カンファレンスの開催事例10選!成功へ導くポイントは?

イベント開催形式が多様化したことにより、さまざま方法、業界で多くのカンファレンスが開催されています。カンファレンスでは開催規模が大きくなる傾向にあるので、企画の段階からしっかりと詰めていく必要があるでしょう。本稿では、近年開催されたカンファレンスの開催事例を形式ごとに紹介し、それぞれの特徴や成功へ導くポイントを解説します。

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オンラインカンファレンスの事例

オンラインカンファレンスが普及し、運営・準備の工数を大幅に削減できるようになりました。一方でリアル開催のような臨場感の創出や、コンテンツとしてのクオリティ向上が課題に挙げられます。各事例ではどのような取り組みがなされたのでしょうか?

事例① TechCrunch Tokyo 2021

TechCrunchでは設立3年未満のスタートアップ企業が覇権を争う「スタートアップバトル」、シリコンバレーの今を学べるキーノートなどを通してイノベーションのトレンドに迫ります。新型コロナウイルス流行を受け、2020年はピッチバトルのみ単独開催となりましたが、2021年ではスピーカーセッションも加えたラインナップで開催されています。さらに本年はメインステージ(動画配信)、ネットワーキングツール、サブステージ(バーチャル会場)を使い分け、オンラインでも交流が盛んに行われました。

〈ポイント〉

  • スタートアップ・イノベーションの最先端が学べる
  • スタートアップがピッチを繰り広げる、ピッチイベント形式
  • 動画配信、ネットワーキングツール、バーチャル会場の3つを用意

事例② Climbers2021

  • 主催社:Eight(Sansan株式会社)・株式会社テレビ東京 ・GOETHE(株式会社幻冬舎)
  • カテゴリ:ビジネス
  • 参加人数:約30,000人
  • イベントページ:https://2021online.climbers-evt.com/

Climbersでは先行き不透明な未来に向き合うビジネスパーソンに対し、困難に立ち向かう活力となるコンテンツとして、各業界の著名人や起業家が一堂に会します。登壇者がビジネス成功のカギや自身のマインドを届けることを目的とし、2021年秋には3万人を超える人が参加しました。

大規模カンファレンスでも動画の視聴中にリアクションを送ることができたり、オンライン名刺交換を行うことで、リアル開催に劣らぬ価値を届けています。

〈ポイント〉

  • 例年1万を超える大規模カンファレンス
  • 著名人、起業家など豪華ゲストが多数登壇し、ビジネスにおける成功体験やマインドを題材としたセッション
  • 視聴中のリアクション、オンライン名刺交換で臨場感創出

事例③ FUTURE OF EVENTS 2021

FUTURE OF EVENTSはEventHubが主催したオンラインカンファレンスです。「リアル」と「オンライン」の違いや可能性はどのような変容を遂げていくのか?そして、ビジネスにおける顧客接点のカタチ、セミナー・イベントは今後どう進化していくのか?本カンファレンスを通してポストコロナの未来について議論しました。

動画配信においては、mmhmmのフィル氏のセッションは録画配信、その他のセッションはライブ配信、またイベント終了後はアーカイブ配信も実施するなど、1つのカンファレンスに集約しながら、多彩なコンテンツを届けました。また準備工数はわずか1ヶ月半までに抑えることができ、スリムな運営を実現しています。

  • EventHubを活用したカンファレンス
  • ハイブリッドのトレンドやイベントマーケまで幅広いテーマ
  • 1000人規模でも準備期間はおよそ1ヶ月半

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事例④ Rakuten OPTIMISM2021

Rakuten OPTIMISM2021ではITや金融、など様々な業界出身のリーダーが集結し、デジタルの可能性を探りました。当日の参加者は約9万人にものぼり、総視聴回数は25万回再生以上に。国内の中でも最大級のカンファレンスとなっています。

〈ポイント〉

  • 全25セッションで50人以上の登壇者が集結
  • 参加者数は9万人を超え、総視聴回数は25万回再生以上

ハイブリッドカンファレンスの事例

オンライン開催には多大なるメリットがある一方で、主催側としてはリアル開催の価値を届けたいという声が挙がるのも少なくありません。そのような中、オンライン開催とリアル開催の両方の要素を取り入れた、ハイブリッド開催の事例が増えています。

事例⑤ WestShip

株式会社ニューズピックスは「西から日本を牽引する時代がやってくる」と捉え、2019年から「WestShip」を開催していましたが、2020年は新型コロナの流行によりハイブリッド開催になりました。リアル会場は大阪ですが、オンライン会場を設けたことで遠方からの参加も可能に。例年通りストレスなく講演を聴講でき、イベントがより立体的になりました。

〈ポイント〉

  • ハイブリッド開催により遠方からでも参加が可能に
  • リアル、オンラインともにストレスフリーで参加者体験を向上

 

リアル・オンラインのハイブリッド開催!コロナ禍で見つけた新しいイベントのカタ...
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事例⑥ adtech tokyo 2021

  • 主催社:コムエクスポジアム・ジャパン株式会社
  • カテゴリ:マーケティング
  • 参加人数:約10,000人
  • イベントページ:https://adtech-tokyo.com/ja/

adtech tokyo 2021はアジア最大級のマーケティングの国際カンファレンスです。著しいトレンドの変化やイノベーションの普及を受け、マーケターはどのようなアクションが求められていくのか?を6つのキーノートと62個のセッションを通して学びます。

リアル会場にはセッションステージ以外にも展示スペースが設置され、オンラインでは感じられない現場ならではの雰囲気を届けることに成功しています。

〈ポイント〉

  • アジア最大級のマーケティングの国際カンファレンス
  • 多数のセッションに加え、リアル会場では展示スペースを設置

事例⑦:FINTECH JAPAN 2021

Fintech(金融・テクノロジー)の未来を進むべき方向性を模索することを目的としたFINTECH JAPAN 2021は業界最大級のグローバルカンファレンスです。白熱したピッチイベントに加え、オンライン上では業界を超えた交流が生まれるなど、ハイブリッド開催の特徴を最大限に活かしたイベントとなっています。

〈ポイント〉

  • ハイブリッド開催で業界を超えた交流が生まれる
  • 国内外のFintechプレイヤーが交流するグローバルカンファレンス
  • オンラインMTGや名刺交換でカジュアルな出会いを実現

▼2020年のオンライン開催の様子はこちら

オンラインで国境を超えて交流!イベントの双方向性を高める運営の工夫
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事例⑧ Healthtech/SUM

  • 主催社:日本経済新聞社、メドピア株式会社
  • カテゴリ:医療・テクノロジー
  • イベントページ:https://www.healthtechsum.jp/

Healthtech/SUMは、医療・ヘルスケア分野における最新技術とそれを活用した先進事例を紹介するグローバルカンファレンスです。本カンファレンスは2年連続でハイブリッド開催され、リアル会場は有料、オンライン視聴は無料という区分けになっています。出展社の資料や紹介動画がオンライン上で展示されており、国内外におけるヘルステックの知見が集約されたイベントになりました。

〈ポイント〉

  • 「国内最大規模の医療カンファレンス
  • ハイブリッド開催で国内外から参加可能
  • リアル会場は有料、オンライン視聴は無料

リアル開催のカンファレンスの事例

コロナの感染状況次第によっては、完全リアル開催といったパターンも増えていくでしょう。リアル開催が難しい中で、開催に至ることができた事例を紹介します。

事例⑨ Cybozu Days 2021

Cybozu Days2021はセッションや展示ブースを通じて自社製品の紹介やITトレンド、これからの働き方をテーマにしたカンファレンスです。本イベントは感染症対策が徹底された中、完全リアル開催で実施に至りました。オンライン参加はできませんが、イベント終了後に一部のセッションがレポートや動画として掲載されています。

〈ポイント〉

  • リアル開催オンリーのカンファレンス
  • イベント開催後にレポートや資料・動画を公開

事例⑩ IVS2021 NASU

国内最大級のスタートアップカンファレンスIVS2021は那須高原でリアル開催されました。参加者は500人以上にのぼりましたが、現地の徹底した感染対策に加え、ワクチン接種の有無、抗原検査の陰性の確認など細心の注意を払った上で開催に至っています。

リアル開催ならでは体験として、ワークショップが行われたり、また自然に囲まれてアクティビティを行う朝活など、開催地の環境を活かすなど例年とは一味違ったコンテンツが提供されました。その他にも、積極的なSNS投稿やプレイベント(オンライン)が開催され、参加者体験を向上しています。

〈ポイント〉

  • ワークショップや交流の活性化によりリアル開催の良さを体現
  • 那須リゾートエリアを利用したカンファレンス
  • SNSやプレイベントを積極的に活用

まとめ

カンファレンスは年に1〜2回の開催が主流になっているように、開催規模が大きくなる分、念入りな準備を要します。上記のような成功した事例を参考にしながら、企画・運営に取り組みましょう。

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