1人約3秒で受付完了!EventHubの選定理由は参加者も主催者も<ストレスフリー>だったから
事前交流機能でしっかり要望を把握しSaaS起業家同士のスムーズな出会いを創出
主催社: ALL STAR SAAS FUND(Beenext Capital Management Pte. Ltd.)
イベントタイプ: カンファレンス
開催形式: ハイブリッド 業界: 金融・VC・保険
開催形式 ハイブリッド
業界 金融・VC・保険
「カンファレンス」検討時の課題
- 誰もがが迷わず利用できるカンファレンスシステム
- 多くの人に一斉に熱量を伝える方法の模索
「EventHub」の効果
- 1人約3秒で受付完了のスムーズさ
- 事前に参加者の個々のニーズを把握できた
- CSの細かなサポートでカンファレンスを一緒に作り上げているという心強さ
ALL STAR SAAS FUNDは2023年11月9日に「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」を開催。SaaSの誕生から約20年が経った今、SaaS業界はまた大きな転換期を迎えていると考え『SaaSの進化は常識を飛び越える』をテーマに掲げました。SaaS業界は今どのような変革を迎えているのか、ALL STAR SAAS FUNDはなぜ投資以外にも力を入れているのか、自社メディアが集客に寄与した理由など本カンファレンスを統括されていた小林様に詳しくお話を伺いました。
事業内容
投資だけではない!SaaS業界の情報発信と支援先の成長加速支援も
ー御社の事業内容を教えてください
私たちはSaaSに特化したベンチャーキャピタルです。国内のSaaS企業に投資し、その後、投資だけでなくベンチャー企業の成長加速まで一気通貫で支援を行っています。支援の形は様々で、社内には支援先企業の皆さんの採用支援をする『タレントチーム』や『ALL STAR SAAS BLOG』というブログやメルマガなどでSaaSに特化した情報発信をしているブランドマーケチームなどがあります。
「投資」「(採用を含めた)成長加速支援」「情報発信」の3つを軸に運用しているのが私たちALL STAR SAAS FUNDで、カンファレンスもブランドマーケチームで担当しており私がブランドマーケ全体を統括しています。
ブログでの情報発信は2020年からです。SaaSの情報発信を幅広くしたいと考えて定期更新をしていますが、長らくブログをやっているのでとても嬉しいことにいつも嬉しい反響をいただいていて、発信することのインパクトの大きさを実感しています。いつも皆様に有益な情報をお届けできるよう質の高い情報発信に努めています。
「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」について
『SaaSの進化は常識を飛び越える』をテーマに「今までのSaaSのスタイルでは時代遅れになるかも」という強いメッセージを
ー2023年11月9日開催の「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」に関してお聞かせください
カンファレンスの目的は2016年から変わらず、「支援家・SaaSに関わる人・経営に関わる人の目線を上げる」「SaaSの今を見る・聞く・実践する」です。このカンファレンスの一番のターゲット=SaaS起業家としてスタートしましたが、現在はインテンシブセッションも追加されてマネージャーやメンバーの皆さまにも有益な情報をお届けできるように企画をしています。
2023年は『SaaSの進化は常識を飛び越える』というテーマを掲げました。SaaSの誕生から約20年。以前はSaaSというだけでも価値がありましたが、今は×フィンテック・×AIなど様々な形態を求められています。つまり今までのやり方では、時代遅れになってしまうかもしれない。そんなメッセージをお届けしたかったのです。
『SaaSの進化は常識を飛び越える』
あえて『テックカンファレンスらしさ』を取り払ってみたかった
ーカンファレンス開催の中でこだわったことを教えてください
今回挑戦してみたかったのは『テックカンファレンスらしさ』を取っ払うことです。これまでのALL STAR SAAS CONFERENCEは、黒くてかっこいいイメージでやってきました。でも以前、海外のあるカンファレンスに行ったら、世界観が完全にフェスだったんですよ。それに驚いて「この感じを出したい!」と思ったんですよね。デザイン的な見え方もとても大事ですから。そこで今回は、初めてご一緒したデザイン事務所さんと一緒に新しい世界観を作ってみることに挑戦しました。次回も同じデザイン事務所さんと一緒にまた新しいデザインを考えているところです。
オフラインのカンファレンスの良さは、参加者、スピーカー、主催者……その場にいる全ての方たちからの熱量をリアルに感じられることです。コミュニケーションがあちこちで発生し、弊社のメンバーの表情が見える一方、 「ALL STARの人ってこんな人なんだね」と見られる側でもあります。だからこそ『ふとした瞬間の私たちの表情をご来場者さまが見ていらっしゃるからね』と常々メンバーにも伝えていました。こういう些細なところで印象が決まってしまったりしますからね。
2023年のALL STAR CONFERENCEのスピーカーの皆様をパネルに
多くの人に熱量を一気に伝えられるのがハイブリッドの魅力である一方課題も見えた今回のカンファレンス
ーハイブリッドでの開催はいかがでしたか?
ハイブリッドの一番の魅力は、オンオフ共に多くの人に一気に熱量が届けられるところだと思っています。今回は初めてだったためネット回線が不安定になってしまい、思ったようにできなかったのが大きな反省点です。2000人以上に登録頂いていたので、オンラインでももっと熱気がある形になれたはずでした。反省が大きい分、『次に向けて改善していくぞ!』という強い決意にもなっていますね。
また前回は「より多くの人にコンテンツを届ける」ことが目的の一つでしたが、そもそもコンテンツのバリューって何だろう??つまり、『これってすごい!』と誰もが思えるもののハードルがどんどん上がっていて、一つ一つのコンテンツの価値を見出していただくのが難しくなっていると感じています。私たちのコンテンツに限らず、世の中にあるコンテンツは本当に色々な方が関わって、たくさんの想いと努力で作り上げた宝物なので、私たちも『本当に聞きたい!読みたい!』と思っていただけるようなコンテンツを作り続け、届けたいと思っています。それに合わせて配信のスタイルや講演の本数なども変えていくつもりです。
会場全体があたたかい雰囲気だったのは長年のブログ読者が多かったから
正直、私たちはプロモーションを行なうことが得意ではなく、このカンファレンスでもあまりプロモーションはしてきませんでした。実際にご来場くださった方の多くは、2020年から発信を続けている私たちのブログを長年読んでくださっている方やALL STAR SAAS FUNDのメンバーのSNSをずっと見てくれている、つまりうちのコンテンツに常に触れてくださっている方々です。だからこそとても暖かい雰囲気のカンファレンスになりましたし、情報発信を真摯に続けていくことの重要性をあらためて感じました。
私たちは常に、『どうしたらSaaSの面白さが伝わるか』ということばかり考え、発信し続けています。今後もこのスタイルを続けていきたいですね。
EventHubの選定理由
選定理由は多くのカンファレンスでの導入実績と運営側も参加者も「初めてでも迷わずストレスフリー」と感じたから
ーEventHubを知ったきっかけと選定の理由を教えてください
弊社の代表とEventHubの代表が知り合いだったというのもありますが、他の大きなカンファレンスでEventHubを利用しているシーンを度々見た、というのが一番の理由でした。そうすると参加者が過去にEventHubを利用している可能性も高くなりますから、EventHubの操作性にも慣れていらっしゃる方が多いのではないかと思ったんです。また、具体的に色々機能を聞いていたら「これは運営側も参加者も本当にユーザー体験が良さそうだな」と実感し、迷うことなく導入を決定しました。
まず、参加者がストレスフリーなのが一番良かったポイントです。チケットを発行する際に、アカウントのページに飛んだり他のページを挟むことなく、すぐにフォームに飛べるので『クリック1回でも減らしたい』と考えている私たちの希望を叶えてくれました。また柔軟性が高くメールを送って交流を促せる点や、操作性がシンプルで開催前の登録も当日も参加者が迷うことなくスムーズに動ける点も良かったです。
来場者にEventHubの利用者が多かったのは事実ですが、そうでなくても、EventHubは本当にシンプルなので迷わないんです。管理する私たちも同様で、「初めてなのに迷わない」って本当にすごいことだと思います。
できないことは「できない」と伝えながらも別提案をくれるCSの信頼感と一緒に作っている安心感
またCSの田母神さんの対応がとても丁寧で親切なので、後から実際に自分達で操作した際に「??」が発生しないという点も大きかったですね。こちらの要望や、やりたいことを色々と伝えましたが、できないことはできない、ときちんと伝えてくれました。その上で「それはできないですが考えてみます」と近い形で提案をくれるなど信頼できる対応をしていただき、コミュニケーションのしやすさや一緒に作ってくれている安心感がありましたね。
EventHub導入の効果と良かった点
ー具体的に良かった点を教えてください
全く迷わない操作性で受付は1人3秒!同時通訳レシーバーが必要か否かも受付時点で判明するため受付の手間が大幅削減
とにかく使ったことがない人でも全く迷わない操作性は一番良かったです。特に受付のQRコードは本当にスムーズで、1人3秒くらいだったかな?一度もトラブルはなかったですね。また、同時通訳レシーバーを利用する人としない人がいたのですが、受付の段階ですぐに判断する方法も田母神さんに教えて頂きました。中には間違えて持ち帰ってしまう方もいましたが、事前の登録情報があったため誰が持ち帰ったか特定できたのも助かりました。
一対一の事前交流機能やタグ機能で希望を把握し当日スムーズなやりとりが実現
事前に様々な交流を持てたりタグ機能を使うことによって、参加者一人一人に対して『ご転職希望があるかどうか』『どんな要望があるか』などが把握できていたのがとても助かりました。そのお陰でリアルに会えた時に温度感を探る必要がなく適切な情報を提供することができ、とてもスムーズに会話が進みましたね。
次回はこの機能をもっとフル活用したいと思っています。
受付から会場までの導線
今後の展望
今後も「目線が上がる」体験の提供を
2024年も引き続き『普段聞けない話が聞けた』『目線が上がった』と言っていただけるような情報発信やカンファレンスを開催していきたいですし、まだ出会っていないSaaSに携わる皆さまに出会いたいと思っています。引き続き参加人数を広げるのではなく、より密度を高めていきたいと考えています。今年は9月頃に公式ページが公開できればと考えていますのでどうぞお楽しみに!
ー本日はありがとうございました!
取材協力
Beenext Capital Management Pte. Ltd.(ALL STAR SAAS FUND) 小林 千尋様 |
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社員5人ほどの会社で予約システムの開発補佐、カスタマーサポート、営業などを経験。その後、デジタルガレージの子会社DG Incubation(現DG Ventures)に入社。投資バックオフィス業務やOpen Network Labの運営に携わりながら、イベント・カンファレンスの運営を行う。その後、三菱地所株式会社の国内外ベンチャー企業オフィス誘致を行うEGG JAPANで、イベント担当として各種イベントの企画や運営に従事。そして米Houzz日本オフィスに転職。コミュニティマネージャーとして展示会やイベント企画、オンラインコミュニティの育成に取り組む。現在は、ALL STAR SAAS FUNDのマーケティング及びブランディング全般を担当しながら、hiromaeda.comのブログ、ポッドキャストの編集、運営を行なう。 |