申込み受付とアンケート結果のMarketo連携で工数削減が実現
EventHubの一番の価値はCSのサポート力とツールを熟知した提案力
主催社: 株式会社スマートドライブ
イベントタイプ: カンファレンス
開催形式: ハイブリッド 業界: 情報通信・IT
開催形式 ハイブリッド
業界 情報通信・IT
カンファレンス検討時の課題
- 「モビリティ×脱酸素ならスマートドライブ」という認識を広めるための手法は何が最適か
- 前回自社リソースのみで開催した際、非常に大変だったので「プロに頼むべき」という声が多数
- 「どのツールを使うのか」「どんな会社があるのか」から検討が始まった
EventHubの効果
- オンラインの参加者目標1,500人に対して1,700人参加
- 懇親会をオフラインにしたことで登壇者・参加者の満足度が高まった
- CSのサポートが素晴らしく多くのプレッシャーがあった中とても心強かった
- 今までZoomで開催していたがEventHubを利用することでその後のマーケテイング活動にもいかせた
- シンプルな設計とCSのサポートでMarketo連携もとてもスムーズ
2019年に一回目のカンファレンス「Mobility Transformation」を開催して以来、「移動の進化」を後押ししている株式会社スマートドライブ。2023年は初のハイブリッド開催として、カンファレンスはオンライン・交流会は登壇者も含めたオフラインの対面スタイルで、当初の目標も大幅に超え参加者から高い満足度が得られました。
カンファレンスの企画周りを統括した山﨑様・あらゆる制作物のディレクションを担当した佐々木様、そして、メールマガジンやEHの設計を担当した岡様にカンファレンス成功のポイントや工夫した点などを伺いました。
事業内容について
「移動の進化を後押しする」を会社のビジョンにモビリティのデータプラットフォームを展開
ーまずは御社の事業内容について教えてください
「移動の進化を後押しする」をビジョンに掲げた株式会社スマートドライブ
弊社は「移動の進化を後押しする」をビジョンに掲げ、モビリティのデータプラットフォームを主軸としたサービスを提供しています。具体的には、営業やフィールドメンテナンス、配送や送迎といった用途で車両を使っている企業に対して、クラウド型の車両管理システムを、SaaS型のプロダクトとして開発・提供しています。他にも、アルコールチェック義務化に対応できるようなドライバー用アプリの開発・提供や、自動車会社・オートリース会社などのモビリティサービスに活用できるようなシステムのOEM提供、事業開発支援を行っています。
最近ではマレーシアにおいて、スマホの移動データを元にした電気自動車の充電設備設置など、海外展開も進めています。
交通事故の削減や酒気帯び運転の防止、そしてカーボンニュートラルに向けたEVシフト支援など、「移動データ」を軸にした事業を通して様々な社会課題を解決しているのが弊社の特徴だと思います。自動車業界は「100年に1度の大変革期」と言われる中で、私たちも様々な形で「移動の進化を後押しする」ことを実現したいと考えています。
カンファレンス「Mobility Transformation 2023」の開催について
「モビリティ×脱酸素ならスマートドライブ」という認識を広めていきたい
ーMobility Transformation について教えてください
このカンファレンスの第1回は、2019年11月に虎ノ門ヒルズにて開催した「Mobility Transformation 2019」です。コロナ前だったこともあり、オフライン開催で多くの方にご来場いただきました。
その後コロナが蔓延したこともあり、第2回は2020年にSchooを活用してオンラインにて開催、第3回は2021年にオンラインで2日間開催しました。そして2023年9月に第4回をハイブリッド型のイベントとして開催し、形が変わっても毎回多くの方にご参加いただきました。
ー第4回のMobility Transformationカンファレンス開催の目的と背景について教えてください
今回の開催テーマは、「脱炭素社会の実現に向けたモビリティの未来」です。カーボンニュートラルや脱酸素は自動車業界だけでなく産業界、ひいては世界的にも重要なテーマですので、そこを様々な視点で話し合い、業界の内外にしっかりとアピールすることが目的でした。また、弊社がそういった分野でしっかりと発信していることを知ってもらうためのブランディングの一環でもありました。
今後も「モビリティ×脱酸素ならスマートドライブだよね」という認識が広まるように尽力していきたいと思います。
第4回のMobility Transformation のキービジュアル
4回目の開催は既にハウスリストがある強みから集客を見込んでカンファレンスに決定
ーあえてカンファレンスという形態を選んだ理由を教えてください
Mobility Transformationは、未開催の年はあるものの2019年から継続しているため、既にかなりのハウスリストが手元にありました。そのため低コストで一定の集客が見込めると考えました。また弊社では定期的にオンラインセミナーを開催していますが、様々なテーマの中でも、過去に「脱炭素」をテーマにしたセミナーは非常に参加者数が多く、通常の2,3倍でした。それだけ関心が高く集客も見込めるテーマでもあると考え、単なるセミナーではなくカンファレンスという形式を取りました。
ハイブリッド形式の開催で良かったこと
リアルに交流会を行うことで登壇者・参加者共に満足度があがりエンゲージが高まった
ー初のハイブリッド形式はいかがでしたか?
大いに盛り上がったリアル交流会の様子
今回は前回のカンファレンスから間が空いたこともあり、また世間もオンラインからオフラインに大きく変わったという流れもあるので、「新しさを出す」ということも重要だと思いました。EventHubの方々に相談したところ、最近のカンファレンスはハイブリッド型がトレンドだと伺いましたので、日中のカンファレンスはオンライン・夜の交流会はオフラインというハイブリッド型での開催に踏み切りました。
登壇者も交流会に参加してくれたことで、登壇者同士の交流や、登壇者と参加者の交流など様々な出会いがリアルに生まれて「コミュニケーションが取れてありがたかった」というお声を多く頂きました。
また、オンラインに比べて実際に会えることでコミュニケーションもずっと深くなるので、満足度やその後の関係構築なども高まったのではないかと感じます。
EventHubの選定理由
「Zoomより専門ツールを使った方が多様なスポンサープランを設定して対応できる」とのアドバイスによりツールの利用を決定
ー今までZoomで開催していたのを今回ツールをご利用になった理由を教えてください
2023年のカンファレンスの前は2021年です。この時にオンラインカンファレンスを全て社内で運営したのですが、今回あらためて過去の開催の資料や引き継ぎ書などを確認したところ「次は絶対に外注した方がいい!」というコメントが大量にあったのです。それが他の専門の会社に依頼しようと思った最初のきっかけです。
過去に取引のあった会社などに「良い会社やツールを知らないか」と相談した際に「Zoomよりオンラインイベントができるツールを使った方が良い」とアドバイスをもらいました。その方が開催中のトラブルが減る、多様なスポンサープランを設計して、特定のセッションを試聴したリードや特定の資料をダウンロードしたリードを提供できるなど、スポンサー企業のニーズに合ったプラン設計ができると知ったのです。
「ツールはツール」「イベントはイベント」ではなく同じ会社だからこそのより良い提案力が選定の決め手に
ーEventHubの導入を決めていただいた理由を教えてください
専門ツールとしてEventHubや他の会社名が挙がりそれぞれに話を聞きましたが、最終的には「ツールの提供だけではなくイベントプロデュースまでまるっとやってくれる!」という点に惹かれてEventHubの導入を決定しました。
当初はツールはツールの会社、イベントはイベントの会社でと考えていましたが、同じ会社でできたら私たちも楽ですし、何よりツールを熟知しているからこそより良い提案がもらえると思ったのです。また、他の会社は「日程が厳しい」という声が多かったのですが(準備期間4ヶ月程度)EventHubのイベントプロデューサーは「全然大丈夫です!」と言ってくれて、そこもとても心強かったですね。
EventHub導入後の効果と良かった点
シンプルな設計とこまめなフォローでMarketoも簡単に連携・KPIも20%増で達成
ーEvenHubを使って一番良かったのはどんな点でしょうか?
Mobility Transformation 2023の対談の様子
オペレーション面で一番良かったのは簡単にMarketo連携ができたことですね。申込時にEventHubのアンケートで聞いた項目をシームレスにMarketoに連携することができました。通常はそれぞれのデータのインポート・エクスポートといった手作業を挟んで情報を突き合わせなければならないと思いますが、そういった作業がなくタイムリーに情報がMarketoに入るのは非常に楽で助かりました。
また、Marketoとの連携作業についても、思っていたより設定作業がシンプルで、すんなり運用にのせることができました。一度、設定後の修正で連携エラーが出てしまったことがあったのですが、相談した際にすぐに対応してもらえましたし、また「こんな風になると良いな」という意見をすぐに開発に繋げて実際にシステムが改善されたこともあり、そういった対応の良さが大きなポイントでした。
小さな努力を積み重ねた結果、参加者目標の1,500名に対して1,700名の方々にご参加いただくことができました。
カスタマーサクセス(CS)がEventHubの一番の価値と言えるほどの満足度
ーEvenHubのサポート体制はいかがでしたか?
今回一番お伝えしたかったのは、カスタマーサクセス(CS)の素晴らしさです。「EventHubの一番の価値はCS」と言えるほどです。機能の最適解に迷って相談をすると、「その機能はないですが、こうすれば同じ目的を果たせます」という的確な提案をすぐに頂いたことが何度もありました。
カンファレンス当日が迫って、こちらもプレッシャーと戦っている中で機能的に「これが無理」というのが出るととても焦るはずです。しかし常に期待以上の回答をとてもスピーディーにもらえたため、安心して当日を迎えることができました。
スポンサーの動画制作も経験豊富なイベントプロデューサーに安心して任せられた
ー弊社のイベントプロデューサーにはどのような部分を依頼されましたか?
今回イベントプロデューサーの方々にも大変お世話になりました。イベントのコンセプト決めやスポンサーの獲得などは弊社で行いましたが、一番助かったのは動画作成のスケジュール進行面をお任せできた点です。
動画は今回のカンファレンスのメインコンテンツで非常に重要ですが、イベントプロデューサーの方々は経験が豊富なので、「どのタイミングで定例を開くべきか」「この内容はいつ決定すべきか」「何が必要で何が不要か」などを全て把握してくださっていました。スポンサーとの打ち合わせにも入ってもらったため、意図もしっかり汲み取ってくれ、とてもスムーズに進められました。前回自分たちだけで開催して大変さを知っているからこそ、この辺りをお任せできたのはとても助かりました。
Mobility Transformation 2023の対談の様子
今後の展望
ー2024年以降の展望をお聞かせください
2024年は今のところはカンファレンス開催の予定はありませんが、数年ごとに大規模なカンファレンスを開催したいと考えています。また、オンラインセミナーは継続的に行いますし、情報を絞ったリード獲得はウェビナー、認知度の向上やブランディングを目的としたイベントはカンファレンスなど、今後もそれぞれ目的別に開催していきたいと思います。
ー本日はありがとうございました!
取材協力
株式会社スマートドライブ 事業開発部 ディレクター 山﨑 裕一 様 |
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事業会社にてドローンやオンライン医療等の事業開発を経て、2022年にスマートドライブに参画。展示会・Webセミナー・BDR施策等、新規リード獲得を目的としたマーケティング活動の一環でカンファレンスを企画。現在は、モビリティデータプラットフォームを活かした事業開発領域を担当。 | |
株式会社スマートドライブ マーケティング部 マーケティングオペレーション(MOps) 岡 桃子 様 |
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電子部品メーカーのセールスアシスタント・アロケーション管理者として国内大手製造メーカーを幅広く担当。株式会社スマートドライブではオフライン・オンラインのイベント企画運営・コンテンツ制作などを経験し、現在はリードナーチャリングとMOps業務に従事。 | |
株式会社スマートドライブ マーケティング部 ディレクター 佐々木 博史 様 |
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事業会社にてUXデザインやプロジェクトマネージメントの役割も担いつつ、ECサイトやサービスサイト、メディアサイトなど数多くの大規模サイトを制作・運営。2020年にスマートドライブへ参画し社内外のWeb・印刷物における制作ディレクションやサイトグロース業務へ従事。 |