カンファレンス後にインサイドセールスへ最適なリード提供が可能!
マーケティング目線で設計されたデータ管理・分析機能が充実
主催社: 株式会社Leaner Technologies
イベントタイプ: カンファレンス
開催形式: オンライン 業界: SaaS・ソフトウェア
開催形式 オンライン
業界 SaaS・ソフトウェア
「カンファレンス」検討時に重視したこと
- 登壇者が増えてセッション数も増加したためマルチトラックでの運用に変更したい
- ITリテラシーが高くはない参加者でも簡単に使える機能はあるか
- 開催後のアプローチをスムーズにするため、視聴データを希望通りに抽出できるか
「EventHub」の効果
- マーケティング目線で設計された詳細な分析機能によりデータの管理やインサイドセールス(IS)のアプローチ先の優先順位が分かりやすくなった
- HubSpot連携によりインサイドセールス(IS)との連携や既存顧客・ハウスリード・新規リードなど申し込み状況をリアルタイムに分析が可能に
- CSの手厚いサポートによりトラブルも最小限に抑えられ安心して運営ができた
リーナーは調達部門のDX化を実現するための調達DXクラウドサービスを開発・提供しています。まだまだ効率化が進んでいない調達部門全体のDX化を推し進めるには、業界の垣根を超えてノウハウを共有し横の繋がりを作ることが大切だと感じ2024年10月には『調達DXカンファレンス2024』を開催しました。調達業界の改革に取り組む理由や目指す未来など、代表取締役CEOの大平裕介様とPRの林田紗季様に伺いました。
事業内容
調達部門向けの調達DXクラウドサービスを提供し2023年から2024年にかけて導入企業様は5倍に急成長
ーまずは御社の事業内容をお教えください
会社のエントランス
弊社は調達部門向けの調達DXクラウドサービスを提供しており、見積もりの管理システムでは日本で一番使われております。具体的にいうと、例えば自動車メーカーの部品・ホテルの備品や食材、企業で利用するシステムなど、企業のありとあらゆる買い物にご利用いただいています。2023年から2024年で導入企業様は5倍、組織も2023年は40人ほどでしたが2024年には100人規模になるなど、急成長を続けています。
ー調達部門の効率化を目指す理由と課題を教えてください
私たちが調達領域のサービスを始めた理由は、調達部は「企業の買い物を管理する」というとても重要な部門であるにも関わらず、全く効率化が進んでいないことに課題を感じたからです。調達・購買業務はコロナや地震・戦争といった社会的な問題の影響を大きく受ける領域ですが、人手も足りていないこともあり改善が難しいという課題があります。しかしデジタル化は進んでおらず、依然としてアナログな業務が主流となっているのが現状です。
しかし、「調達」は各企業で長年の独自のやり方が存在していて、複雑な工程や属人化している部分も大きく、取扱商品に関する知識が必要であるなど、専門性の高い業務です。
このような背景から、システム化やDX化への取り組みが難しい領域が調達領域です。しかし、「誰かが改善しなくてはならないなら私たちがやろう」と立ち上がって今に至ります。
このような背景から改善に取り組み始め、あらためて様々な困難を感じています。なぜなら「調達」は各企業で長年の独自のやり方が存在していて、複雑な工程や属人化している部分も大きいからです。また取り扱い製品には専門性が求められる上に多岐に渡っているため、SaaSというソリューションで課題を解決することが難しいのです。専門知識が必要で属人性が高い部分と、事務的なことやオフライン作業のルーティンな両極端の作業が共存しているのが調達部門なのです。
現在のマーケティング活動や課題など
調達部と深く接している会社であるからこそナレッジを共有する場をつくり、改革を推し進めるために自社カンファレンスを企画
ー「調達DXカンファレンス」を開催した背景を教えてください
EventHubで配信された調達DXカンファレンス2024秋
私たちは日々、日本中の会社の調達部の方にお会いしてニーズや課題を伺っています。その中で、調達部の方々は業界や会社が違えど、業務を「電子化したい」「効率化したい」など、同じ課題を抱えていることに気がつきました。しかし調達部はカンファレンスや交流イベントなどが盛んな業種とはいえず、横の繋がりを持つ機会がほとんどないというのが現状です。
このような背景もあり、営業活動を通して調達部の方とお会いする中で「リーナーさんは日本中の調達部と一番接しているから良いやり方を共有する場を作って欲しい」「他社のやり方を学ぶことで、調達業界が活性化しどんどん伸びていくと思う」というお声を頂くことが多々ありました。これが自社イベント開催のきっかけです。初開催当初も今も、カンファレンスを通して、日本中の調達・購買部門の方DXという新たな挑戦に向けて走り始めることができる。そんな雰囲気を作り、盛り上げていきたいという思いで、自社カンファレンスを開催しています。
とはいえ、調達・購買業務は企業の製品や売り上げを動かす重要な業務です。横の繋がりを作って業界全体でより良い方法を共有すると言っても、全ての情報を公開した方が良いとは思いません。専門性や属人性が高いところはオープンにすることはなく、業務が抱える課題や、社会情勢の変化への対応、進めるべきデジタル化、DX化など全ての調達部が課題と感じていることに焦点をあてナレッジを共有し、業界全体で前に進んでいければと思い、カンファレンスを企画し、開催実施に踏み切りました。
EventHub導入の理由と良かった機能
EventHub導入の決め手は参加者が操作に迷わないUI設計とマーケティング目線の分析機能
ーEventHubを導入した理由を教えてください
開催当初、オンライン会議ツールを利用して開催していましたが、開催を重ねていく中で登壇者、参加者が増え、また参加者からの要望もあり、コンテンツを増やしたいとなったタイミングでマルチトラックを利用した開催を実施する必要が出てきました。
そこで、参加する方にとって難しい操作や動線に迷うなどといった負担がかからない方法、これを実現できるツールを探している中でEventHubに出会いました。
まず、シンプルなUIにより、参加者が事前登録や視聴するときの操作が簡単で見やすいこと、そして、開催者側の視点として視聴分析機能が充実している点がとても良かったことが決め手になりました。
特に機能として良かったのはセッションごとに分析できる視聴情報分析機能です。セッションごとにどのような部署や役職の方が、どれぐらいの人数、何分間視聴したかがわかります。この分析ができることで、次回開催の企画改善に活かすことができます。
また、弊社が利用しているCMSとの連携ができるので、どのようなお客様がどのような経緯で参加されているのか、など開催前の状況把握できます。また、既存のお客様にお申し込みいただけたということもリアルタイムにわかるので、打ち合わせ時にはお礼をお伝えすることができるなど細やかな対応ができるようにもなりました。
ー他社様のツールと比較して、EventHubの良かった点や機能はありますか?
最初は導入に関する手続きや設定など、もう少し苦戦すると思っていましたが、UIや使い勝手の良さでとてもスムーズに進みました。開催前は「参加者からの問い合わせが増えるのでは?」という不安もありましたが、カンファレンスには約1,600人以上が参加していたものの問い合わせは数件にとどまり、「映像が届いていないのでは?」と心配になるほどでした。
EventHubは管理機能や様々な導線が視聴者だけでなくマーケティング目線でも設計されているため、リード別の分析や管理が容易でとても助かりました。必要な情報のみ抽出できるので手動でデータを加工する手間が大きく削減できました。
最適なイベント運営から提案・トラブル対応まで全て伴走してくれたCSの手厚すぎるサポートが一番の魅力
ー弊社担当者やサポート体制の支援など、サービス面での良かった点を教えてください
EventHub利用の中で一番ありがたかったのは、想像以上に手厚かったCS上西さんによるサポートです。設定や運用に関する不明点に対しての対応だけでなく、弊社の状況を踏まえながら、最適なイベント運営の提案と実際に作業までサポート頂きました。全ての動画を確認していただいたり、弊社が設定している規約(参加の利用規約)の内容まで確認いただいていたことを知ったときは、その細やかさに驚きました。
また当日に気づいた動画設定の小さなトラブルにもすぐに対応して頂き、トラブルを最小限に抑えることができました。このように最初から最後まで、弊社のカンファレンスチームの1人のような感覚で伴走をして頂けたことにとても感謝しています。
あらためて、特に弊社のようなリソースが潤沢であるとはいえないチームではイベントマーケティングのプロにご協力をいただき、視聴者やスポンサー、登壇者に安心してご参加いただける体制を作り、運営することが重要だと感じました。
調達DXカンファレンス2024 秋の成果
あらゆる業界の調達部の効率化を目指して最先端の取り組みを紹介
ー調達DXカンファレンスの内容や工夫した点について教えてください
EventHubで配信された調達DXカンファレンス2024秋のセッションの様子
調達DXカンファレンスには「調達部全体が抱える課題はみんなで共有して解決していこう」という思いを共有してくださる方々30人ほどに登壇のご協力をしていただきました。
調達部は横の繋がりが希薄だからこそ、まず『他社がどのようにやっているか』『どんな効率的なやり方があるか』を伝えることが重要でした。そのため、最先端のDX取り組み事例の紹介や、業界を牽引する有識者の方に登壇いただき、「調達」を主軸にしたあらゆるテーマのセッションを企画しました。
また参加者からアーカイブ配信の要望を多く頂いたため、日程を2回に分けて多くの方に参加いただけるように設定しました。一定期間での配信ではなく指定日配信にした理由は、問い合わせが分散してしまうと対応が難しくなるためです。そのため、配信日にはしっかりとフォローができる体制をつくった上で配信に臨みました。
目標を超え過去最多となる1,600名以上からの申し込みを達成
ーKPIと達成率について教えてください
3回目の開催となった2024年秋のカンファレンスでは、過去最多となる1,600名を超える方からのお申し込みをいただきました。また、セッション数を増やし、初のマルチトラックでの配信の実施となりましたが、参加者・登壇者・スポンサー企業様に大きなストレスなくご参加、視聴いただけました。
今後の展望
現在サービスを利用してくださっているお客様の期待に応えるべく引き続きプロダクトの進化を追求していく
ー今後の展望について教えてください
まだまだプロダクトの進化の余地はあると考えているので、「どんどん前に進んでいこう!」と思っています。若い企業である弊社のサービスをご利用いただいているのは、私たちの成長や業界を変えていくことへの期待もあると思うので、今後もその期待に応えて成長し続けます。2025年もカンファレンスの開催や機能開発などを進め、調達の改革に取り組んでいきます。
取材協力
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株式会社Leaner Technologies 代表取締役CEO 大平 裕介 様 |
慶應義塾大学卒業後、2016年に新卒でA.T. カーニーに入社。主にコスト改革、事業戦略策定などに従事し、2018年に当時最速でアソシエイトに就任。コンサルタント時代の経験から、企業が非連続的な成長を遂げるためにはテクノロジーの力で企業のコスト管理機能を抜本的に変革する必要があると感じ、起業を決意。2019年2月、株式会社Leaner Technologiesを創業。 |
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株式会社Leaner Technologies PR/広報 林田 紗季 様 |
新卒で広告営業を経験した後、ライターおよびメディア運営を行う。その後、IT系のスタートアップにおいて、セールス、マーケティング、広報などに従事。2024年3月、リーナーに入社し、PR業務を担当。 |
