ウェビナーとは?意味とメリット、ビジネス活用法を徹底解説

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「ウェビナーってよく聞くけど、普通のWeb会議と何が違うの?」「自社でも始めるべきか迷っている」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ウェビナー(Webinar)とは、「Web」と「Seminar」を組み合わせた造語で、インターネットを通じて配信するオンラインセミナーのことです。場所を選ばず多くの参加者にリーチできることから、BtoB企業のリード獲得・顧客育成の手段として急速に普及しています。

本記事では、ウェビナーの基本的な意味から、開催するメリット・デメリット、BtoB企業での活用シーン、そしてウェビナー開催成功にむけた準備方法まで徹底解説します。

ウェビナーとは?基本的な意味と定義を解説

ウェビナーとは「Web」と「Seminar」を組み合わせた造語で、インターネットを通じて配信するオンラインセミナーを意味します。主催社側が一方向で情報を発信し、参加者はチャットやQ&Aで双方向にコミュニケーションできる点が特徴です。2020年以降、BtoB企業のマーケティング施策として急速に普及し、現在では多くの企業がリード獲得や顧客育成の手段として活用しています。

ウェビナーの語源と概要

ウェビナー(Webinar)は、「Web」と「Seminar」を掛け合わせた造語です。日本では「ウェブセミナー」「オンラインセミナー」「Webセミナー」とも呼ばれますが、基本的にはすべて同じ意味を指します。

ウェビナーの配信形式は大きく3種類に分けられます。

配信形式 概要 特徴
ライブ配信 リアルタイムで映像・音声を配信 双方向のコミュニケーションが可能、臨場感がある
録画配信
(オンデマンド)
事前に収録した動画を配信 参加者が好きな時間に視聴可能、編集で品質向上
疑似ライブ 録画動画をライブ風に配信 安定した配信品質、リアルタイムでQ&A対応可能

一般的なウェビナーの開催時間は30分〜90分程度が主流です。参加者の集中力を考慮すると、60分以内に収めることが推奨されています。

ウェビナーとオフラインセミナーの違い

ウェビナーと従来の対面セミナー(オフラインセミナー)にも明確な違いがあります。

比較項目 ウェビナー オフラインセミナー
場所の制約 なし(全国・海外から参加可能) 会場への移動が必要
開催コスト 低い(会場費・交通費不要) 高い(会場費・設営費・交通費)
参加のハードル 低い(PCやスマホから気軽に参加) 高い(移動時間・交通費が発生)
参加者との距離感 画面越し(非対面) 直接対話・名刺交換が可能
データ取得 詳細(視聴ログ・離脱率など) 限定的(出欠・アンケート程度)

ウェビナーの大きな強みは、参加者の行動データを詳細に取得できる点です。「誰が・どのくらい視聴したか」「どのタイミングで離脱したか」「Q&Aでどんな質問をしたか」といったデータを収集・分析することで、フォローアップの優先順位付けや次回開催の改善に活かせます。

一方、オフラインセミナーには「直接対面で信頼関係を構築できる」「名刺交換や懇親会で深い交流ができる」といったメリットがあります。近年では、オンラインとオフラインを組み合わせた「ハイブリッド開催」を選択する企業も増えています。

ウェビナーが注目される背景

ウェビナーが急速に普及した背景には、以下のような要因があります。

1. 働き方の変化とオンライン化の加速

2020年以降、リモートワークの普及により、オンラインでのコミュニケーションが一般的になりました。対面での商談やセミナーが難しい環境下で、ウェビナーは顧客との接点を維持・拡大する手段として注目されました。

2. BtoBマーケティングにおけるリード獲得手段としての定着

ウェビナーは、見込み顧客(リード)の獲得に効果的な施策です。参加者は申込み時に会社名・役職・メールアドレスなどの情報を登録するため、マーケティング活動に活用できる質の高いリードを獲得できます。

3. MA(マーケティングオートメーション)ツールとの連携

ウェビナーで取得した参加者データをMA/SFAツール(Salesforce、HubSpot、Marketoなど)と連携することで、フォローメールの自動送信や商談化までの一連のプロセスを効率化できるようになりました。

4. 顧客との継続的なタッチポイント創出

定期的にウェビナーを開催することで、見込み顧客や既存顧客との接点を継続的に維持できます。「月1回のウェビナー開催」といった形で、顧客育成(リードナーチャリング)の施策として活用する企業が増えています。

ウェビナーを開催するメリット・デメリット

ウェビナーの最大のメリットは、場所を選ばず多くの参加者にリーチでき、会場費や移動コストを削減できる点です。また、視聴ログやアンケートから参加者の関心度を可視化できるため、営業活動の優先順位付けにも活用できます。一方、参加者の集中力維持や双方向性の確保といった課題もあります。ここでは、主催社側・参加者側それぞれのメリットとデメリットへの対策を解説します。

主催社側のメリット5つ

ウェビナーを開催する主催社側には、以下のようなメリットがあります。

1. 集客の地理的制約がなくなる

オフラインセミナーでは、会場周辺エリアからの参加者が中心になりがちです。ウェビナーなら全国どこからでも、海外からでも参加可能。これまでリーチできなかった地方の見込み顧客にもアプローチできます。

2. 開催コストを大幅に削減できる

会場費、設営費、交通費、印刷費(配布資料)など、オフラインセミナーにかかるコストを大幅にカットできます。浮いた予算を集客広告やコンテンツ制作に回すことで、より効果的なマーケティング施策が実現します。

3. 参加者データを詳細に取得できる

ウェビナーツールを活用すれば、以下のようなデータを自動で収集できます。

  • 視聴時間・視聴完了率
  • 離脱したタイミング
  • Q&Aでの質問内容
  • チャットでの発言
  • アンケート回答
  • 投票結果

これらのデータを分析することで、参加者の興味・関心度合いを把握し、フォローアップの優先順位付けに活用できます。

4. リードナーチャリング(顧客育成)に活用できる

ウェビナーを定期的に開催することで、見込み顧客との継続的な接点を創出できます。「初回は製品概要→2回目は活用事例→3回目は導入相談会」といった形で、段階的に顧客の検討度合いを高めていく施策が可能です。

5. コンテンツを再活用できる

ウェビナーの録画データは、以下のような形で再活用できます。

  • オンデマンド配信(アーカイブ動画として公開)
  • YouTubeやSNSでのダイジェスト動画配信
  • 営業資料としての活用
  • 社内研修コンテンツへの転用

一度作成したコンテンツを繰り返し活用することで、費用対効果を最大化できます。

参加者側のメリット3つ

ウェビナーは参加者にとっても多くのメリットがあります。

1. 場所を選ばず参加できる

オフィス、自宅、移動中など、インターネット環境があればどこからでも参加可能です。PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからも視聴できるため、忙しいビジネスパーソンでも参加しやすい環境が整っています。

2. 参加のハードルが低い

移動時間や交通費が不要なため、「ちょっと興味がある」程度でも気軽に参加できます。オフラインセミナーに比べて心理的なハードルが低く、情報収集の機会を逃しにくくなります。

3. 気軽に質問・情報収集ができる

チャット機能を使えば、対面では聞きにくい質問も匿名で投稿できます。Q&Aコーナーで他の参加者の質問と回答を見ることで、自分では思いつかなかった視点も得られます。

ウェビナーのデメリットと対策

ウェビナーにはメリットだけでなく、いくつかのデメリットもあります。ただし、適切な対策を講じることで、これらの課題は解決できます。

デメリット 具体的な課題 対策
参加者の集中力が持続しにくい 画面越しでは集中力が切れやすい 60分以内に収める、10分ごとにインタラクションを入れる
参加者の反応が見えにくい 表情や雰囲気が読み取れない 投票機能・Q&A・チャットを積極活用
通信環境に依存する ネットワークトラブルのリスク 事前の接続テスト、有線LAN使用、バックアップ回線の用意
参加者同士の交流が生まれにくい 名刺交換や懇親ができない チャット活用、オフライン開催との併用、ハイブリッド開催

集中力の低下への対策

ウェビナーでは、対面セミナーに比べて参加者の集中力が持続しにくい傾向があります。以下の工夫で離脱率を下げることができます。

  • 開催時間は60分以内に収める(理想は45分)
  • 10分ごとに投票やQ&Aを挟み、参加者を巻き込む
  • スライドは文字を少なく、ビジュアル重視で作成
  • 登壇者の話し方にメリハリをつける

通信トラブルへの対策

インターネット環境に依存するウェビナーでは、通信トラブルのリスクがあります。以下の事前準備でリスクを最小化しましょう。

  • 本番前にリハーサル・接続テストを実施
  • 配信用PCは有線LANで接続
  • バックアップ用の回線(モバイルルーターなど)を用意
  • トラブル発生時の対応フローを事前に決めておく

ウェビナーの活用シーン|BtoB企業での具体的な事例

BtoB企業におけるウェビナーの活用シーンは、大きく「リード獲得」「既存顧客向け」「社内活用」の3つに分類できます。新規リードの獲得を目的とした製品紹介ウェビナー、既存顧客向けの活用勉強会、採用説明会や社内研修など、マーケティングから人事まで幅広い部門で活用されています。

リード獲得を目的としたウェビナー

BtoB企業がウェビナーを開催する最も一般的な目的が、新規リード(見込み顧客)の獲得です。

製品・サービス紹介ウェビナー

自社の製品やサービスの概要・特徴を紹介するウェビナーです。導入を検討している見込み顧客に向けて、機能説明やデモンストレーションを行います。

業界トレンド解説ウェビナー(ソートリーダーシップ)

業界の最新トレンドや課題を解説するウェビナーです。自社の専門性をアピールし、「この分野ならこの会社」というポジションを確立することで、長期的な信頼関係を構築します。

課題解決型ウェビナー(ノウハウ提供)

ターゲット顧客が抱える課題を解決するノウハウを提供するウェビナーです。「〇〇の始め方」「〇〇を成功させる方法」といったテーマで、実践的な情報を提供します。

共催ウェビナー(パートナー企業とのコラボ)

パートナー企業や業界の専門家と共同で開催するウェビナーです。互いの顧客基盤を活用することで、単独開催よりも幅広い集客が可能になります。

リード獲得を目的としたウェビナーでは、開催後のフォローアップが成果を左右します。参加者の視聴データやアンケート回答を分析し、関心度の高いHOTリードに優先的にアプローチすることで、商談化率を高められます。

既存顧客向けの製品説明会・勉強会

ウェビナーは新規顧客獲得だけでなく、既存顧客との関係強化にも効果的です。

新機能リリース説明会

製品の新機能やアップデート内容を紹介するウェビナーです。既存ユーザーに最新情報を届け、製品の活用度向上につなげます。

活用事例共有会(ユーザー会)

既存顧客の成功事例を共有するウェビナーです。他社の活用方法を学ぶことで、自社での活用イメージが具体化し、製品の定着率向上に寄与します。

オンボーディングウェビナー

新規契約顧客向けに、製品の基本的な使い方を説明するウェビナーです。導入初期の不安を解消し、スムーズな立ち上げを支援します。

カスタマーサクセス施策としての定期開催

月1回などの定期開催で、既存顧客との接点を維持します。質疑応答の時間を設けることで、顧客の課題を把握し、解約防止(チャーン対策)にもつながります。

採用・社内研修での活用

ウェビナーの活用シーンは、マーケティングや営業部門だけにとどまりません。

会社説明会・採用セミナーのオンライン化

新卒・中途採用の会社説明会をウェビナー形式で開催する企業が増えています。全国の求職者にリーチでき、会場手配の手間も削減できます。

全社向け研修・eラーニング

社員研修やコンプライアンス教育をウェビナー形式で実施することで、全国の拠点に同時に情報を届けられます。録画をアーカイブすれば、欠席者への対応も容易です。

拠点間をつなぐ社内イベント

全社キックオフや経営方針発表会など、複数拠点をつなぐ社内イベントにもウェビナーは活用されています。

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ウェビナー開催に必要な準備とツール選定

ウェビナー開催には、配信ツールの選定、企画・集客、当日の運営、開催後のフォローという4つのステップがあります。ツール選定では「参加者管理のしやすさ」「MA/SFA連携の有無」「視聴データの取得範囲」を重視しましょう。ここでは、初めてウェビナーを開催する方でも失敗しないための準備と方法を解説します。

ウェビナーツール選定の3つのポイント

ウェビナーツールは数多く存在しますが、BtoB企業がマーケティング目的で活用する場合、以下の3つのポイントを重視して選定することをおすすめします。

1. 参加者管理のしやすさ

申込みフォームの作成、リマインドメールの自動送信、参加者リストの管理など、運営工数を削減できる機能が充実しているかを確認しましょう。

チェックポイント

  • 申込みフォームを簡単に作成できるか
  • リマインドメールを自動送信できるか
  • 参加者データをCSV出力できるか

2. MA/SFAツールとの連携

ウェビナーで獲得した参加者データを、Salesforce、HubSpot、Marketoなどのツールと連携できるかは重要なポイントです。手動でのデータ突合作業が発生すると、フォローアップの遅れにつながります。

チェックポイント

  • 主要なMA/SFAツールとの連携に対応しているか
  • 連携の設定は簡単か(ワンクリック連携が理想)
  • リアルタイムでデータ同期されるか

3. 取得できるデータの範囲

「誰が・どのくらい視聴したか」を把握できる視聴ログは、フォローアップの優先順位付けに不可欠です。ツールによって取得できるデータの粒度が異なるため、事前に確認しましょう。

チェックポイント

  • 参加者ごとの視聴時間を取得できるか
  • 離脱したタイミングを把握できるか
  • Q&Aやチャットの内容を記録できるか
  • アンケート回答と参加者データを紐付けできるか

代表的なウェビナーツール比較

ツール名 特徴 料金目安 向いている用途
Zoomウェビナー 利用者が多く操作に慣れている人が多い、安定した配信品質 月額約10,000円〜(参加人数による) 幅広い用途に対応
EventHub for Webinar 視聴ログ取得・MA連携・商談化に強み、国産ツール 要問い合わせ BtoBマーケティング、ウェビナー
Cocripo 国産ツールで日本語サポート充実、初心者でも使いやすい 月額30,000円〜 中小規模のウェビナー
ネクプロ 大規模配信に対応、セキュリティ機能が充実 要問い合わせ 中規模以上のイベント

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企画から開催までの基本ステップ

ウェビナー開催の流れは、大きく5つのステップに分けられます。

STEP1:企画(開催日の4〜6週間前)

ウェビナーの成否は企画段階で8割決まると言われています。以下の項目を明確にしましょう。

  • 目的設定:リード獲得、製品認知向上、既存顧客フォローなど
  • ターゲット設定:どんな課題を持つ人に届けたいか
  • テーマ決定:ターゲットの興味・関心に刺さるテーマを設計
  • 開催日時決定:ターゲットが参加しやすい曜日・時間帯を選定
  • 登壇者・講師の選定:社内担当者、外部ゲストなど

STEP2:集客(開催日の3〜4週間前)

ウェビナーの成果は集客の量と質で決まります。複数のチャネルを組み合わせて告知しましょう。

  • 集客ページ(LP)の作成:テーマ、登壇者、開催日時、参加メリットを明記
  • メール配信:ハウスリストへの案内メール送信
  • SNS告知:Facebook、X(Twitter)、LinkedInでの情報発信
  • バナー広告:自社サイトへのバナー掲載
  • 有料広告:リスティング広告、SNS広告の出稿

STEP3:準備(開催日の1〜2週間前)

当日の配信をスムーズに進めるための準備を行います。

  • 資料・スライド作成:視覚的にわかりやすい構成を意識
  • 台本・進行表作成:時間配分と役割分担を明確化
  • 配信環境の確認:機材(PC、カメラ、マイク、照明)、通信環境のチェック
  • リハーサル実施:本番と同じ環境で通しリハーサル

STEP4:当日運営

当日は以下の流れで進行します。

  • 開始30分前:配信環境の最終チェック、登壇者との打ち合わせ
  • 開始5分前:参加者への案内(音声確認、注意事項)
  • 本編:プレゼンテーション、デモ、Q&A対応
  • 終了時:アンケート案内、次回ウェビナーの告知、お礼

STEP5:フォローアップ(開催後24〜48時間以内)

ウェビナー終了後のフォローが商談化のカギを握ります。

  • お礼メール送信:参加者全員にお礼と資料・録画URLを送付
  • HOTリードへの架電:関心度の高い参加者に優先的にアプローチ
  • アンケート回答の分析:次回開催への改善点を抽出
  • MA/SFAへのデータ連携:参加者データを顧客管理システムに反映

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成功するウェビナーの条件

数多くのウェビナーを分析すると、成功するウェビナーにはいくつかの共通点があります。

1. 明確なターゲット設定と課題に刺さるテーマ

「誰に」「何を届けるか」が明確なウェビナーは、集客の精度が高く、参加者の満足度も高くなります。ターゲットが抱える具体的な課題を解決するテーマを設計しましょう。

2. 60分以内に収めるタイムマネジメント

参加者の集中力を考慮すると、ウェビナーの理想的な長さは45〜60分です。伝えたい内容が多くても、優先順位をつけて時間内に収めることが重要です。

3. 双方向性を高めるインタラクション

一方的な講義形式では参加者の集中力が続きません。以下のような工夫で参加者を巻き込みましょう。

  1. 投票機能:「現在、〇〇に課題を感じていますか?」
  2. Q&A:質問を随時受け付け、まとめて回答
  3. チャット:リアルタイムで感想やコメントを促す

4. 開催後24時間以内のスピードフォロー

ウェビナー参加者の興味・関心が最も高いのは、開催直後です。24時間以内にお礼メールを送信し、HOTリードには48時間以内に架電することで、商談化率を高められます。

5. 継続開催によるPDCAサイクル

1回のウェビナーで完璧を目指す必要はありません。参加者のフィードバックやデータを分析し、次回開催で改善を重ねることが成功への近道です。

ウェビナーの効果測定と商談化の方法

ウェビナーの成果を最大化するには、適切なKPI設定と参加者データの活用が不可欠です。申込み数・参加率・アンケート回答率といった定量指標に加え、視聴時間やQ&A内容からHOTリードを特定し、優先的にフォローすることで商談化率を高められます。ここでは、ウェビナーの効果測定方法と、商談につなげるためのポイントを解説します。

ウェビナーのKPI設定方法

ウェビナーの効果を正しく測定するには、目的に応じたKPI(重要業績評価指標)を設定することが重要です。一般的なウェビナーのKPIは、以下の4つのカテゴリに分類できます。

1. 集客KPI

指標 計算方法 目安
申込み数 開催規模による
申込み率 申込み数 ÷ LP訪問数 20〜30%

2. 参加KPI

指標 計算方法 目安
参加率 参加者数 ÷ 申込数 50〜60%
視聴完了率 最後まで視聴した人数 ÷ 参加者数 70〜80%

3. エンゲージメントKPI

指標 計算方法 目安
アンケート回答率 アンケート回答数 ÷ 参加者数 30%以上
Q&A質問数 参加者の5〜10%
チャット発言数

4. 成果KPI

指標 計算方法 目安
リード獲得数 新規リード数(申込者のうち新規顧客)
商談化数 ウェビナー経由で創出した商談数
商談化率 商談化数 ÷ 参加者数 5〜15%

これらのKPIを開催ごとに計測・記録し、推移を追うことで、改善ポイントが明確になります。

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参加者データの活用とフォローアップ

ウェビナーで収集したデータは、フォローアップの優先順位付けに活用します。すべての参加者に同じアプローチをするのではなく、関心度に応じたフォローを行うことで、商談化率を高められます。

HOTリード・WARMリード・COLDリードの分類

参加者の行動データをもとに、以下のように分類します。

分類 判定基準(例) フォロー方法
HOTリード 視聴時間80%以上+アンケートで「詳しく話を聞きたい」と回答 24時間以内に架電
WARMリード 視聴時間50%以上、または資料ダウンロードあり メールナーチャリング、次回ウェビナー案内
COLDリード 視聴時間30%未満、またはアンケート未回答 定期メルマガ配信

フォローメールのポイント

ウェビナー終了後のフォローメールには、以下の要素を含めましょう。

  1. お礼:参加への感謝を伝える
  2. 資料送付:当日のスライドや補足資料をPDFで添付
  3. 録画URL:アーカイブ動画のリンク(見逃し配信)
  4. 次のアクション提示:個別相談の案内、次回ウェビナーの告知

インサイドセールス(IS)との連携

HOTリードを特定したら、インサイドセールス(IS)チームと即座に共有することが重要です。ウェビナー終了後、時間が経つほど参加者の関心は薄れていきます。24〜48時間以内にアプローチできる体制を構築しましょう。

視聴ログ×アンケートでHOTリードを自動特定する方法

ウェビナーで商談化につなげるためには、「誰が・どのくらい関心を持っているか」を可視化することが重要です。しかし、多くの企業が以下のような課題を抱えています。

Zoomウェビナー単体で運用する場合の課題

  • 視聴データとアンケート結果が別々に管理され、手動での突合作業が発生する
  • 参加者ごとの視聴時間を一覧で確認しにくい
  • MA/SFAツールへのデータ連携に手間がかかる
  • HOTリードの抽出に時間がかかり、フォローが遅れる

EventHub for Webinarで解決できること

EventHub for Webinarは、ウェビナーの開催から商談化までを一貫して支援するイベントマーケティングプラットフォームです。

  • 視聴ログの自動取得:「誰が・何分視聴したか」を自動で記録
  • アンケートとデータの自動紐付け:参加者情報とアンケート回答を一元管理
  • HOTリードの自動抽出:視聴時間×アンケート回答で関心度の高い参加者を自動特定
  • MA/SFA連携:Salesforce、HubSpot、Marketoなどとワンクリックで連携

視聴ログ・アンケート・申込み情報を一元管理することで、フォローアップの優先順位付けを効率化し、商談化率の向上を実現します。

まとめ:ウェビナーを始めるなら押さえるべきポイント

本記事では、ウェビナーの基本的な意味から、メリット・デメリット、活用シーン、開催準備、効果測定まで徹底解説しました。最後に、ウェビナーを始めるうえで押さえるべきポイントをまとめます。

ウェビナーとは

  • 「Web」と「Seminar」を組み合わせた造語で、オンラインで開催するセミナー
  • Web会議とは目的・参加者の役割が異なる

ウェビナーのメリット

  • 場所を選ばず多くの参加者にリーチできる
  • 会場費・交通費などのコストを削減できる
  • 視聴ログやアンケートから参加者データを詳細に取得できる
  • コンテンツを録画・アーカイブとして資産化できる

成功のポイント

  • 明確なターゲット設定と課題に刺さるテーマ設計
  • 参加者を巻き込む双方向のインタラクション
  • 開催後24時間以内のスピードフォロー
  • 継続開催によるPDCAサイクルをまわす

ツール選定のポイント

  • 参加者管理のしやすさ
  • MA/SFAツールとの連携
  • 取得できるデータの範囲

ウェビナーは、一度の開催で完璧を目指す必要はありません。まずは小規模から始め、参加者のフィードバックやデータを分析しながら改善を重ねていくことが、成功への近道です。

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よくあるご質問

質問:ウェビナーとオンラインセミナーの違いは何ですか?

回答:ウェビナー(Webinar)とオンラインセミナーは、基本的に同じ意味を指します。ウェビナーは「Web」と「Seminar」を組み合わせた造語で、インターネットを通じて配信するセミナーのことです。「Webセミナー」「ウェブセミナー」も同義語として使われています。ツールや企業によって呼び方が異なるだけで、機能や内容に大きな違いはありません。

質問:ウェビナーを開催するのに必要な機材は何ですか?

回答:最低限必要な機材は、PC、インターネット環境(有線LAN推奨)、ウェビナーツールの3つです。加えて、映像・音声の品質を向上させるために、外付けWebカメラ、マイク(ヘッドセットまたは単一指向性マイク)、照明(リングライトなど)を用意することをおすすめします。スマートフォンやタブレットからも配信可能ですが、安定した配信のためにはPCでの操作が推奨されます。

質問:ウェビナーの理想的な開催時間はどのくらいですか?

回答:ウェビナーの理想的な開催時間は45〜60分です。参加者の集中力は画面越しでは持続しにくいため、60分を超える長時間のウェビナーは離脱率が高くなる傾向があります。内容が多い場合は、複数回に分けて開催するか、本編を短くしてQ&Aの時間を別途設けるなどの工夫が効果的です。

質問:ウェビナーの参加率を上げるにはどうすればよいですか?

回答:ウェビナーの参加率を上げるポイントは、リマインドメールの送信と参加のハードルを下げることです。開催前日と当日(開始1時間前)にリマインドメールを送ることで、参加率は10〜20%向上します。また、参加URLをワンクリックでアクセスできる形式にする、事前の登録項目を最小限にするなど、参加のハードルを下げる工夫も効果的です。目安として、申込み者の50〜60%が参加すれば良好な数値といえます。

質問:ウェビナーで商談につなげるコツは何ですか?

回答:ウェビナーから商談につなげるコツは、参加者の関心度を可視化し、HOTリードに優先的にアプローチすることです。具体的には、視聴時間80%以上かつアンケートで「詳しく話を聞きたい」と回答した参加者をHOTリードとして抽出し、24〜48時間以内に架電またはメールでフォローします。ウェビナー終了直後が最も関心が高いタイミングなので、スピードが重要です。EventHub for Webinarのようなツールを活用すれば、HOTリードの自動抽出とMA/SFA連携で効率的なフォローが可能です。

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