験に時間がかかるコンテンツ(10分以上)の場合は、待機列が通路をふさがないよう待機スペースを確保しておきましょう。体験後のヒアリング・名刺交換がスムーズに行えるよう、体験エリアの隣に接客ゾーンを設けることも忘れてはなりません。

セミナー型:情報発信で集客するレイアウト

セミナー型は、ブース内にミニステージや座席を設けてプレゼンテーションを行い、情報発信で集客するレイアウトです。来場者に「聞いてみたい」と思わせるコンテンツ力が求められますが、一度に多くの来場者にアプローチできる点が大きな強みです。

ゾーニングは「ステージゾーン(モニター・演台・椅子)」「立ち見ゾーン(通路側)」「受付・商談ゾーン(ステージ脇)」の構成です。椅子は5〜10脚程度で十分ですが、通路側に立ち見スペースを確保しておくと、歩いている来場者がそのまま足を止めて聴講できます。セミナー終了直後が最も商談につながりやすいタイミングのため、ステージから受付・商談ゾーンへの導線を短く設計することがポイントです。

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小間数別のレイアウト設計ポイント

展示会ブースの小間数(スペースの広さ)によって、実現できるレイアウトの幅は大きく変わります。1小間ではシンプルさが武器になり、4小間以上では複数のゾーンを組み合わせた回遊型の設計が可能です。自社の小間数に合った設計思想を持つことが、限られたスペースで最大の成果を引き出すポイントです。

1小間(3m×3m):引き算で勝負するコンパクトレイアウト

1小間のブースは約9平方メートルと限られたスペースのため、要素を絞り込む「引き算の設計」が求められます。あれもこれもと詰め込むと、通路から見たときに何のブースかわからなくなり、逆効果になります。

1小間での基本構成は、「壁面パネル1〜2枚(キャッチコピー+サービス概要)」「カウンター型什器1台(製品展示 or パンフレット設置)」「スタッフ1〜2名の立ち位置」の3要素です。背面壁を最大限に活用して大きなキャッチコピーと製品画像を掲示し、通路側は完全に開放します。商談テーブルを置くスペースはないため、スタンディングで短時間のヒアリングを行い、名刺交換後に後日の商談アポを取る運用が現実的です。

2〜3小間:ゾーニングで展示と商談を分離する

2〜3小間(18〜27平方メートル)になると、展示エリアと商談エリアを分離するゾーニングが可能になります。来場者が「見る→興味を持つ→話す」の流れを自然にたどれる動線を設計することが成果を左右します。

2小間の場合は、手前半分を展示ゾーン・奥半分を商談ゾーンに分けるのが基本です。3小間の場合は、さらに受付ゾーンを独立させ、「受付→展示→商談」の3ステップ動線を設計できます。商談テーブルは1〜2セット確保し、パーテーションや什器の配置で通路からの視線を遮ることで、来場者が落ち着いて話せる空間をつくりましょう。

4小間以上:回遊動線とステージを組み合わせる

4小間以上(36平方メートル以上)のブースでは、複数のコンテンツエリアを配置した回遊型のレイアウトが効果的です。来場者がブース内を自由に歩き回りながら、興味のあるコンテンツに自然に接触できる設計を目指します。

4小間以上の設計で押さえるべきポイントは「メイン動線」と「サブ動線」を明確に分けることです。メイン動線は通路側からブース中央を通って奥まで抜けるルートとし、このルート沿いにアイキャッチとなる展示物やデモコンテンツを配置します。サブ動線は商談スペースやセミナーステージへ分岐するルートです。来場者がメイン動線を歩く中で「もっと詳しく知りたい」と感じたときに、サブ動線へスムーズに移行できる設計にしておくと、商談数の最大化につながります。

集客力を高めるレイアウトの5つの工夫

展示会ブースの基本パターンを理解した上で、さらに集客力を高めるための5つのレイアウトの工夫を紹介します。どのパターン・小間数にも共通して適用できるポイントであり、これらを組み合わせることで来場者の立ち寄り率を着実に引き上げることができます。

通路から見通せるオープンな間口を確保する

来場者がブースに立ち寄らない最大の理由は「入りにくさ」です。通路側に壁面パネルや什器を並べてしまうと、ブース内部が見えず心理的なバリアが生まれます。間口の70%以上を開放し、通路からブース内部が一目で見渡せる状態をつくりましょう。

受付カウンターを通路の正面に置くレイアウトも入りにくさの原因になります。受付はブースの端に寄せるか、来場者が受付を通らずにブース内を自由に見られる動線を確保してください。

来場者が自然に奥へ進む動線を設計する

ブースの手前で足を止めた来場者を奥へ誘導できるかどうかが、滞在時間と商談率に直結します。奥にデモ画面や体験コーナーなど「気になるコンテンツ」を配置し、床面の色の切り替えやカーペットの敷き方で自然に足が向く動線を設計しましょう。

通路と平行に展示物を一直線に並べるのではなく、ブースの奥に向かってジグザグに配置すると、来場者が次の展示物を見るために自然と奥へ進む効果があります。ただし、奥まで進んだ来場者が出口に迷わないよう、出口動線も合わせて設計しておくことが大切です。

視線を誘導する高さと配置の工夫を取り入れる

展示会場では多くのブースが横並びになるため、水平方向の視線は奪い合いになります。高さのある要素(タワーサイン・バックパネル・モニタースタンド等)を活用して垂直方向のアイキャッチをつくり、遠方からの視認性を高めましょう。

展示物の高さは「遠方からの誘引用(2m以上)」「通路歩行者の目線用(140〜160cm)」「立ち寄り後の閲覧用(80〜120cm)」の3段階で設計すると、来場者が近づくにつれて視線が自然に下がり、製品やパネルに目が留まります。

スタッフの立ち位置をレイアウトに組み込む

ブースのレイアウト図にはスタッフの立ち位置も明示しておくべきです。スタッフの配置はレイアウトの一部であり、来場者の体験を左右する設計要素です。

通路側にスタッフを2名配置する場合は、間口の両端に立つのが基本です。中央に立つと来場者の入口をふさいでしまうため避けましょう。スタッフは通路に正対するのではなく、やや斜め(45度程度)に体を向けて立つと、来場者に威圧感を与えずに声かけがしやすくなります。

名刺・リード情報の取得導線をレイアウトに組み込む

展示会の成果を最大化するには、来場者との接点をデータとして確実に取得する導線をレイアウトに組み込むことが不可欠です。名刺交換やアンケート回答のタイミングとその場所を、ブースの動線設計の段階で決めておきましょう。

具体的には、体験コンテンツやデモの直後に名刺交換・アンケート回答のポイントを設けるのが効果的です。来場者の関心が最も高まっているタイミングで接点を取ることで、質の高いリードデータを獲得できます。名刺をスマートフォンのカメラでスキャンして即時データ化し、会話内容やアンケート回答を紐づけられるツールを活用すれば、展示会場にいながらリアルタイムでリードデータを蓄積できます。

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やってはいけないレイアウトNG例

レイアウトの「やるべきこと」を理解した上で、現場でよく見られるNG例も押さえておきましょう。以下の3つは出展経験の浅い企業が陥りやすいパターンであり、いずれも来場者の立ち寄り率を大幅に下げる原因になります。

情報を詰め込みすぎて通路から何のブースかわからない

限られたスペースに製品・パネル・モニター・パンフレットラック・のぼりをすべて配置しようとすると、通路から見たときに情報が多すぎて何のブースかわかりません。来場者は数秒で判断を下すため、瞬時に伝わらないブースは素通りされます。

対策として、通路側に掲示する情報は「キャッチコピー1つ」「メインビジュアル1点」に絞りましょう。製品の詳細情報やスペック表は、ブース内部に入ってから見られる位置に配置すれば十分です。「何のブースか一言で伝わるか」を通路側から確認するテストを、設営完了後に必ず実施してください。

入口を塞いで来場者の心理的バリアを上げてしまう

受付カウンターを間口いっぱいに設置する、入口に大型什器を置く、通路との境界にロープやパーテーションを設けるなど、入口を物理的に塞ぐレイアウトは来場者の心理的バリアを上げてしまいます。

来場者が「自由に入れる・自由に出られる」と感じられるオープンな入口を確保することが大切です。受付が必要な場合は間口の端に寄せ、来場者が受付を通らずにブース内を見て回れるスペースを残しましょう。

スタッフが入口に立ちはだかり来場者を遠ざけてしまう

レイアウトそのものは良くても、スタッフが入口付近に固まって立っていると来場者はブースに入りづらくなります。特に腕を組んで通路に向かって立つ姿勢や、来場者を見つけるたびに一斉に声をかける対応は、来場者を遠ざける典型的な行動です。

スタッフの立ち位置はレイアウト図に明記し、事前のブリーフィングで共有しておきましょう。通路側のスタッフは間口の両端に1名ずつ配置し、来場者がブース内に入ってから自然に声をかけるルールにすると、心理的バリアを下げながら効果的な接客が可能です。

展示会後のリードデータ活用を見据えたレイアウト設計

展示会ブースのレイアウトは「当日の集客」だけでなく、展示会後のリード活用までを見据えて設計する必要があります。ブース内でどのような順序で来場者と接触し、どのタイミングでデータを取得するかをレイアウトに反映しておくことで、展示会後のフォローアップの質と速度が大幅に向上します。

受付→体験→商談の導線でリードデータの質を高める

リードデータの質を高めるには、ブース内の導線を「受付(名刺取得)→体験・デモ(関心度の可視化)→商談(課題ヒアリング)」の3ステップで設計することが効果的です。各ステップで取得する情報を事前に決めておけば、展示会後のフォローアップで「この来場者はどのデモに興味を持ち、どんな課題を話していたか」を正確に把握できます。

この3ステップ導線をレイアウトに落とし込む際は、各ステップの間に物理的な仕切りを設けすぎないことが大切です。来場者が「受付→体験→商談」の流れを強制されていると感じると離脱率が上がります。自然に次のステップへ移行できるゆるやかなゾーニングを心がけましょう。

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名刺のリアルタイムデジタル化でフォローまでの時間を短縮する

展示会で獲得した名刺を社内に持ち帰ってからデータ化する従来の方法では、フォローアップまでに数日〜1週間のタイムラグが生まれます。来場者の記憶が鮮明なうちに接触するには、展示会場でのリアルタイムなデータ化が不可欠です。

イベントマーケティングプラットフォーム「EventHub」のLead Scan機能を活用すると、スマートフォンのカメラで名刺をスキャンするだけで即時にデータ化できます。その場で会話内容やアンケート回答を紐づけることも可能です。さらに、獲得したリードデータをSalesforceやHubSpotなどのCRM/MAツールにリアルタイムで連携できるため、展示会の翌営業日にはセグメントに応じたフォローメールを配信するなど、スピード感のあるアプローチが実現します。

実際にREHATCH社では、EventHub Lead Scanを活用して展示会で600件のリードを獲得し、そのうち20件近くの商談を創出しています。リアルタイムのデータ連携により、会期中からフォローアップの優先順位を判断できた点が成果につながりました。

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レイアウト設計の段階で「名刺スキャンはどのゾーンで行うか」「アンケートはタブレットかQRコードか」を決めておき、スタッフのオペレーションとセットで設計しておくことが、展示会の成果を最大化するポイントです。

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まとめ:展示会ブースレイアウトで成果を最大化するために

展示会ブースのレイアウトは、来場者の立ち寄り率・商談数・リード獲得数を左右する設計の根幹です。本記事では、設計の前提条件から目的別・小間数別のパターン、集客の工夫、NG例、そして展示会後のデータ活用までを体系的に整理しました。

本記事のポイント

  • レイアウト設計の前に「会場動線」「開放面の数」「出展目的」の3条件を必ず確認する
  • 出展目的に合わせて「商品展示型」「商談型」「体験・デモ型」「セミナー型」の4パターンから選択する
  • 小間数に応じた設計思想を持つ(1小間は引き算、4小間以上は回遊動線)
  • 間口の70%以上を開放し、来場者が心理的抵抗なく入れるオープンな設計にする
  • スタッフの立ち位置もレイアウト図に明記し、間口の両端に配置する
  • 名刺スキャン・アンケート回答のポイントを動線設計の段階で組み込み、リードデータの質を高める
  • 名刺のリアルタイムデジタル化で展示会翌日からのフォローアップを可能にする

まずは本記事の設計パターンをベースに自社のレイアウト案を作成し、社内レビューを経て施工業者と共有してみてください。来場者の行動を想像しながら設計することで、次回の展示会で確かな成果につながるはずです。

よくあるご質問

質問:展示会ブースのレイアウトは何ヶ月前から設計すべきですか?

回答:展示会の3〜4ヶ月前に設計を開始するのが理想です。会場の図面入手やブース位置の確定が出展申込み後になるため、図面が届いたらすぐにレイアウト設計に着手しましょう。施工業者への依頼は通常2ヶ月前が締め切りとなるため、社内レビュー期間も含めて余裕を持ったスケジュールが必要です。

質問:1小間のブースでも商談スペースは設けるべきですか?

回答:1小間(3m×3m)の場合、独立した商談スペースを設けるのは現実的ではありません。スタンディングで短時間のヒアリングと名刺交換を行い、後日のオンライン商談や訪問商談につなげる運用が効果的です。商談が必要な場合は、共用の商談ラウンジが会場内にあるかを事前に確認しておくとよいでしょう。

質問:レイアウトの良し悪しを事前にチェックする方法はありますか?

回答:設営完了後に、実際に通路側からブースを見て「3秒で何のブースかわかるか」「入口に心理的バリアがないか」「奥へ進みたくなる動線があるか」の3点をチェックしてください。可能であれば自社メンバー以外の第三者に歩いてもらい、率直なフィードバックを受けるのも有効です。

こちらの記事の監修・執筆者

株式会社EventHub
マーケティングマネージャー 
鈴木 優一
2010年上智大学大学院卒業。新卒でITベンチャー企業に就職。その後エン・ジャパンのwebサービス企画部門への転職を経て、タレントマネジメントシステムを提供するカオナビに社員番号5番で1人目のマーケターとしてジョイン、BtoBマーケティング組織の立ち上げに携わる。FinTechスタートアップのOLTAを経て、2022年5月にマーケティングマネージャーとしてEventHubに参画。

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