3年連続でオンラインカンファレンスをEventHubで開催
業界特性に合わせた工夫で集客数・視聴率をアップ

主催社: 株式会社アンドパッド

イベントタイプ: カンファレンス

開催形式: オンライン

開催形式 オンライン

業界 建設・不動産・ホテル


オンラインカンファレンス検討時の課題

  • 経営者が日中も現場に出る企業が多い業界でKPIである「集客の最大化」を達成できるか、目標数をいかに達成するのか
  • 初めての1日2トラック、かつライブ配信での開催をトラブルなく運営できるか不安

「EventHub」の効果

  • 当日の配信トラブルや参加者からのクレームがほぼ起きないため安心してカンファレンスが開催できる
  • CSのきめ細やかで迅速な対応のお陰で導入前から導入後まで安心して運営が可能

建設業界向けに、現場作業の効率化や経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を提供している株式会社アンドパッドでは、年に一度のオンラインカンファレンスと数十回のウェビナーを開催しています。今回はウェビナー・イベント領域担当の逸見様とコンテンツ領域担当の鵜澤様に、オンラインにこだわる理由やKPIを集客数に変更した2023年11月のカンファレンス「ANDPAD ONE CONFERENCE 2023」成功の秘訣など、詳しくお話を伺いました。

事業内容・現在のマーケティング手法について

6年連続シェアNo.1*、建築業界の様々な分野に業務効率化のDXツールを提供

ーまずは御社の事業内容についてお聞かせください


現場作業の効率化や経営改善を行うDXツール「ANDPAD」

弊社は建設業界向けに、現場作業の効率化や経営改善を行うDXツールを提供しています。具体的には施工管理業務の効率化や、見積作成や請求処理などの事務作業の効率化、そして全ての工事案件の売上や粗利など、経営に必要なデータの一元管理などが行えるツールを提供しています。

建設業界の多くの企業様にご利用いただき、クラウド型建設プロジェクト管理サービスではシェアNo.1※となっています。

※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2023年10月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

認知度や浸透度が全く異なる業界それぞれに最適なマーケティング方法を模索

ー現在のマーケティングの課題についてお教えください

『建設業界』と一言で言っても多種多様な業界・業種が関わっています。私たちマーケティング担当は、関わる全ての業界の課題やニーズをしっかりと把握し、それぞれに合った訴求の方法を考えながら提案していく必要があります。

弊社のサービスは住宅領域から始まったので、リフォームや新築戸建などでは一定の知名度や導入実績がある一方で、参入から日が浅い非住宅の分野ではようやく認知と利用が増えてきた段階です。

現在多くのセミナーやイベントなどを行っていますが、利用者が多い住宅領域では導入企業の担当者が登壇して具体的なノウハウを提供する一方で、認知が広がっていない業界には、サービスを知ってもらうことを重視するなど、業界ごと・認知度に応じてアプローチ方法を変えています。

オンラインカンファレンス「ANDPAD ONE CONFERENCE」について

初の1日2トラックのカンファレンス開催も成功

ー「ANDPAD ONE CONFERENCE」についてお教えください


3年連続でEventHubで開催された「ANDPAD ONE CONFERENCE 2023」

2023年11月に開催したオンラインカンファレンス「ANDPAD ONE CONFERENCE 2023」は、「ハロー、ニューワールド。次世代の働き方を本気で考える。」がテーマでした。建設業界のちょっと先の働き方を提案したり、「ツールを活用して最新の働き方を実現し、業界を変えていこう」という視点で、人材育成や断熱改修、BIMや3Dスキャンなど、建設業界における注目トピックや事例などをご紹介しました。

また、今回のANDPAD ONE CONFERENCE 2023では、「業界の最新情報」と「ANDPADの最新情報」という二つのテーマ軸に沿って、2トラックで同時配信というチャレンジをしました。

2023年のオンラインカンファレンスのKPIは「集客の最大化」

ー今回のKPIについてお教えください

2023年のカンファレンスでは目標や立て付けが変わり、第一の目標が「集客の最大化」になりました。視聴率や商談数というのは、その次に追うべき数値としました。

中小企業の顧客の場合、社長も現場に出ていることも多いので、オンラインカンファレンスの集客は課題も多く感じていました。今まではそれは仕方がないと考えていましたが、どんなに良い内容だったとしてもまずはカンファレンスに人が来てくれないことには伝わらない、意味がない、と判断したのです。

今回でカンファレンスは4回目ですが、業界内でも知らない方が一定数いるのが現状なので、まずは一人でも多くの方に参加していただき、このカンファレンスの存在を知っていただきたい、というのが今回の大きな目標でした。


ANDPAD ONE CONFERENCE 2023 〜Opening〜

3分単位で見れる視聴分析の利用と3週間のアーカイブ配信で目標KPIを実現

まずは申込者を増やすことが第一のKPIでしたが、もちろん、実際に見てもらうことも大切です。EventHubでは3分単位で視聴分析が見れるため、カンファレンス当日にはEventHubを見て状況をリアルタイムで把握していました。
当日は2トラック配信だったりアーカイブ配信がある安心感からか、ライブでの視聴率は少し低かったですが、アーカイブも含めた総合視聴率では満足できる結果でした。日中は現場に出ている経営者も多いですが、日程が合わなくても後から視聴できるアーカイブ配信は、非常に良かったと思います。トータルでは期待以上の視聴があり運営的にも集客的にも成功することができました。

EventHubを3年連続で使い続けている理由

配信トラブルや参加者からのクレームがほとんどなく、安心して運営ができる

ーEventHubを使い続けていただけている理由を教えてください

オンラインカンファレンスは3年連続でEventHubを利用していますが、EventHubを導入する以前のアンドパッドのカンファレンスでは、自社でスクラッチ開発にてLPへ動画を入れるなど大変苦労をしていたので、私が担当になった3年前に絶対に何かツールを入れたいと思っていました。その際に、私が前職で使っていたり自分自身もEventHubが運営しているイベントに参加した経験があったことから、EventHubの利用を決めました。実際に導入してみると様々な良い点がありました。

まず運営側として一番ありがたいのは、初年度は擬似ライブ機能を用いて配信をしましたが、当日に配信トラブルがなく、視聴ユーザーから「あれができない」「これが分からない」などのクレームがほぼなかったことです。そのためカンファレンス当日にトラブルが起きたり焦ることもないので、私たちも安心して開催することができています。

初期導入時も導入後もCSの迅速な対応ときめ細やかなサポートが大きな信頼感に

また導入当初はわからないことが多かったのですが、CSの対応が非常に早く、夜遅くにも何度もご対応頂き、万全なサポートに対する大きな安心感がありました。

また機能アップデートがあった際には、すぐにCSからご連絡があります。過去に私から「こんな機能があったら良いな」と話していた機能が追加されるとすぐにCSの方から「あの機能が入りましたよ!」とご連絡があり、「あの時の話を覚えていてくれたんだ」と嬉しくなったこともありました。このように導入前から導入後までCSの方と密にコミュニケーションが取れることは、大きな信頼感につながっていますね。

複製機能、UI刷新など、EventHubは顧客の声を反映した頻繁な機能アップデートが良い

ー以前と比べて、EventHubに変化はありましたか?

上でも述べたように、EventHubでは顧客の要望に応えた機能のアップデートが定期的に行われています。

私が以前希望していた複製機能も使えるようになりましたし、最近のアップデートでもUIが大幅に刷新されて使いやすくなりました。数年前の導入時はもっとシンプルでしたが、弊社に限らず様々な声や要望が機能として反映されているお陰で、どんどん使い勝手が良くなっているように感じています。

今後の展望と課題

ハイブリッドでの開催を続けながらオンラインオフライン・ライブとアーカイブのそれぞれの良さを模索

ー今後のイベントの予定を教えてください

建設業界では、日中は社長も現場に出ているケースが多いのでアーカイブ配信は非常に良かったものの、想定はしていましたが当日のライブ配信の視聴は少なめだったので、ライブ視聴のメリットをどう出すかが今後の課題だと考えています。

また、弊社の顧客はありがたいことに全国各地にいらっしゃいます。そのため、オフライン限定のカンファレンスはコンテンツを届けられるお客様の数にどうしても制限がかかってしまいます。今後もハイブリッドでの開催が中心になりますが、オンライン・オフラインそれぞれのメリットやライブとアーカイブそれぞれの良さを出していくのもこれから重要になりますね。

ー本日はありがとうございました!

取材協力

株式会社アンドパッド マーケティング部 イベントマーケティンググループ
逸見 千晶様

イベント制作会社で各種企業イベント制作を経験した後、現在はカンファレンスやセミナーを中心としたマーケティングイベントの企画制作を担当。

株式会社アンドパッド マーケティング部 コンテンツマーケティンググループ
鵜澤 拓朗様

広告制作会社でクリエイティブ制作を経験した後、現在はマーケティング施策全般のコンテンツ企画制作を担当。

まずはEventHub概要資料をご覧ください。

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