20年の歴史ある大型カンファレンス”LINX DAYS”と製品別ウェビナーの両方を一元管理
新規・既存顧客をタッチポイントを変えながら様々なアプローチでナーチャリング

主催社: 株式会社リンクス

イベントタイプ: ウェビナー/カンファレンス

開催形式: オンライン/オフライン 業界: SaaS・ソフトウェア

開催形式 オンライン/オフライン

業界 SaaS・ソフトウェア

「カンファレンス」検討時の課題

  • 既存顧客とのエンゲージメントやブランドイメージ向上に加え、新規顧客にも広くアプローチしたい
  • 新規顧客獲得のタッチポイント増加とナーチャリングに取り組みたいが人員が足りていない
  • オフラインでは入場管理の手間による混雑や管理機材の大きさなどが課題

「EventHub」の効果

  • 従来は受付場所を複数用意しても長蛇の列が出来ていたが導入後は混雑なくスムーズな入場管理を実現
  • ウェビナーとオフラインカンファレンスを同じツールで開催可能
  • 追加費用なく始めたウェビナーが新規顧客獲得のマーケティングツールとしても有効

株式会社リンクスは「LINX DAYS」というプライベートセミナーを20年にわたり開催してきました。当初は小規模なセミナーからはじまりましたが、現在は数千人が参加する大型カンファレンスに成長しています。「LINX DAYSは新規顧客を集めるためだけではなく、最新の技術トレンドや事例の紹介、技術セッションを実施することで、参加するだけにとどまらない学習型カンファレンスとして、既存顧客とのエンゲージメントを深め、リンクスのブランディングを行う場」として位置付けられています。

また、コロナ後に始めたEventHubによる製品別ウェビナーで集めた新規顧客をLINX DAYSに誘導するなど、様々な試みをしながら顧客との関係を築いています。今回はマーケティングオペレーション部で全社のマーケティング企画を担当するT様に、LINX DAYSをはじめとするマーケティング戦略についてお話を伺いました。

事業内容について

BtoBマーケティングに力を入れインバウンドの強化とCVの増加に積極的にチャレンジ

ーまずは御社の事業内容やご担当業務についてお聞かせください

私たち株式会社リンクスは、最先端の技術を世界中から発掘し、様々な現場で培った技術力と経験を活かし、これらの最先端技術の製造現場への実装に伴走する技術商社です。社内には5つの事業部があり取り扱い製品ごとに部門が分かれています。弊社で扱っている製品は例えば、お客様の工場や物流倉庫などで人の代わりに荷物を運搬する自動搬送用ロボットや、ディープラーニングなどを活用して半導体の検査や製造装置の高速化に使用される画像処理ソフトや産業用カメラなどで様々です。搬送用ロボットは、荷量増加への対応、人手不足の解消、作業の効率化、長期的なコスト削減などから最近はとても引き合いが多いですね。

元々、私は営業事務でしたが、2024年2月に前任者の退職に伴いマーケティングオペレーション部に異動してきました。仕事は会社全体のマーケティングやwebマーケティング、カタログチラシの制作などを担当していますが、弊社の取り扱い製品はそれぞれに特殊なので、コンテンツそのものを作るよりも戦略を考えたりマーケティング施策を考えることが中心です。

弊社は、商社としては珍しくBtoBマーケティングやCVの獲得、ウェビナーをはじめとするマーケティング活動にとても力を入れています。

「LINX DAYS」開催の背景

約20年開催しているLINX DAYSは既存顧客とのさらなる信頼構築やブランディングが目的

ー「LINX DAYS」の開催の背景を教えてください

弊社ではLINX DAYSというリアルイベントを、もう20年くらい開催しています。最初は小規模なセミナーから始めたのですが、現在は数千人規模の方が参加するまでに成長しています。コロナをきっかけにオンライン開催を実施することに踏切り、その際にEventHubを導入しました。

LINX DAYS開催の主目的は、新規顧客の獲得というよりも既存顧客との関係性の深化とブランディングです。お客様と直接お会いできる貴重な機会でもあるので、様々な技術セッションやセミナーなどで最新の情報に触れて頂いたり、実際にデモ機に触れて頂いたりすることで、弊社とお客様との信頼関係を深めいただくための場としたいと考えています。お客様は全国各地から来場されるので、リアルイベントは利便性の観点から虎ノ門ヒルズにて開催しています。

集客は電話・メール・LPなどあらゆる手段を使って全社一丸となって

LINX DAYSでは毎回、高い集客目標人数を設定しています。この目標を達成するために、毎年、歩留を計算して出していて、電話とメールを使い積極的に集客も行っています。また、集客はマーケティング部だけでなくリンクス全社から選ばれたLINX DAYS運営事務局の中の集客チームが担当します。集客チームメンバーと「どうやって集客しようか」「どんな方法があるか」を常に検討しながら、様々な手を打っていきます。具体的には、LP公開後メルマガで告知し、登録状況を見て必要なら電話をかけるなど、目標達成のためにみんな必死に頑張って集客を行います。

EventHubの選定理由と導入効果

EventHub選定の理由は初見でも直感的に利用できる分かりやすいUI

ーEventHub選定の理由を教えてください

話を聞いているうちに製品改修のスピード感を感じたのが決め手になりました。いざ使ってみると、とにかくUIが素晴らしくマニュアルがなくても直感的でわかりやすかったです。

以前は入場の列が途絶えなかったところから、EventHubを利用してからは並ぶ人もほとんどいなく受付がスムーズに


2023年の様子


2019年の様子

ーEventHub導入の効果を教えてください

オフラインイベントでは入場時にQRコードチェックインを利用しました。以前は入場管理の機材が大きく場所をとっていましたが、スマートフォンを使って数秒でチェックインできるようになったので、とてもコンパクトでスマートに入場管理ができるようになりました。

例年は入場管理の機材を5、6台準備していても列が途絶えなかったのに、EventHubを利用してからは来場者数が最大だったにも関わらず並ぶ人もほとんどいませんでした。
またオンラインでは、各ブースでお客様と弊社の担当者がメッセージ機能を使ってやりとりできる機能がとても素晴らしかったですね。EventHubの利用検討においては、上記の機能要件がすべて満たせた点が、導入した理由となります。また、以下の点もEventHubを採用に際し決めてとなったポイントとなります。

LINX社のイベントマーケティング

LINX DAYSに加えて、定期開催ウェビナーにもEventHubを活用して新規顧客獲得と既存顧客エンゲージメントの良いスパイラルを回していきたい

LINX DAYSでEventHubを導入した後、EventHubは500名以下のオンラインイベントを開催する場合は追加料金がかからないということで小規模でのウェビナー開催も始めました。コロナ前まではオフィスにお客様をお呼びして各製品の使い方をお伝えするトレーニングセミナーを開催していましたコロナ以降、オフラインでのセミナー開催が難しくなっていたので、とても助かりました。各部署で利用しているのですが、「UIが使いやすいので事業部のメンバーが初めて使う場合で誰かに相談することなく自分たちだけウェビナーが開催できて便利」という声が社内でがっています。

現在は事業部ごとにウェビナーを1年に1、2回開催しています。事業部によって異なりますが、700名程度集まることもありお客様にもかなり活用されていると実感しています。現在、新規リードの獲得の施策としてはオフラインの展示会への出展やリスティング広告の出稿などを行っていますが、当初、既存顧客をターゲットとしていたウェビナーに新規顧客の方にも参加いただけるようになってきました。

また、ウェビナーで獲得できた新規顧客をLINX DAYSにお呼びしたり、LINX Expressというメルマガをお送りするなど、タッチポイントを変えながら様々なアプローチでナーチャリングを行っているので、そのサイクルをこれからも積極的に活用していきたいですね。

今後の展望

ー今後の展望をお聞かせください

現状各事業部で人手が足りないのでなかなか回っていないのが課題ですが、今後はもっとウェビナーを増やしたり、アーカイブ配信やメルマガを送るなどして、お客様のナーチャリングや新規リードの獲得に有効活用していきたいですね。ウェビナーで新規の顧客を獲得してLINX DAYSにお呼びして関係を深めるというサイクルをこれからも深めていきたいです。

ー本日はありがとうございました!

取材協力

株式会社リンクス T様

まずはEventHub概要資料をご覧ください。

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