セミナーアンケートの作り方は?回答率UP・満足度・営業につなげる秘訣を解説
セミナー後のアンケートは、参加者の満足度や関心度を把握し、今後の施策や営業活動に活かす重要な手段です。しかし、アンケートの設計が適切でなかったり、回答率が低かったりすると、得られる情報の質も量も大きく下がってしまいます。本記事では、セミナーアンケートの目的から作り方、回答率を高めるノウハウまでを、具体例とともにご紹介します。


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なぜセミナーでアンケートを実施するのか?
そもそもなぜセミナー開催後に、参加者に対してアンケート回答を依頼するのか、その目的を理解できていますか?明確な目的を把握せずに何となくアンケート回答を集めても、それをどのように活用すればよいか分からないままになってしまいます。セミナーをマーケティング施策として考える際は、下記のポイントを押さえておきましょう。
見込みの顧客の判別
セミナー参加者のなかには、自社サービスに強い関心を持っている人もいれば、まだ情報収集段階の人もいます。アンケートでは、こうした参加者の検討段階や興味関心を見極める質問を設けることで、営業活動におけるフォロー優先順位の判断材料にすることができます。
顧客の課題やニーズを把握する
自由記述式の設問を通して、顧客が抱える課題や導入に対する懸念を把握することができます。サービス改善のヒントや、次回セミナー企画の参考にもつながります。
セミナー開催に対するフィードバック
セミナーそのものの内容や進行に対するフィードバックを集めることで、企画・運営面の改善点が明らかになります。今後のイベント品質向上にも欠かせない視点です。
セミナーのアンケート回答率を上げるには?
セミナーのアンケートで実施しても、参加者になかなか回答してもらえないケースはよくある課題です。アンケートをお願いする際は下記のようなポイントをおさえることで、回答率を上げることができます。
アンケート形式の最適化
参加者がストレスなく回答できるよう、質問数は5〜10問程度に絞りましょう。選択式中心に設計し、回答所要時間(例:3分程度)をあらかじめ伝えておくこともポイントです。
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アンケートの回答依頼をするタイミング
回答依頼のベストタイミングは、セミナー終了直後です。Zoomや配信ツールによっては、終了時にポップアップでアンケートへ誘導する設定も可能です。また、セミナー中に「最後にアンケートがあります」と予告しておくことで、意識づけにもなります。
アンケート回答へのインセンティブ
以上のポイントを踏まえた上で、さらに回答数を確保したい場合は、アンケート回答が参加者にとってインセンティブとなりうるような施策も検討できると良いでしょう。具体的にはアンケート回答者を対象に、セミナーに関する資料や無料相談会など特典とするなどの方法が挙げられます。予算も考慮できる場合は、Amazonギフト券やサービスのディスカウントなども1つの手です。
〈インセンティブの例〉
- セミナーのスライド・資料の送付
- アーカイブ動画の案内
- 無料相談の受付
- Amazonギフト券のプレゼント
セミナーのアンケート内容を決める
アンケートで得たい情報に応じて設問を設計しましょう。以下に代表的な項目を紹介します。
- 満足度評価:「本日のセミナー内容にどの程度満足しましたか?」(5段階)
- 理解度チェック:「内容の理解度はいかがでしたか?」
- 今後の興味関心:「次に興味があるテーマは?」(複数選択可)
- 導入検討状況:「自社でサービスを導入する可能性はありますか?」(Yes/No)
- 自由記述:「ご意見・ご感想があればご記入ください」
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セミナー向けのアンケートツール
Googleフォーム|全ての機能が無料で使える
Googleアカウントさえ持っていれば、誰でも無料でGoogleフォームを作成することができます。アンケートに必要な基本的な機能はおおむね網羅されており、スプレッドシートなど他のGoogleサービスとの連携も簡単なため、コストを最小限にアンケート回収したい際は、Googleフォームを使いましょう。
Typeform|デザイン性を重視したい際におすすめ
Googleフォームは無料で利用することができますが、カスタマイズ性やデザインの自由度が低いというデメリットがあります。Typeformではそのような問題を解消することができます。特にデザインを重視したい場合は、こちらのツールがおすすめです。直感的なUIで回答者はスムーズに回答を進められるため、回答率UPを見込むこともできるでしょう。
EventHub|参加者情報と紐付けが簡単
イベントプラットフォームのEventHubは、イベントに開催に必須な機能が全て揃っており、開催までの一連のフローを効率化することが可能です。アンケート機能も備えており、イベントページにポップアップ表示したり、ピン留めするなど参加者に回答してもらう導線が整っているほか、回答結果は参加者データに紐づくため事後フォローもしやすくなります。
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Zoomウェビナー|事後アンケートの発行も可能
Zoomウェビナーでは投票機能だけでなく、退出時に事後アンケートを表示させることが可能です。Zoomに内製化されたアンケートではGoogleフォームと同様、さまざまな項目形式に対応しており、開催後のフォローも容易になります。Zoomのアンケートではなく、サードパーティのアンケートツールへ誘導させることも可能です。事後アンケートを利用するにはウェビナーライセンスが必要になるためご注意ください。
SurveyMonkey|綿密な分析が可能
SurveyMonkeyでは150種類以上のテンプレート、1600以上の質問項目が用意されており、セミナーの開催趣旨に沿ったアンケートを簡単に作成できます。また回答結果の分析機能も豊富で事後フォローの最適化を促進します。
まとめ
セミナーアンケートは、運営改善とマーケティング成果の最大化に直結する重要なプロセスです。ポイントは「目的を明確にし」「回答しやすく設計し」「タイミングよく依頼する」こと。そして得られたデータをしっかり活用することが成功の鍵となります。
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