来場者を惹きつけたオンラインイベントへ!カンファレンス後の商談化もスムーズ

主催社: ブラックライン株式会社

イベントタイプ: カンファレンス

開催形式: オンライン 業界: SaaS・ソフトウェア

開催形式 オンライン

業界 SaaS・ソフトウェア

クラウド型決算プラットフォーム「BlackLine」を提供しているブラックライン株式会社は、米国ロサンゼルスを拠点に、ロンドンやシドニーなど世界10都市以上で支社を展開しています。2018年には日本法人が立ち上げられました。同社は3,200以上の企業にBlackLineを提供し、大企業を中心に決算業務のデジタル化を通じて経理財務業務に変革をもたらしています。

コロナ禍で経理部門、ひいては社会全体のデジタル化を促進

― 今回のイベントについて、開催の背景や狙いを簡単に教えてください。

弊社では「経理部門には脱アナログ化による大きな変化のチャンスがある」と捉え、デジタル化の意義やBlackLineの活用方法を共有する場を創ることを重要視しています。その上で、経理部門の役職者様や担当者様を対象に、BlackLineというサービスのことを知っていただく機会を積極的に設けています。

こういった背景から、毎年、国際的なカンファレンスを複数拠点で開催しているんです。日本でも昨年、「アナログ決算からの脱却」をテーマに掲げ、InTheBlackという年次イベントを開催しました。「今年もまたグローバルスケールでのカンファレンスを開催しよう」と考えていた矢先、新型コロナウイルスの感染が拡大。リアル開催でのカンファレンスが実現できなくなりました。

― そこでオンライン開催に踏み切ったのですね?

弊社のサービスは、デジタル化によって経理財務部門の働き方改革を推進するものです。DXやリモートワークの促進を図るサービスを展開している弊社としては、「コロナ禍でオンライン開催をしない手はない」と思いました。コロナ禍を超えて、リモート決算という待ったなしのテーマに取り組みながら、企業全体の取り組みに発展させる。最終的にはデジタルへの変革の流れが、企業競争力の源になるようにしたいとも考えています。そういった強い心構えで、開催4か月前の4月頃には既に、オンラインでのカンファレンス開催を決定していました。

昨年開催した InTheBlackに引き続き2年目となる今年は、イベントタイトルをBeyondTheBlackと一新。「リモート決算から始める企業変革」というテーマで、多くのユーザー企業様の事例講演、パートナー様のセッション、また有識者の皆様の特別講演やパネルティスカッションを交えた、2日間のオンラインイベントとして開催することになりました。

イベントのインタラクティブ性を向上。登壇者と来場者の新しい交流の形

― 初のオンライン開催にあたって、不安に感じる点はありましたか?

当初は、そもそもオンライン開催のイベントに参加してくれるのか、集客面での不安が大きかったです。リアル開催のカンファレンスには実績がありましたが、オンライン開催は経験がなく、エンゲージメントの方法や配信品質の担保など、様々なことを検討する必要がありました。その中でも特に、来場者のエンゲージメントとイベントのインタラクティブ性について、懸念事項が多かったです。

リアル開催だと会場に足を運んで下さった方々がどういった様子でイベントに参加されているのか分かりますが、オンラインではその部分が見えにくくなると思っていました。2日間にわたって総勢20名以上が登壇する盛り沢山なイベント内容で、参加者が離脱せずに視聴してくれるのか、とても不安でしたね。その点では、EventHubの機能を使うことでイベントのインタラクティブ性が高められ、離脱者を減らせるのではないかと期待しました。

― オンライン開催にあたって、様々な動画配信プラットフォームを検討されたそうですね。ズバリ!EventHubの利用を決めた1番の理由を教えていただけますか?

やはりもっとも魅力的だったのは、登壇者と来場者間でのインタラクティブ性が保てる機能が多いということでした。名刺交換機能やウェブミーティング予約、質疑応答、投票機能など、登壇者と来場者がバーチャルに交流できる機能が多いのが印象的でした。

― 実際にEventHubを使ってイベント開催してみて、懸念されていたイベントのインタラクティブ性についてどう感じましたか?

投票機能や質疑応答などの機能を活用したことで、登壇者と来場者間の交流が活性化したと感じました。参加者の満足度も高く、録画配信では出せないライブ感が生まれましたね。特に質疑応答に関しては、リアル開催の大規模カンファレンスよりも活発だったかもしれない、と思う瞬間もありました。というのも、オンライン開催だと匿名で質問ができるので、匿名でありながら、オンタイムで登壇者に質問を投げかけられる。

実際、オンライン開催だった今回は、リアル開催の会場で質問者を募るよりも多くの質問が集まりました。登壇者と来場者が程よい距離感を保ちつつ交流ができるというのは、オンライン開催ならではの魅力だと思いました。

懸念していた来場者のエンゲージメントに関しても、投票機能やアンケート機能を駆使することで興味・関心に沿った講演内容にすることができました。これによりライブならではの来場者・登壇者の交流が生まれましたし、画面の向こう側にいる来場者の関心に沿ったコンテンツをお届けすることができました。

オンラインでもイベント中に来場者への丁寧なフォローを実現

― 他にEventHubの機能の中で便利に感じたものがあれば教えてください。

来場者一人ひとりのログがタイムリーに取得できることに関しては、EventHubを知った当初から魅力的な機能だと感じていました。実際にイベント開催してみて、リアルタイムで誰がログインしているか、誰がコンテンツを視聴しているのか、運営側がひと目で把握できるのはやはり便利だと感じました。例えば、来場してくださった方の中でも重要なお客様に対して、営業担当からチャットで一言ご挨拶ができたり。

こういった、「リアル開催時に来場者の方々へ一声かけるいつもの行動」がバーチャル空間でも実現できたのは、インタラクティブな体験を可能にするEventHubの機能があったからこそですね。

来場者の心を掴むカンファレンス内容で開催後の商談化もスムーズに

― オンライン開催ならでは、という良かった点はありましたか?

今回は来場者の半数以上が新規のお客様だったのですが、カンファレンス後の商談化率が高く、非常に手ごたえを感じています。カンファレンス参加を機にBlackLineに興味を持ってくださったお客様を対象に、商談の機会を設けることができています。

また、カンファレンス開催後、参加者の皆さんに2週間に1度のペースでお送りしているメールマガジンがあるのですが、その開封率が50%を超えています。カンファレンスに参加したからこそ、BlackLineにより興味を持ってメールを開いてくださっているのだと思い、とても嬉しく感じています。

― 来場者の反応はいかがでしたか?

特に投票機能に対して、来場者の声を取り入れたコンテンツ内容にしたことで「退屈せずに視聴できた」という声が多かったです。カンファレンスの集客目標を達成したばかりでなく、カンファレンス後の商談化率やメールの開封率が高いことからも、来場者の皆様の関心に沿ったイベントがご提供できたのではないかと思っています。

今後もお客様とはリアルでお会いすることで関係を築きつつ、オンラインイベントも積極的に活用していこうと考えています。

― ありがとうございました!

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