ポジショントークNGだからこそ実現したユーザーが本当に知りたい情報の提供
1,345名参加の初の大型カンファレンスも手厚いサポートでスムーズに開催

主催社: 株式会社PLAN-B

イベントタイプ: カンファレンス

開催形式: オンライン 業界: イベント・代理店・コンサルティング

開催形式 オンライン

業界 イベント・代理店・コンサルティング


「カンファレンス」検討時の課題

  • インフルエンサーマーケティングの会社としては後発なのでカンファレンスを通して認知・信頼を獲得したい
  • 顧客ターゲットの層が狭いため、展示会など従来のチャネル・施策だけではリーチが難しい

「EventHub」の効果

  • 事前に26社とのやりとりがあったが、セッション概要やブース・メールなど豊富なテンプレートがありEventHub上の設定はとても楽だった
  • 当日は1,345名の参加と全15セッションの開催だったが、配信設定のチェックなどCSの手厚いサポートのお陰で初開催でもトラブルなく進行できた

株式会社PLAN-Bは、平成15年に設立されたデジタルマーケ全般を支援している会社で、事業は「デジタルマーケティング事業」「マーケティングDX事業」「ASP事業」「メディア事業」の4つがあります。

1つ目のデジタルマーケティング事業は創業以来のメイン事業で、SEOや広告・webマーケティングなどのコンサル事業全般を行っています。昨年の7月にはさらに強化を進めるため株式会社ADKホールディングスと合同でジョイントベンチャーを設立しました。(プレスリリース

その他の3つの事業は、PLAN-Bにとって次なる柱をつくるための新規事業という位置付けです。今回はマーケティングDX事業の一つであるインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Cast Me!」のマーケティングをご担当する牧野様に、事業内容や初めての大型カンファレンス「com/PASS」の成功ポイントなどについてお話を伺いました。

事業内容とCast Me!が目指すこと

インフルエンサーマーケティングに新しい風を吹き込む様々な挑戦

ーまずは牧野様が担当する「Cast Me!」についてお聞かせください。

インフルエンサーマーケティングプラットフォーム『Cast Me!

私(牧野)は、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム『Cast Me!』のマーケティングの統括を担当しています。具体的にはコンセプト設計やブランディングなどの上流から、展示会やセミナーなどの施策、クリエイティブディレクションなど、幅広い範囲のマーケティング業務を行っています。また、セミナーの運営やカンファレンス『com/PASS(コンパス)』も担当しています。

インフルエンサーマーケティングの抱えている課題

現在一般的に行われているインフルエンサーマーケティングは、フォロワー数が多ければ多いほどインフルエンサーの価値が高いとされています。PRを行う際のコストは「フォロワー数×単価」と設定されているケースがほとんどですが、中にはフォロワーを購入しているインフルエンサーもいらっしゃいます。また、多くのフォロワーを抱えていても実際にリーチするのはフォロワー数の20%程度とも言われています。

これでは高いコストで発注しても見合った成果が難しく、インフルエンサーマーケティングその市場は年々拡大しているものの、このような状況が続けばシュリンクしてしまう懸念があります。(2023年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆899億円、前年比117%の見通し。2027年には2023年比約1.7倍、1兆8,868億円に | 出典:株式会社サイバー・バズのプレスリリース
正しく実施すれば成果が出るにも関わらず「インフルエンサーマーケティングは失敗する」と思われてしまっている現状はとても残念でなので、Cast Me!を通じてそこを改善していきたいと考えています。

Cast Me!の思想をしっかりと伝えられるのが展示会しかないというチャネルの少なさが課題

現在市場には『インフルエンサーマーケティングはなかなか成果が出ない』という認識が広がりつつありますが、Cast Me!の思想をしっかりと伝えることでこれまでのやり方が間違っていたのだ、とお気づきいただけるケースが多くありました。私たちの言葉でしっかりと伝えられる展示会には高頻度で出展し、成果も高いことが分かっています。しかしそのように丁寧に伝えられる場が展示会しかないというチャネルの少なさが課題でした。

事業を拡大するにあたり展示会に代わるコミュニケーションを拡大をしたいと考え、同じように「自分の言葉で伝える」手段として始めたのがウェビナーです。そして「さらに広くリーチした」「業界の著名企業とのコラボで信頼獲得を目指す」という観点から初のカンファレンス開催を決定しました。

大型のオンラインカンファレンス「com/PASS」を初開催

登壇者に「ポジショントークはなしで」と伝えることでユーザーが本当に信頼できる情報発信の場を実現

ーオンラインカンファレンスの開催の背景や目的についてお聞かせください。

com/PASS〜インフルエンサーマーケティング創造的破壊メソッド ~疑うべきは「当たり前思考」~

このような中で2023年11月に初めて開催したのが、「試したくなる知識とホンネ」をテーマにしたオンラインカンファレンス『com/PASS』です。現在のBtoBのコンテンツマーケティングは似たようなコンテンツが乱立し、コモディティ化していると感じております。様々なセミナーやカンファレンスを見渡しても、自社の商品紹介ありきのポジショントークや似たようなコンテンツばかりです。

私自身がいち視聴者の立場で考えた際、自分自身が試したくなるような情報の発信をしているメディアやホンネで話してくれる人に価値を感じた為、「試したくなる知識」と「ホンネ」というコンセプトで『com/PASS』を企画しました。

『com/PASS』は各業界のリーディングカンパニーやリーダーと共にマーケターの新たな未来を創造するプロジェクトです。記念すべき第一回目のイベントとして「生活者に選ばれる新たなブランド体験の創造」をテーマとしたオンラインカンファレンスを開催いたしました。

com/PASS〜「試したくなる知識」と「ホンネ」〜

通常は自社のサービスの紹介などをメインで話す登壇者もそれは「本音トークのみ」というのは新鮮だったようで、「登壇者の目がいつもよりキラキラしていた」という声が挙がるなど、参加者にも登壇者にもおおいに楽しんでもらえるカンファレンスとなりました。

「そこはちょっと調整しましょうか」というお声がけを最後まで続けコンテンツの品質担保には手間を惜しまずに

多くの方が登壇してくださったことで全体の統一性を出すのが難しいのではないかという懸念もありましたが、事前に「新たなブランド体験の創造」というコンセプトを決め、ポジショントークもなしで本音で話してほしい旨をしっかりと伝えてあったため、一つ一つのセッションをとても高い質を保つことができました。

登壇者の多くは日頃自社のサービスを話すことが多いため無意識に自社のセールスに寄ってしまうケースもあり、そんな時には「ちょっと内容を調整しましょうか」とギリギリまで議論を重ねました。

コンテンツ品質の担保と改善にはかなり工数をかけましたが、その結果登壇者にも参加者にも満足度の高いカンファレンスが開催できたと感じています。当日は15セッションを同時開催で1,345名の参加がありましたが、トラブルや混乱が起きることもなく無事に終了することができました。

EventHubを利用して良かったこと

コンテンツやメール配信の設定が分かりやすく手厚いサポート体制が初の大型カンファレンス成功の鍵だった

ー今回EventHubをご利用いただいて良かったのは、どんな点でしょうか?

今回EventHubを利用して良かった点は、大きく2つあります。一つ目は設定の分かりやすさです。コンテンツやメール配信の設定が特に分かりやすく、設定時に迷ったりしないで済んだ点が非常に良かったです。ここを押したらこうなるだろうな、ということも直感的に分かり、お陰で何度も問い合わせる必要もなく、とてもスムーズに進められました。

もう1つは、カスタマーサービスなどサポートの充実です。同時期に検討した他社はほとんどサポートがなかった会社もありましたが、私たちは初めてのオンラインの大型カンファレンスでとても不安がありサポート体制は重視していました。EventHubはカスタマーサポートもとても手厚く、ヘルプページも充実していたためとても安心して開催できたと感じています。

26社との事前やりとりも豊富なテンプレートがあったためとてもスムーズに

カンファレンスでは事前に26社とのやりとりがありましたが、各社に複数名の担当者がいたためやりとりは膨大でした。初めての私たちはともすると大混乱しそうな状況でしたが、EventHubの機能にはセッションのタイトルや概要文のテンプレートが複数用意されていたため、それを送るだけで済んだのでとても助かりました。

「誰に何を連絡すれば良いのか」などを1社ずつ考えていたら、とても手間がかかったと思います。

今後の展望

ー今後の予定と展望を教えてください。

2023年11月に第1回を開催したカンファレンスcom/PASSは、今後も定期的に開催していきたいですね。そしてしっかりと信頼を重ねていき『com/PASSは何か良いことをやっているよね』『あそこの情報なら信頼できるよね』という想起を獲得したいと考えています。

また今後は通常のウェビナーでもEventHubを利用し、一緒にイベントやウェビナーを作っていきたいです。単なるウェビナー会社でなく、EventHubとやるというメリットはそこだと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

ー本日はありがとうございました!引き続きご支援させてください!

 

取材協力

株式会社PLAN-B マーケティング部 マネージャー
牧野 拓矢様

アパレル業界に8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。その後、AI翻訳を開発する企業のマーケティング部門に転職。イベントマーケティングのマネージャーを経験し、2021年にPLAN-Bへジョイン。インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Cast Me!」のマーケティング全般を担当。

 

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