オンライン転職フェアはEventHubの交流機能で4,300件もの交流を創出
交流数の増加に応じて面談成立数も右肩上がりに
主催社: 株式会社キャリアデザインセンター
イベントタイプ: 就活・転職フェア
開催形式: オンライン 業界: 人材・教育
開催形式 オンライン
業界 人材・教育
「オンライン転職フェア」検討時に重視したこと
- 1対1の面談や個別メッセージの送信が可能かどうか
- 面談成約数を上げるためのオンライン上の仕組みはあるか
「EventHub」の効果
- 他社にはない1対1の面談や個別メール送信機能によりオンラインでも転職フェアが開催できた
- 機能が分かりやすく参加者からの問い合わせは各開催で数件程度
- 事前交流機能で4,300件もの交流が実現し面談成立数のアップに繋がった
事業内容
中途・新卒採用の支援や複数のメディア運用、オンライン・オフライン転職フェアの開催を行い日本の人材市場の活性化を目指す
ーまずは御社の事業内容をお教えください
転職フェアの会場風景
株式会社キャリアデザインセンターは、「いい仕事・いい人生 〜転職で、日本を元気にする〜」を掲げ、中途採用(正社員・派遣社員)・新卒採用などを支援している人材サービス会社です。1993年の創業当初は情報誌から事業をスタートしましたが、現在では転職サイト『type』『女の転職type』の運営をはじめとし、人材紹介事業・IT派遣事業・新卒採用支援事業、そして転職フェアの開催と採用に関わる幅広い事業を展開しています。
今回は、中途採用領域でオンライン・オフライン共に多くのイベントを手掛けるフェア推進部の薄知弥様に、コロナ前後のイベント開催の変化やイベント成功のポイント・EventHubを使って得られた効果などを伺いました。
ー薄様が所属するフェア推進部について詳しくお聞かせください
女性向けフェア・セミナーの様子
私が所属しているフェア推進部は、中途採用領域の転職イベントを手掛けています。オフラインの転職イベントではエンジニア向け・女性向けなど計8本、EventHubを利用したオンラインイベントではITエンジニア向けを4本、そして昨年から大阪で女性向けオフラインイベントを1本の合計13本の転職イベントを開催しています。
「オンライン転職フェア」の開催について
ーオンライン転職フェアを開催する背景について教えてください
オンラインのエンジニア向け転職フェア
オンライン転職フェアを開催したのは、コロナによる外出・対面規制によりオフライン開催ができなくなったことがきっかけでしたが、コロナが終息した現在も企業様や求職者様からのニーズは高いため、年間4回開催しています。
オンラインフェアのニーズが高い理由は、企業様・求職者様共に自宅から参加できる手軽さと経歴や募集要項をお互いに確認した上で面談の約束を決めることができる効率の良さがあげられます。また、企業様の事前準備が少ないことも選ばれる理由の一つだと思います。オフラインの場合は、当日会場で使用する装飾品・配布物の事前準備や何人もの休日出勤など物理的な工数がかかりますが、オンラインの場合はかなり削減されます。
工数の少なさや遠方からも参加可能なことなどからオンライン開催のご希望もあるため、オフライン開催も多くなった今後も引き続きオンライン開催も継続していきます。
EventHub導入の理由と良かった機能
コロナ期にオンラインを検討した際、1対1での面談やメッセージ送信・マッチングまで可能だったのはEventHubのみ
ーEventHubを導入した理由を教えてください
2020年頃、コロナでオフライン開催ができなくなった時期にオンラインイベントができるツールを手当たり次第に調べて、10社近くにアプローチをしました。その中で、我々がどうしても必要だった1対1で面談ができる・メッセージも送り合える・そしてマッチングまでできるという機能があったのはEventHubだけでした。
中途採用向けの転職イベントにおいて個別面談は必須の機能でした。複数名を対象としたウェビナー機能があるツールは数多くありましたが、それでは我々が目指す転職フェアの実現は難しかったこともあり結果的に、EventHub一択でした。
ーEventHubで良かった点は他にありますか?
企業様と参加者が双方向に面談オファーを送信でき面談成立~Web面談実施までをワンストップで行えるので満足しています。もう一つ非常にありがたいのが、田母神さんを始めとしたEventHubのサポートです。困った時にすぐに助けてもらえますし、土曜日も対応して頂けるので安心して当日に臨めます。
初見の人でも感覚的に分かるUIで、利用者が簡単にwebミーティングまで辿り着けているため問い合わせもさほど多くありません。これはイベント開催において重要なポイントです。出展企業様から色々要望を頂きますが、これも田母神さんを通じて改善できているところもあり満足しています。
EventHub導入による効果
企業・求職者両方への働きかけにより交流数が4,300件にも上りKPIである面談成立数も増加
ー4,300件以上もの交流を生み出している理由や工夫などを教えてください
転職フェアである以上企業様と求職者様をしっかり繋げないと意味がないので、面談成立を生み出すための工夫を開催前に行っています。
一番大切なのは企業様に対する働きかけです。企業様も求職者様も双方でオファーが送れるとはいえ、求職者様からのアクションは心理的にもハードルが高いので、企業様にいかに動いてもらえるかが成功のポイントだと考えています。初参加の企業様を中心に開催前にEventHub使用方法や効果を出すコツをお伝えする場を設けたり、ノウハウをまとめた資料を展開したりと、面談成立が増えるよう積極的なサポートを行っています。
求職者様に対しては、「面談オファーが届いていませんか?」「企業からのメッセージには気軽に返信しましょう」「この例文を参考にお使いください」など、アクションを起こすための働きかけをしていきます。このように、両者への働きかけにより、4,300件以上もの交流に結びついているのだと思います。
ーフェアのKPIはどこに置いていますか?
フェアの参加者数と1社あたりの面談成立数を重視しています。事前に部署内やプロダクト関係者で情報を共有し、どれくらいの面談成立数であれば企業様に満足頂けるかという目標を個々に設定します。その上で、『この面談成立数を達成するにはどのくらいの参加者数が必要か』と逆算して参加者数の目標も決定していきます。
交流数の増加に応じて面談成約数も右肩上がりに増え、フェアの成果は上がっています。
今後の展望
ー今後の展望について教えてください
コロナ以降EventHubを導入し、5年近く安定して運営できていていますので、今後も企業様と求職者様にご満足いただけるよう続けていきたいと思っています。また、EventHubに機能の追加などもお願いしていますので、そこが実現しましたら、より一層満足度の高いフェアが開催できると思いますので、引き続きどうそよろしくお願いいたします。
取材協力
株式会社キャリアデザインセンター
フェア推進部 フェア推進課 課長 薄 知弥 様
2015年に株式会社キャリアデザインセンターに入社。
法人営業を経て、現在は中途領域の転職イベントを運営する部署にて集客をメインに担当。
