企業転換期にカンファレンスで新しいメッセージを発信!
登壇者勉強会、セッション企画にこだわりEventHubと共にイベントを作る

主催社: ネットワンシステムズ株式会社

イベントタイプ: カンファレンス

開催形式: オンライン 業界: 情報通信・IT

開催形式 オンライン

業界 情報通信・IT

「カンファレンス」検討時の課題

  • セッションや動画のクオリティをあげたい
  • 企業転換期に伴い新しいメッセージングをしたい
  • 運営側の運用工数を減らしたい

「EventHub」の効果

  • イベントプロデュースプランでの登壇者への勉強会・相談会でコンテンツ内容の底上げ
  • イベント作りを全て一任できたため、登壇者とのセッション作り・協賛企業様とのやりとりに集中することができた
  • 細やかなオペレーションの設計とシンプルな画面設計により、お問合せ数0件

「人とネットワークの持つ可能性を解き放ち、伝統と革新で豊かな未来を創る」をPurposeとして掲げ、世界の最先端技術を取り入れた情報インフラ構築・サービス提供〜ICT利活用を実現するノウハウ提供をするネットワンシステムズ株式会社。
同社が、「ネットワークとデジタルが叶える、持続可能な社会」をテーマに​​開催したカンファレンス「netoneDay2022​​」の狙いやこだわりについて、以下三名の方々にお話を伺いました。

・ネットワンシステムズ株式会社 沖様
・ネットワンシステムズ株式会社 服部様
・ネットワンシステムズ株式会社 加藤様

事業内容・マーケティングについて

企業転換によりメッセージの発信方法を模索。
企業から顧客に直接想いを伝える場としてイベントを活用。

ー事業内容について教えてください

ネットワンシステムズ株式会社様
弊社は1988年に創業し、2023年の2月1日で創業35周年を迎えました。「ネットワーク黎明期」に国内向けにネットワーク製品を販売、当時PC-LANと言われた企業内ネットワークを手掛ける会社としてスタートしました。その後のインターネット興隆期を経て、近年ではICT利活用ノウハウにより、お客様の働き方改革やデジタル化も支援しております。
35周年を迎え、昨年に発表したパーパスである「人とネットワークの持つ可能性を解き放ち、伝統と革新で豊かな未来を創る」にも込めた通り、弊社の軸、強みはネットワークにあると考え、社会の課題に貢献できるような事業を志しています。

ー直近注力されているマーケティング施策について教えてください

ネットワンシステムズ株式会社様
メッセージの発信の仕方を試行錯誤していますね。
というのも、現在会社の大きな転換期で「物理的な機器の販売」から「価値提供」というサービスシフトをしておりまして、会社の事業計画に合わせる形でメッセージ発信の仕方も変えようと意識しています。

ーイベントもメッセージを伝える場としての一つの施策だったのでしょうか?

ネットワンシステムズ株式会社様
そうですね。今までは営業が強い組織だったので、営業がメインのパイプとなってお客様に会社の想いや声を届けてきました。

ただ、新しいメッセージングを営業の方に正しく理解していただき、営業活動もある中で広くお客様に直接訴求して頂くこともなかなか難しいところもありまして、、、。
そんな中で、イベントは「我々ビジネス開発本部側から直接お客様にお伝えできる場」として、大変良い方法だったとおもっております。

 

EventHubとのイベント開催について

役割分担をうまく活用したイベント作り。
EventHubはイベント企画をメインに、自分たちは社内協力や協賛企業様とのリレーションに集中。

ーイベント開催に至った経緯を教えてください

ネットワンシステムズ株式会社様
まず当社では、年間を通じた体外向けのメッセージ発信の計画を立てています。ステークホルダーごとに、3つの部門に分け、株主や既存・未来のお客様などの様々な方に向けて、メッセージプランニングをしております。
その中で今回のイベントを担っていたのが、我々ビジネス開発本部です。
私たちの役割は、ネットワンの既存のお客様に対してメッセージをお伝えすることになります。

イベント自体は昨年も開催しておりますが、今年はすごく大きな意味合いを持って実施しております。
というのも、弊社のFY22から、中期経営計画と会社のPurposeが刷新、サステナビリティ経営へシフトされるという非常に大きな転換期を迎えたこともあり、「我々の新しい取り組みをお客様に伝える」ということを強く意識しながらプランニングしていきました。

ー今回、我々パートナー企業と一緒にイベント開催頂いたのはなぜですか?

ネットワンシステムズ株式会社様
パートナーを探していた背景としては、前々回のイベントを振り返り、セッションや動画の質を上げていきたいと考え、この課題に伴走いただけるパートナーを探しておりました。

その中で、私たちの課題感を踏まえてご提案いただいたのがEventHubさんでした。
また、実際のEventHubさんの撮影風景を見る機会があり、コンテンツのクオリティの高さや、一緒に伴走していく方々のお顔を見れたことで安心感もあり、一緒にイベント作りをしたいと思いました。

ー嬉しいお言葉、ありがとうございます!
今回、例年とは異なる意味合いを持ったイベント作りだったかと思いますが、苦労された点はありますか?

ネットワンシステムズ株式会社様
やはり、イベントを作る上で関係者が他部門にまたがっていたので、なかなか協力を得て回るというのは難しかったですね。多分来季以降も引き続き課題になるのかなという風に思っています。
特に、各部門のやりたい事とイベントが繋がるように話をしなければならないのですが、うまく繋げたり、自分ごと化していただくという部分が難しかったですね。

ですが、それ以外の「イベント運営・企画」というところに関してはEventHubさんが引っ張ってくださっていたので、我々は社内に集中するという体制ができ、前々回と比べると非常に運営しやすかったという風に思ってます。協賛企業様とのやりとりや、登壇者とのセッション作りに集中できましたね。
イベント作りについては、EventHub さんに大船に乗った気持ちで任せていました(笑)

株式会社EventHub 綾野
ありがとうございます(笑)

ネットワンシステムズ株式会社様
コンテンツ作りのところで言うと、EventHubさんが実施してくださった登壇者へのセッション制作勉強会も大変助かりました。
今まで自分たちでコンテンツを作っていた時は、「自分たちが何を話したいか」から出発してしまい「相手がどのようなことを求めているのか」を忘れてしまったり、登壇者のほとんどがエンジニアということもあって技術的な詳しい話になりがちだったので、第三者からアドバイスを頂けたのは大変助かりました。

イベントの成果について

パートナーと一緒に登壇者との勉強会を実施。
第三者的な視点からコンテンツの品質を向上。オペレーションも工夫し、問い合わせも0件に。

ー今回のイベントは、セッションが醍醐味の1つでしたよね。コンテンツの品質向上について工夫されたことはありますか?

ネットワンシステムズ株式会社様
セッションの製作期間をなるべく確保するようにした点とセッション制作勉強会と相談会をやっていただいたことですね。
一昨年は準備期間が思うように取れず、イベント直前までコンテンツが上がってこないというスケジュール感で、何を話すんだろうっていう状態だったんですけど。笑
今回は制作勉強会と相談会の実施を通じて、途中経過を確認することができたので、コンテンツがどういった意図や背景で出来上がっているか見えるようになった点は非常に良かったかなと思ってます。

また先ほども話した通り、第三者的な視点で登壇者の話し方やコンテンツの内容にアドバイスを頂けた点も、コンテンツのクオリティの底上げに繋がっていたと思います。
我々社内が言うよりも、外部の方に第三者的に指摘いただいた方が、セッション登壇者にとっても刺さったんじゃないかなという風に思ってます。

ーありがとうございます。
実際、セッションも双方向的なコミュニケーションが多く盛り上がっていましたよね。こちらで工夫された点はありますか?

ネットワンシステムズ株式会社様
はい。一昨年の反省から、双方向的なコミュニケーションが取れるイベントにしたいとおもっており、企画時点から意識をしていました。
そのため、チャットコミュニケーションツールであるslidoを導入し、セッション開始時にslidoの使い方をしっかり参加者に説明したことや、配信中も投稿の仕方の案内を常に表示していた点も良かったと思っております。

実は、netoneDay後の別のウェビナーでもslidoを利用したんですよ。
前回はチャット機能のみの利用でしたが、投票機能を使用したところ、さらにお客様からのアクションのハードルが下がり、双方向のコミュニケーションが取りやすかったので来年是非取り入れていきたいですね。

株式会社EventHub 綾野
ありがとうございます。是非!
新しく、スタンプでのリアクション機能があるチャットツール等もリリースされておりますので、次回も盛り上げていければと思います。

ー実際に開催してみて、参加者からの反響はいかがでしたか?

ネットワンシステムズ株式会社様
お客様の生のお声としてはポジティブな意見が多かったですね。また、当日のお問合せも0件で運営側としてもイベント開催に集中できました。
ポジティブな意見が多かった要因としては、コンテンツのブラッシュアップが繋がっていたと感じております。

またお問合せがなかった件ついては、LPの方で事前に必要な情報・アクセス環境等を全て載せた上で開始し、当日もログインまでの動線も非常にわかりやすい設計になっていたことが大きな要因かと思っております

株式会社EventHub  綾野
たしかに、スムーズでしたね。

ネットワンシステムズ株式会社様
当日、古くからお付き合いのあるお客さまからポジティブな内容のメールもいただきました。
「午前のセッションが終了した後、午後のセッション開始の案内メールがあり親切でした。」や「IDパスワードでスムーズにログインできますし、登録も簡単でよかったです」との声をいただきまして、大変嬉しかったですね。


今までのイベントではお問合せは多かったんですか?

ネットワンシステムズ株式会社様
そうですね。一昨年はイベントの作り方が今年と異なっており、配信ツールとイベントページが別々だったのでオペレーションメールを全て自分たちで作成・ご案内する形でした。そのため、細やかな案内等ができていなかったんですよね。
今年はシステムの方で案内できたので、運営側の工数削減としても非常に助かりましたし、お客様にとっても丁寧でわかりやすかったと思います。


今後のイベント開催について

1000名集客を目指し、ハイブリッド開催。
もう一段階ギアを上げたイベントを目指す。

ー最後に今後のカンファレンスの予定について教えてください

ネットワンシステムズ株式会社様
来季も実施予定です。
弊社のお客様に向けてメッセージを直接発信する場というのは継続していきます。
来季はさらに規模感を上げ、1000名集客を目指してより多くのお客様にメッセージを伝えていければと思っております。
また開催形式につきましても、そろそろお客様と直接お会いできるオフラインも交えたハイブリッドなイベントの開催を考えており、もう一段階ギアを上げていければと考えております。

ーハイブリッドは具体的にどのように開催するかなど決まってらっしゃいますか?

ネットワンシステムズ株式会社様
そうですね、来年度の5月にイノベーションセンター(呼称:netone valley)をオープンしますので、そちらを会場にして開催できればと考えています。
※イノベーションセンター netone valley 特設ページ

こちらのコンセプトのひとつに「イノベーションの創発」があるのですが、社員だけではなくお客様も含めた様々な方との交流を通じて新たな価値を生み出すことをを目指しています。オンラインイベントを企画運営してみて、あらためて「集う」ことの価値を再認識しましたが、実際に現地で集うだけでなくオンライン・バーチャル空間など様々な集い方があると考えています。そのため、場所とのコンセプトとも親和性があるこちらで開催する流れになるのではないかと考えております。

ー新たな場での開催、私たちもとても楽しみです。沖様、服部様、加藤様、ありがとうございました!

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