イベントの集金方法は?オンライン決済できるイベント管理サービス4選も
有料イベントを開催する時、参加費の集金方法に困ったことがあるイベント担当者の方も多いのではないでしょうか?便利なイベントの集金方法は?イベント管理ツールで集金できる?イベントにまつわるオンライン決済の方法について解説します。
ガイドブック
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オンライン決済とは?インターネット決済とも
そもそもオンライン決済とは、インターネット上で決済ができる方法をまとめて呼んだもので、インターネット決済・ネット決済・web決済などとも言われます。例えばECサイトで買い物をする場合、決済画面にクレジットカード情報を入力して決済を行う方法があります。これが「オンライン決済」と呼ばれる方法です。
実店舗での買い物にクレジットカードを使うこともありますが、この場合は端末機にカードを差し込んで暗証番号を入力する(あるいはサインする)ことで決済できます。これはオンライン決済とは反対の「オフライン決済」と呼ばれる方法です。
オンライン決済を導入すると、店舗に足を運んで会計しなくてもお金がやりとりできるようになります。オンライン決済は、主にインターネットショッピングへの導入が広がっていますが、その他にもイベントのチケット販売や宿泊施設の事前決済にも使えます。
オンライン決済の代表例
- クレジット/デビットカード決済
- コンビニ決済
- QRコード決済
- キャリア決済
- ID決済
- 電子マネー決済
インターネットでサービスを購入したことがある15歳以上の人の決済方法について、総務省が行った「通信利用動向調査」で確認できます。これによると、2017年時点でクレジットカード決済を利用する人は全体の6割以上、コンビニ決済を利用する人は全体の3割以上と、オンライン決済を利用する人の多くがクレジットカードでの決済を使っていることがわかります。
出典:総務省『通信利用動向調査』
オフライン決済の代表例
- 現金払い
- クレジットカード/デビットカード決済
- 交通系ICカード決済
- ポイントカードでの決済
イベントの集金方法にはネット決済が便利!集金アプリも
ここまで、オンライン決済のメリットや種類について見てきました。ここからは、イベント開催時に使えるオンライン決済の方法について考えていきます。
イベント管理ツールを使う
イベント管理システムとは、セミナーなど自社開催のイベントを実施する時に使えるシステムです。イベント開催の準備、開催後のデータベース維持・管理など、イベントにまつわる情報を管理することに特化したツールです。イベントチケットの販売や参加者情報の管理に特化したツールもあり、これを使うことでイベント参加費の集金が簡単に行えます。
情報をツールで一元管理することで、作業を効率化できるだけでなくセキュリティ面での安全を担保できます。イベントの成果(視聴ログやリード情報、資料ダウンロード数)を数値化することもできるので、データに基づいたPDCAを回してイベントを改善していくことができます。
集金アプリを使う
オンライン集金アプリを使って参加費を集金する方法もあります。例えば、集金系キャッシュレス決済サービスのWorksPay(ワークスペイ)。
個人だけでなく法人での利用にも対応しており、導入コストがかからないことが特徴です。イベントだけでなく、オンラインサロンやワークショップなど、幅広い用途で活用されています。参加者情報の管理まで行えるイベント管理ツールとは異なり、オンライン集金だけが簡単にできるアプリを探している場合に適しています。利用シーンの詳細はこちら。
イベント管理ツールの選び方は?3つのポイント
イベントを開催する時にオンライン決済を使えるツールについて、イベント運営の効率化に繋がる便利なポイントをご紹介します。
決済手段が豊富
ただ決済ができるだけでなく、その方法が豊富だと参加者にとって便利なツールと言えます。いつも使っている決済方法が選べるとスムーズな参加申し込みに繋がり、参加率を向上させることにも繋がると考えられます。
- クレジットカード(VISA/mastercard/JCB/AMERICAN EXPRESS)
- PayPal
- コンビニ決済
- ATM
特に、これらの決済方法に対応しているイベント管理ツールは多いです。ターゲットやイベントの性質に合わせて、対応している決済手段を調べてから導入を検討するのも有効です。
決済手数料が安価
ツールの導入を検討する際の判断軸の1つに費用があります。ツールによって料金体系は様々で、決済手数料もまたツールによって異なります。チケッティング機能だけでなく、その他の機能にも目を向けて総合的に判断しましょう。
強い集客力がある
そのサービス自体の利用者が多いと、サービス側から発信されるメルマガやウェブサイトでのお知らせによって、集客力を補強することができる場合があります。
決済機能あり!人気のイベント決済システム4選
オンライン決済機能をもつイベント管理システムについて、その例をご紹介します。
EventHub(イベントハブ)
弊社が提供するイベントプラットフォームです。オンライン・リアル・ハイブリッド、どんな開催形式のイベントにも対応しており、これ1つでイベントの運営から開催、アフターフォローまでが可能。累計200社以上の企業で導入されていま
▼オンラインイベントを成功させるには?EventHubの導入事例集を読む
参加登録フォームの作成もでき、有料・無料チケットの販売、視聴プログラムの事前登録、カレンダー登録が可能です。登録期限や登録上限数を設定することもできるので、「早割」「学割」など複数のチケットタイプがあるイベントにも適しています。チケットの返金処理や領収書の自動発行も可能。購入履歴をリアルタイムで確認できるので、販売状況をいつでも把握できます。
Peatix(ピーティックス)
460万人以上の会員を抱えるイベント管理サービスです。Peatix Japan株式会社が運営。
簡単にチケットを販売できる他、参加者管理の効率化や安心のサポート体制で人気を集めています。誰でも簡単にイベントを管理できるツールで、コロナの影響を受けてオンラインイベントの管理に特化した機能もアップデートされています。
イベントの告知ページが簡単に作れるだけでなく、その会員数の多さから集客にも強みを持つのが特徴です。紙の参加者リスト・PCからの閲覧どちらにも対応しており、イベントの規模に合わせた管理方法を使えるので、当日の受付もスムーズになります。
イベントペイ
株式会社メタップスペイメントが提供するイベント管理システムです。イベントへの参加申し込みから決済まで行うことができ、システム内で参加者情報を一元管理できます。
参加者リストを自動で作成できる他、申し込み状況に応じて自動でリマインドメールを配信できます。入金状況を確認できるだけでなくキャンセル料の徴収も。多様な決済方法に対応しています。
申し込みの受付から入金管理まで、準備段階での手間やコストを削減しつつ、事前決済機能で参加率が向上します。
EventRegist(イベントレジスト)
イベントレジスト株式会社が運営するイベントプラットフォームです。
イベントの告知や集客、事前決済、参加者管理などを行うことができます。基本機能の利用は無料、法人イベントに必要なその他の機能をカスタマイズして使えます。個人イベントの主催者から大規模イベントまで、イベントの目的や規模に応じた料金体系を公式サイトから確認できます。
チケット販売手数料は無料チケットの場合は無料、有料チケットでもチケット販売額の8%と、比較的安価なのも特徴です。
まとめ
イベント参加費の徴収方法についてご説明してきました。集金だけを目的とする場合はオンライン集金アプリを用いるのも一案ですし、参加者情報や当日の受付までまとめて管理したい場合はイベント管理ツールを使うことでイベントの準備そのものが効率化します。ターゲットの性質やイベントの規模に合わせて適切なツールを選びましょう。