QRコードの読み取り機器のセットアップや事前予約機能でオフラインEXPOの運営がスムーズに
ウェビナーから巨大オフラインまで全てのイベントがEventHubに
主催社: 株式会社マネーフォワード
イベントタイプ: ウェビナー/カンファレンス
開催形式: オンライン/オフライン 業界: 金融・VC・保険
開催形式 オンライン/オフライン
業界 金融・VC・保険
「ウェビナー・オフラインイベント」検討時の課題
- 2019年頃有料のオフラインセミナーを開催していたが、段々「無料ウェビナーが当たり前」になり、別の集客方法を考え出した
- ウェビナーを開催するためのLPを自由に作れるほとんどサービスがなかった
- 申込者のデータと視聴者データの紐付けができるサービスを探したい
- オフラインイベントを開催するために、全ての機能が揃っているツールを探していた
「EventHub」の効果
- 開催にかかる人員が約15名から2名程度に大幅削減されたため、今まで数ヶ月に一度だった大型ウェビナーを毎月開催が可能に
- 申込機能と視聴者データが紐づいている上にLPも自由に作れるので、様々な試行錯誤が可能となり集客力がアップした
- クライアントとの共催ウェビナーの際、終了後すぐに視聴者データを紐付けてリードを渡すことができるので共催企業に喜ばれている
- オフラインイベントを開催するために全ての機能が揃っていて、効率的に運営でき、協賛協業からの満足度も高かった
株式会社マネーフォワードは、1,500万人の会員がいる家計簿アプリ「マネーフォワード ME」のサービス提供を軸に、様々な事業展開を行っています。「コロナの影響で顧客との接点をオフラインからオンラインに変更せざるを得なかった」というお声は多くの企業から聞きますが、株式会社マネーフォワードはコロナに加え「以前から有料の大型イベントで集客をしていたが、2019年頃から市場では無料イベントが当たり前になり、集客方法を見直すことになった」という事情もありウェビナーの本格活用の検討を開始しました。
一つの超人気アプリからそれを軸とした事業の横展開・ウェビナーを活用した集客とナーチャリング、巨大オフラインイベントの運営などについて、ホームカンパニー部の安達様・川高様・岡本様に詳しくお話を伺いました。
事業内容について
家計簿・資産管理の利用率No.1アプリ 会員1,500万人の「マネーフォワード ME」
ーまずは御社の事業内容について教えてください
弊社は家計簿・資産管理アプリの「マネーフォワード ME」や、法人・個人事業者向けの「マネーフォワードクラウド」など、「お金」にまつわる様々なサービスを提供しています。
株式会社マクロミル(調査期間2023年9月11日〜2023年9月12日)
私たちはその中でも、「マネーフォワード ME」を軸に様々な事業を展開する部署にいます。「マネーフォワード ME」は家計簿アプリであると同時に、投資資産までしっかりと管理できる「家計簿・資産管理」で利用率No.1のアプリです。会員は家計簿管理の基本的な部分が使える無料会員と、よりバラエティに富んだ様々な機能が使えるプレミアム会員がいます。会員は現在1,500万人で、家計管理だけで利用している層から資産管理に興味がある層、既に何か運用を始めている層など、会員のニーズやお金・資産運用に関する知識には大きな差があります。
そこで私たちはそれぞれの顧客のニーズに合わせて、役に立ちそうなお金に関する知識系のウェビナーを開催したり、不動産会社や保険会社といった協賛企業と資産運用の共催ウェビナーを開催するなど様々な情報提供を行っています。
マネークラスからお金のEXPOまで全てのイベントをEventHubで開催
ウェビナー開催背景について
単なるお金の使い方の見える化から次の一歩を踏み出す伴走に
弊社のターゲットの大半は、「マネーフォワード ME」を中心としたアプリの利用者です。しかしアプリは単にお金の使い方を可視化しているだけで、その後の資産運用や具体的な固定費の見直しなどまではできません。自分のお金の使い方が見えてくるとその次に踏み出したい、何かアクションをしたいと、多くの方は考えます。そういったお客様に最適な情報提供をし、最初の一歩を踏み出す伴走をするために「固定費の削減」「相続について」「保険の見直し」など様々なお金に関するウェビナーを開催しています。
資産形成 1 Day School – EventHubを利用して開催 –
資産運用に関しては、弊社は不動産や独自の保険商品を売っているわけではないので、様々な企業と共催ウェビナーを開催して紹介しています。そういった広告事業としての一面もあります。
EventHub導入の理由
LP制作の自由度の高さが導入の決め手に
弊社の御社(EventHub)への最初の問い合わせは2019年です。その時はまだ利用に至りませんでしたが、2020年に再度ウェビナー開催ツールを検討し始めた際にEventHubが候補に挙がりました。
ユーザーがウェビナーに参加するまでの「LPを見る→チケットを申し込む→実際に参加する」という3つのステップをスムーズに進んでもらうことが重要です。特に、私たちがツールに求めていたのは、「LPを自由に作れる」という機能でした。色々なツールを見るとLPはほぼ決まったフォーマットでしか作れないものが多かったんですよね。私たちは様々な種類のウェビナーを開催しますし、LPの出来は集客にも大きく影響するので、LP制作の自由度は重要ポイントだったのです。EventHubはLPを好きに作れ自由にLPを作ってテストや試行錯誤も繰り返せるので、お陰で集客もとても伸びています。
申込者と視聴者データが紐づきユーザーの一元管理まで一つでできる手軽さとUIの良さに惹かれた
また「LPを自由に作れる」以外に、「視聴データの取得のラクさ」も大事でした。ウェビナー終了後に手動で視聴者データを紐づけるのはとても手間がかかりタイムラグも発生しますから、EventHub申込者と視聴者データが紐づいていたのが良かったです。
色々なツールを見ましたが、視聴データの取得までUIが良く、ラクにできるツールは他にはありませんでした。また機能としてはこの全てができるけれども非常に分かりづらかったり重かったり、なかなか希望に合うものはありませんでした。
EventHubの他にはない役立つ機能
チケットの複数発行機能で参加者の質の分析やコントロールも可能に
EventHubの気に入っている機能の一つに「チケットを複数発行できる」というものがあります。これによって流入元ごとにチケット発行を変え、それぞれのLPにパラメーターを設定することで「どこからの流入元がCVに寄与したか・しなかったか」など細かく分析できるようになりました。
かゆいところに手が届くヘルプページの充実と分かりやすい解説動画ので導入もスムーズに
さらに、実際に導入してみてとても良かったのは、ヘルプページの充実です。分からないところが全て網羅されて「かゆいところ全てに手が届く」ので、いちいちサポートに問い合わせることなく自分達で解決でき、スピード感を持って導入を進められました。また説明の動画も送ってくれるのもありがたかったですね。
EventHubヘルプページより抜粋
EventHub導入による効果
ウェビナー開催の運営人数の大幅削減
15人程度の週末出社が数名で済むようになった
弊社は企業との共催ウェビナーも多く、以前は弊社と共催企業で合わせて15人程度がウェビナーのために週末出社をしていたこともありましたが、今はそれぞれが2人程度で済んでいます。営業のリソースを週末にとられるのは大きな課題だったため、これだけ人員削減ができたのは大きなメリットです。今までは大型ウェビナーは数ヶ月に一度でしたが、少人数で回せるようになったので、今後は毎月開催できたら良いなと考えています。
資産形成 Online School – EventHubを利用して開催 –
データを紐付けたリードの提供で共催企業の満足度もアップ
参加者満足度も5段階中4に
共催ウェビナーの場合、共催企業の満足度がとても重要です。EventHubでの開催の際は、終了後すぐに視聴データを紐付けてリードを渡せるので大変喜ばれています。弊社のアプリのユーザーが共催企業のサービスにも興味を持ち、きちんとアクセスしているのは共催する立場としては非常に嬉しいですね。
また、EventHubはUIが非常にスムーズなので、満足度も5段階中4でした。参加者の7割前後がリピーターであることからも分かるように、とても満足いただいています。
オフラインの巨大EXPOも「EventHubのオフライン機能があれば十分」と全面導入
「事前予約機能」「ブースでのQRの読み取り機能」が導入の決め手に
2023年5月のオフラインイベントでもEventHubを利用しましたが、その時はほぼ受付機能のみ利用しましたが2023年11月には大きなEXPOがあり様々なオフラインイベント向けの機能が必要でした。そこで、カスタマーサクセス(CS)の田母神さんに相談したところ「それほとんどEventHubで全部できます!」と言うので大型EXPOでの利用を決めました。導入の際に重視していたのは、「事前予約機能」と「ブースでのQRの読み取り機能」です。
お金のEXPO – EventHubを利用して開催 –
QR読み取り端末のセットアップがとても簡単!
EventHubにはオフラインイベントで活用できる様々な機能があります。中でもQR読み取り端末のセットアップがURL発行のみでとても楽なのと、QRで登録データと一元管理できる点が魅力でした。文字通り一元管理が可能でした。共催企業のそれぞれにアカウントを作成し、IDを発行して権限設定という仕組みであれば、セキュリティ上良かったとしても面倒で手が回りませんし、使いこなせてもらえません。
その点「楽にURL発行のみでセットアップができる」というのは主催側にはとてもありがたいです。協賛企業の満足度はとても優先順位が高いので「URL最強!」と思いました。これらが導入の決め手になりましたし、今後もどんどん活用していきたいですね。
会場内には多くの協賛企業ブースが立ち並ぶ
最後の講演まで多くの参加者が。一日中どのブースも大盛況でした
今後の展望
ー今後の展望について教えてください
私たちは大規模なセミナー(School)と、毎週開催している小規模なウェビナーのCLASS、そして年に一度の特別なEXPOを開催しています。11月のオフラインEXPOもEventHubを導入したことで、小規模のウェビナーからオフラインの巨大EXPOまで全てEventHubとなりました。今後ますますオンライン・オフライン共に力を入れていきたいですね。
ー 本日はありがとうございました!
取材協力
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株式会社マネーフォワード ホームカンパニー ビジネスソリューション部 安達 賢太様 |
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株式会社マネーフォワード ホームカンパニー オペレーション部 岡本 克明様 |
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株式会社マネーフォワード ホームカンパニー部 オペレーション部 川髙 元輝様 |
