「地域づくりの先頭に立つ」
創業147年の地方新聞社だから実現したカンファレンス
「人と人」「人とビジネス」で多くのマッチングを創出

主催社: 株式会社西日本新聞社

イベントタイプ: カンファレンス

開催形式: オフライン 業界: メディア

開催形式 オフライン

業界 メディア

「カンファレンス」検討時の課題

  • まだコロナの影響があるがオフライン開催は可能か?
  • 来場者や協賛などは集まるのか
  • 初めてのカンファレンス開催をスムーズに行えるのか

「EventHub」の効果

  • 協賛企業に対して理想的な形でリードを納品できた
  • QRチェックインや個別の管理画面など役立つ機能がたくさんあった
  • ノーコードで申込サイトを管理できたので、多くの情報更新も即時に反映可能

九州最大部数の新聞発行を行い147年の歴史を持つ西日本新聞社は、まだコロナの影響が残る2023年1月に「福岡DXカンファレンス2023」を開催し成功をおさめました。また、2024年2月には「北九州DXカンファレンス2024」も開催しています。

いち早くリアル開催に踏み切った理由や新聞社がDXカンファレンスを開催している背景、そして147年もの地域密着の歴史があるからこそ抱く地場企業支援への熱い想いなどを、DXカンファレンスを運営された渡辺誠一郎様に伺いしました。

事業内容

創業147年の歴史と九州最大の発行部数を持つ新聞社として「地域密着の情報配信」に加え「地域企業のDX推進のためのイベント」にも力を入れる

ーまずは御社の事業内容をお教えください。

弊社は福岡に本社がある新聞社で、北部九州を中心に紙の「西日本新聞」を発行しています。朝刊・夕刊がある西日本新聞は、近年ではアプリなどのデジタル化を進めています。福岡を中心とした九州各地の記者が日々取材をし、事件、事故や自治体の取り組みなど、生活者に向けて地域に密着した情報を発信しています。

私は西日本新聞社のデジタル事業(アプリなど)や、WEBメディア「西スポWEB OTTO!」事業を担う部署におります。

「福岡DXカンファレンス2023」開催の背景

福岡をよく知っている新聞社だからこそできる地域企業のDX推進

ー新聞社が「福岡DXカンファレンス2023」のようなイベントを開催した背景を教えてください

今まではBtoC(個人向け)のイベントが多かったですが、東京支社で繋がりのあるお客様から「福岡でBtoB(企業向け)のイベントをやりたい」というお声を頂いたことでBtoBにもニーズがあると感じて検討を始めました。

私たち西日本新聞社は「地域づくりの先頭に立ちます」というミッションを掲げており、今回のイベントの前提には「地元(福岡)を良くしたい」という強い気持ちがあります。そこで「地元の更なる発展ためDX推進の機運を醸成したい」という社内横断プロジェクトが発足し、「福岡DXカンファレンス2023」の開催に至りました。


「福岡DXカンファレンス」の講演の様子

まだコロナの不安が残る時期にあえてリアルイベントを開催したのはローカルイベントだからこそ横の繋がりを作りたかったから

ー2023年1月はまだオンラインイベントが多い時期でしたがリアル開催に踏み切った理由を教えてください

確かにカンファレンスの企画段階ではまだコロナの影響も残っており、本当にリアル開催ができるか不安な時期でもありました。しかしローカルイベントである以上リアルな出会いを提供したかったですし、横のつながりができてこそイベント開催の価値があると考えました。そこで社内でも何度も検討を重ねた結果、リアルでの開催に踏み切りました。
結果的には参加者同士や参加者と協賛社など多くの出会いが生まれてとても良かったと考えています。

EventHubの選定理由

EventHubはアーカイブ視聴データも含めたリード情報の管理に強みがあり、利用実績が豊富

ーEventHubの選定理由をお聞かせください

具体的にイベントを組み立ていく中で、協賛メリットを考える必要がありました。その際に重要なのは「アーカイブ視聴データなど詳細なデータの付加されたリードを協賛企業に納品できる」ということ。不足のない形で納品できて本当に理想通りでした。また、様々なイベントツールを検討しましたが、利用実績が豊富な点も評価しました。

「QRコード」「ノーコード」「顧客別申込の管理」など小さな役立つ機能が多くストレスのないカンファレンス運営が実現

ーEventHubに他にも役に立った機能があったら教えてください

ここまで大規模なBtoBカンファレンスは初めてだったので、手間がかからない、来場者も私たちも使いやすいということもとても重要でした。

その点EventHubはQRコードなど様々なツールが整っており、コンテンツごとの申込の把握ができるなど、お客様の状況の把握が細かくできたのも助かりました。ノーコードで申込サイトを管理できたので、情報更新がかなり頻繁に発生したにもかかわらず即時反映できた点もとても良かったですね。

「北九州DXカンファレンス2024」の開催について

九州で2回目となるDXカンファレンスは地域のコミュニティの特性もしっかり活かした「場」づくりを

ー2024年に1月に開催した「北九州DXカンファレンス2024」いついて教えてください


北九州DXカンファレンスのセッション風景

「福岡DXカンファレンス2023」に北九州市の関係者が来場され興味を持ってくださったことをきっかけに、2024年2月に「北九州DXカンファレンス2024」も開催しました。

福岡開催が「福岡のために」だったように、「北九州DXカンファレンス2024」は「北九州市のために」と考えていたので、北九州市内で事業をしている企業の登壇にこだわりました。北九州市は市をあげてDXを強く推し進めていたのが印象的です。
EventHubの利用は2回目なので、リード提供やオンデマンド配信などもスムーズに進められました。

北九州は福岡とはまた違う雰囲気があり、コミュ二ティの結束や熱量が強い印象です。参加者も協賛社も、皆が一体になって「北九州を一緒に盛り上げたい」という気持ちが伝わる熱いカンファレンスになりました。

今後の展望

地域の企業と地域の人々・興味を持ってくれる方々を繋いでいくのが私たちの使命

福岡に根ざしてもうすぐ150年を迎える新聞社という立場から、地域の産業を盛り上げたいという気持ちがあります。開催したDXカンファレンスでBtoBのイベント需要が大きなことが分かったので、今後も継続的にこのようなイベントを開催し、地域の発展に貢献したいです。

ー本日はありがとうございました!

取材協力

株式会社西日本新聞社
デジタル事業部次長
渡辺 誠一郎 様

IT系のウェブメディアを経て2010年より西日本新聞社。 デジタル事業部にて新聞社のデジタル事業やBtoBイベントの企画を担当。

まずはEventHub概要資料をご覧ください。

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