オフライン・オンラインで11,600件以上の交流を創出
参加者同士の出会いを創出する事前交流機能と自動のタグ化機能

主催社: フォースタートアップス株式会社

イベントタイプ: カンファレンス

開催形式: ハイブリッド 業界: 人材・教育

開催形式 ハイブリッド

業界 人材・教育


「カンファレンス」検討時の課題

  • コロナが明けたのでオフラインカンファレンスも検討したい
  • 日本のスタートアップ市場が世界的にブラックボックス化していることへの懸念
  • スタートアップと国内外のCV・事業会社など多くの出会いの場の創出

「EventHub」の効果

  • 初めてのオフラインだったが2,500人もの来場者に対してスムーズに受付できた
  • オンラインで半年前から交流ができたことにより交流数が11,600件を超えた
  • HubSpotとのAPI連携によりデータが連携できてとても便利だった
  • 詳細な視聴データの取得がスポンサーからも大変好評だった

フォースタートアップス株式会社(以下フォースタ)は、社名の通り「for Startups」をビジョンに様々な形でスタートアップ企業の支援をしている企業です。2023年11月16日には「日本のスタートアップエコシステムをグローバル基準へ」をテーマに成長産業カンファレンス「GRIC」を開催し、世界49か国が参加しました。今回は2021年に入社3ヶ月で前身のカンファレンスを開催、「GIRC」のプロデューサーとして企画や集客、大半のスポンサー集めから海外投資家のリレーション作りまで一手に引き受けた真島隆大様から詳しくお話を伺いました。

事業内容について

スタートアップ企業を応援しながら目指すのは「日本の経済の再成長」

ー御社の事業内容を教えてください

弊社は日本の経済の再成長のためには成長産業の成長が不可欠であることから「for Startups」をビジョンに掲げ、さまざまな支援事業を行っています。具体的には資金調達支援や人材の紹介、地方創生の支援や、国内最大のスタートアップのデータベースである「STARTUP DB」の運営などをしています。元々ベンチャーキャピタルやスタートアップとの繋がりが強く、近年は行政や大学などと連携することも増えています。

カンファレンス開催の背景

人と人とがオープンに出会う、コミュニティの入口の「ハブ」を目指す

ーカンファレンスを開催した背景を教えてください

日本人が英語を話せる人の割合が少ないこともあり、世界のVCから見ると「日本のスタートアップはブラックボックス」と言われているのが実情です。

これは非常に勿体無いこと。国内外への情報発信も不十分ですし、事業会社も加わってコミュニティをオープンにしないとこれ以上成長しないと感じています。

そこで、「スタートアップ企業の目線をグローバルに」「人と人を繋げるハブになる」「エコシステムに少しでも多くの人に入ってもらう」という目的を実現するために、より多くの人にリーチできるスケールインパクトを考えて、大型のカンファレンスを開催することにいたしました。

スタートアップ育成5か年計画の影響もあり、日本のスタートアップは大きなチャンス

内閣府のスタートアップ育成5か年計画の影響もあり、今まで日本にアクセスしづらかった海外のVCも日本に対しての興味が強まり、問い合わせも増加しています。このような中で、海外にも広く開かれたカンファレンスを開催することで、日本国内のみならず海外のVCからのアプローチも増えると考えました。実際に開催してみてそのような状況が生まれています。

「どうしたらより日本企業がグローバル目線になれるのか」という視点から、今までの国内の化学反応の場からよりグローバルに開くことを目指して、カンファレンスの名前をGRIC(GROWTH INDUSTRY CONFERENCE)に変更して2023年11月に再スタートを切りました。


GROWTH INDUSTRY CONFERENCE 2023

EventHubの選定理由と良かった機能

QR受付でスムーズに開催が実現!オンラインの詳細な視聴データはスポンサーからも高評価

ーEventHubの特に良かった機能を教えてください

まずQRコードでの受付は、人とスマホがあれば済むので入場時の混乱もなく、オペレーションがとても楽でしたね。

また今回は海外からも多く参加してもらいたいという目的と、実際に会えることで偶然の出会いも広げていくために初のハイブリッド開催となりました。オンラインでは「オンライン上でしっかり交流ができる」ということが重要だったので、視聴セッションや視聴データが取れて、リードの質や価値もしっかりと見えるEventHubは最適でした。この点はスポンサーからも非常に評価が高かったです。


オフライン会場でEventHubを利用し受付対応を実施

参加者同士の出会いを創出してくれた事前交流機能とタグ機能

今回は11,600もの交流がありましたが、多くの交流が生まれた理由は、事前に半年間の交流期間を設けていたことです。「開催の何ヶ月も前から交流していた人と会えて良かった」という声も多数いただきました。また、「我々はネットワーキングを推奨します!」と事前にアナウンスし、営業も含めた交流や声がけをしやすい環境作りも率先して行いました。

EventHubの機能では、出会いを創出するためにタグ機能も大いに利用しました。登録の際に多くの項目を設けることで、どのような人が参加しているかを運営側が細かく可視化することができます。所属先・業種業態・部署・役職などを事前に取得すると自動的にタグ化されるのでとても助かりました。質問項目が多いとその分CVRが下がるリスクはありますが、そこを多少犠牲にしてでも細かな要望を拾えたことで、結果的に参加者の満足度が上がったと思います。

HubSpotとEventHubを繋げるAPI連携

わたしたちは普段からHubSpotを使い慣れているため、社内のエンジニアがコードの確認を行い、EventHubのカスタマーサポートにも助けてもらいながら、HubSpotとEventHubのAPI連携も利用しました。また、弊社がHubSpotに設定している項目が多いため100%はデータ連携できませんでしたが、カンファレンスで必須なデータはEventHubにも連携し、集客のために必要なデータはHubSpot側でも利用するなど、連携して両方を活用できるのはとても便利でしたね。

一番良かったのは一つのブラウザで視聴と交流ができるシームレスなUI

オンラインの機能の中で一番良かったのは、一つのブラウザでほぼシームレスにセッションの視聴と交流が一緒にできる点です。カンファレンスに参加していると、交流のためにわざわざ他のブラウザを開いたり他の機能を立ち上げるのはとても面倒です。その点EventHubは同じ画面内にセッションと交流の両方が表示されるので、参加者にとても評判がよく離脱も防いでくれました。

EventHub導入の効果

来場者数2,500人で49カ国からの参加・約11,600の交流を実現


登壇者とオーディエンスの熱量が高いFIRESIDE CHAT STAGE

今回のハイブリッド開催では、EventHubの機能を使いながらオンライン・オフラインの両方のメリットをしっかりと生かすことができました。

今まではオンライン開催のみだったためオフラインでの集客が読めない不安が前日の晩までありましたが、結果的には2,500人もの方が来場し、交流組数は約11,600件。登録者は8千人を超え参加国も49カ国となりました。2,500人の来場があったことを考えると出会いの質がとても高かったのではないかと思います。

今回はFIRESIDE CHATをオフライン限定で開催したことで、登壇者とオーディエンスとの距離感が近くなって熱量も高まり、よりトピックに関心が高い人が集まることができたと感じています。オフラインではセッション配信後にオーディエンスから感想を募ることができるので、登壇者も反応が見えて話しやすかったと思います。

心配だったオフラインですが、とても盛り上がっていたので逆に「オンラインは大丈夫か?」と新たな不安が生まれるほどでした。今回はコンテンツが被り見たいセッションが見れない方も多かったので、そのような方にとっては開催後のオンラインでのアーカイブ配信もとても評判が良かったですね。


EventHubを使いONLINE STAGESで配信中

カンファレンス成功の理由

GRICはあくまで「いかに繋がりの場を作るか」が目的

ーカンファレンス開催の難しさはどんなところでしょうか?

GRICはあくまで「いかに繋がりの場を作るか」に注力していたため、具体的にリードを取りたいなどの目標はありませんでした。とはいえ、オフラインのイベントも増えていますし、以前よりも情報が溢れてCVも増えていることから、スタートアップ企業にとっては欲しい情報はすぐに手に入る状況です。だからこそ、相当意義を感じてもらえないとわざわざ足を運んでまで参加しないという難しさがありました。

わざわざ足を運ぶ価値があると思ってもらえるカンファレンスとは


投資家や事業会社の方に対してスタートアップが事業のプレゼンを行うSPEED DATING

スタートアップ企業は人数も少ないので、業務を抜けてまで数時間から半日を過ごすのはとてもハードルが高いのが現状です。その状況でもわざわざ参加したいと思ってもらうためには「自分では作れない、濃いネットワークへの期待」「仕切り側の意図があっての偶然の出会い(セレビティティ)」そして、「質と数の両方に満足できる」という条件が揃わなければなりません。これは参加者に対しても、登壇者に対しても言えることです。

つまり、一方的に情報を発信するだけの形式では参加意義を感じてもらえないということ。ここをしっかり踏まえた上で、カンファレンスの組み立てや内容、登壇者などの吟味を重ねました。

「主催者が魂を込めて細部まで設計する」ことに徹底的にこだわったのが成功のポイント

今回実感したのは、主催者側がしっかりと参加者の属性を把握してイベントの設計や配置をすることの重要性です。イベント自体はプロに任せれば一定レベルのものは成立しますが、ステージやブースをただ並べただけでは、細かなところまで目が行き届きません。GRICはあえてコンパクトにしたことで、人の流動や興味の広がり方をイメージしやすくし、来場者属性や業界の特徴なども細かく把握して設計を立てました。

例えば、今まで知らなかった企業にも興味を持ってもらえるよう、ブースの並べ方にもこだわりました。その結果、海外に全く興味がなかった企業が海外投資家から声をかけられたことがきっかけで海外進出の検討を始めた、などの嬉しいお声も頂きました。

このように『主催が魂を込めて意志を持って設計したこと』が、予想以上の来場者などの成功に繋がったと思います。迷ったり正解が見えなくなった時には「なぜ自分達はこのカンファレンスを主催しているのか?」と、立ち戻ることも大切だと思います。

今後の展望


2024年 11月~14日の3日間 成長産業カンファレンス「GRIC 2024」開催を決定

ー今後の展望を教えてください。

2024年のカンファレンスは、11月12~14日の3日間、ハイブリット開催します。12日(火)13日(水)はEventHubでのオンラインセッション、14日(木)は渋谷ヒカリエ ヒカリエホールのオフライン会場にて開催する予定です。(プレスリリース)わたしたちはグローバルスタートアップ支援としてはまだまだ初心者です。今後は単に規模を大きくするというよりも、今回参加くださった方々の周辺を取り込むなど、さらなるブラッシュアップを目指してチャレンジを続けていきたいです。

ー本日はありがとうございました!

取材協力

フォースタートアップス株式会社 アクセラレーション本部
真島 隆大様

幼少期をスイスで過ごし、イギリス ノッティンガム大学を卒業後、人材やイベント業界からキャリアをスタート。オンライン・オフライン、BtoC・BtoB領域のマーケティング経験を経て、現在に至る。日本と世界を繋ぐ取り組みに挑戦するためにフォースタートアップスに入社。入社後3ヶ月で現在のGROWTH INDUSTRY CONFERENCEの前身となるカンファレンスを開催。

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