【イベントレポート】これからオンラインセミナーに挑戦する方へ ー Webinar Hacks vol.1

コロナの影響が長引く中、オンラインイベントの活用がますます進んでいます。顧客との接点創出が制限される中でイベントは企業が顧客と直接接点をもつ重要な手段となった他、参加者側もイベントを情報収集の手段と捉えて積極的に参加する人が増えています。その中でもオンラインセミナー「ウェビナー」はコロナ禍で開催数が急増したイベント形式の一つです。

しかし未だウェビナーの開催に課題を感じていらっしゃる担当者の方は少なくありません。そこでEventHubはウェビナー運営に関するノウハウをご紹介する「Webinar Hacks」を開催しました。本稿では第1回のテーマ「これからオンラインセミナーに挑戦する方へ – 担当1名、準備6時間からはじめるウェビナー立ち上げ」の内容の一部をご紹介します。

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はじめてのウェビナー開催
ガイドブック
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オンラインイベントのトレンド

近年ではコロナ禍の影響により、あらゆる場面においてオンライン化が著しく進んでいます。企業のマーケティング活動や顧客との接点をはじめとした営業活動も同様にオンライン上の活動へシフトしているでしょう。このようなトレンドの変化により、イベント業界もオンライン開催が主流となりなりました。感染者数の増減によってリアル開催やハイブリッド開催も徐々に増えてきてはいますが、変異株の拡大など先行きが見通せない中でオンライン開催のトレンドは今後も続くと考えられます。

このようにオンライン開催がマストとなっている状況が続いていますが、オンラインは利便性が高くよりたくさんの参加者にリーチしやすいという特徴があるため、コロナが収束した後も、オンラインイベントがなくなることはないでしょう。オンラインとリアル開催にはそれぞれの強みがあるので、開催目的に応じて使い分けがなされていくようになると思われます。

Peatix Japanの調査によると、オンラインイベントを情報収集の手段として積極的に参加する人が多くいることが分かります。場所や時間を選ばず、気軽に参加できるというメリットがあるため、参加者のニーズはトレンドに左右されることはなく、むしろオンラインイベントの活用は必須と言えるでしょう。

ウェビナーの立ち上げ方

このようなトレンドも後押しし、自社セミナーのオンライン化、すなわち自社ウェビナーが普及しました。ウェビナーは単に運営が楽というだけではなく、新規顧客獲得にも大きく貢献し、マーケティングチャネルとしてウェビナーの有用性は広く認知されるようになっています。一方でウェビナー開催の課題もまだまだ少なくありません。ウェビナーの開催ノウハウが社内で蓄積されていないため、企画から開催後のフォローまでのプロセスでボトルネックに感じる点もあるでしょう。

ウェビナーの企画ステップ

ウェビナーを企画する際は下記のステップにしたがって進めましょう。一連のプロセスに沿ってウェビナーの企画に取り掛かることで、その後のイベント設計もスムーズになります。

STEP1:ウェビナーの開催目的を確認

ウェビナーの開催目的によって、ターゲットやコンテンツ内容も大きく異なります。「何となくやってみたい」と片付けるのでなく、「何のために」また「誰のために」セミナーを開催するのか言語化しましょう。セミナーを通して何を実現したいのか、開催後期待したい成果は何かを事前に整理しましょう。

 

STEP2:テーマ決め

セミナーのコンテンツ内容を考えるため、その大枠となるテーマを決めます。参加者が欲しがるような情報を想定しながら、セミナーのテーマとタイトルを確定させましょう。開催直前でタイトルを微調整することも考えられるため、大枠の方向性とセミナーのテーマが決まれば問題ありません。

STEP3~4:ターゲットの解像度を上げる

実際に参加者が抱えている課題や現状困っていることは何か考えることで、ターゲットの解像度が上がり、セミナーでやるべきことが見えてきます。現在の課題と参加者の姿のギャップを埋める情報がウェビナーのコンテンツとなり、これが課題を解消できるコンテンツほど参加者の満足度を向上させることができます。

 

ウェビナーに最適なツールの選び方

企画が進んだら当日はどのようにセミナーを開催するのかを検討します。近年ではウェビナーを開催できるツールが増えているため、ウェビナーの開催形式や参加者体験に沿ったプラットフォームを選定することが大事です。中でもセミナー開催で最も重要なパートとも言える当日のセッションがどのような形で配信されるのかを考える必要があるでしょう。参加者が申し込みの導線からセッション視聴画面まで迷わずにたどり着くことができるような媒体が理想です。また当日のチャットやライブ投票のような機能が参加者のエンゲージメントを高めることができます。

またBtoBのウェビナーはリード獲得やナーチャリングを目的としていることが多いため、当日のエンゲージメントを計測したり、ウェビナーに関連する参加登録情報を効率的に管理できるかどうかも重要なポイントとなります。データの管理工数がかかってしまうとPDCAサイクルを回しづらくなり、開催後の運用やその後の営業活動が難しくなります。そのため、セミナーの視聴ログや活履歴を取得でき、参加者情報と紐づけられるとウェビナーの開催効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

まとめ

ウェビナーはビジネスチャンスを創出させる有効なマーケティング施策です。上記の要点を踏まえ、自社のマーケティング活動を加速させていきましょう。

EventHubではセミナー開催に関する一連のプロセスを一気通貫で管理できます。参加情報を取得し効率的に管理することで、セミナーマーケティングを成功へ導きます。

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