ライブ配信ツールRestreamの使い方は?複数の媒体に同時配信
作り込んだ動画配信をしたい、複数のプラットフォームで同時にライブ配信をしたい、という場合はRestreamがおすすめです。初心者でも簡単に配信設定できるほか、カスタマイズの自由度も高く、オンラインイベントのクオリティを向上することができます。本稿ではRestreamの使い方と連携・設定方法についてご紹介します。


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ライブ配信ツールRestreamとは?
オンラインイベントではZoomがYouTubeが動画配信によく活用されています。しかし連携方法が複雑な上にカスタマイズにも制限があるため、オンラインイベントをリッチにするにはある程度使い慣れている必要があります。今回紹介するRestreamを使えば、上記のような課題を解消でき、より良いオンラインイベントを実現できます。Restreamを使うとどのようなことができるのでしょうか?
別のプラットフォームと連携することができる
Resteamではアカウントを連携すると、簡単に別の配信プラットフォームへ映像を流すことが可能です。主な配信先は下記の通りになります。
- YouTube
- Vimeo(RTMP)
- Twitter(RTMP)
これ以外にも約30種類以上のプラットフォームに対応しています。
複数のプラットフォームで同時配信できる
たくさんのプラットフォームと簡単に連携できることに加え、さらに複数の媒体を使って同時にライブ配信をすることも可能です。例えば、YouTubeだけでなく、拡散性の高いTwitterやFacebookにも同時に配信を流すことができます。Zoomの場合、配信先が1つのみと決まっていますが、Restreamでは複数同時配信が可能です。
画面表示のカスタマイズが可能
ZoomなどのWeb会議ツールの多くは、画面表示のカスタマイズがバーチャル背景などと限られており、テロップやスピーカーの表示方法をカスタマイズしたい際には、ライブ配信に適さないこともあります。一方Restreamでは下記のような操作が可能です。
①画面構成・デザイン設計
Restreamでは画面構成やデザイン設計の自由度が非常に高く、ライブ配信をよりリッチに仕上げることができます。背景画像、ロゴの表示が自由に設定でき、登壇者の表示パターンも複数用意されています。
②任意のテロップの表示
配信画面上に任意のテロップを表示したい場合は、好きなタイミングで好きな文言を表示することができます。
③視聴者コメントの表示
YouTubeやFacebookと連携した際、視聴者がコメント欄に書き込んだ投稿をダイレクトに表示させることも可能です。これにより、配信側と視聴者のやりとりがしやすくなり、オンライン上でも質疑応答やコメントへの反応が簡単にできます。上記の他にも多数の機能を備えており、ライブ配信のクオリティ向上を図ることが可能です。
〈その他機能〉
- YTのコメントを共有することができる
- オープニング動画
- プライベートチャット
- 画面共有
- 配信後の自動アーカイブ化
Restreamを使ってライブ配信する
実際にRestreamを使ってライブ配信をしてみましょう。今回はYouTubeを使用してVimeoを使用して同時ライブ配信を行います。
RestreamとYouTubeを連携する
①Eventを作る
左サイドバーの[Events]>[Restream Studio]からイベントを作成します。
②配信先プラットフォームを選ぶ
次に配信先を選びます。ここではYouTubeを使うため、[YouTube]を選択します。
③Restreamとアカウント連携する
アカウント連携をまだやっていない場合は、ここで設定を進めます。配信したいYouTubeチャンネルを選択し、アクセス権限許可を付与してください。
連携が完了するとチャンネルが追加されます。
YouTubeの設定はこれで終わりです。次にVimeoチャンネルを追加します。
RestreamとVimeoを連携する(RTMP配信)
Vimeoと連携する際も、基本的に操作は同じですが、ここではRTMP配信機能を使うため、配信キーの入力が必要となります。
①チャンネルを追加する
YouTubeの設定が終わったら、Vimeoをチャンネルを追加します。[+Add Channel]から[Costom RTMP]をチャンネルに追加してください。
②配信キーを入力する
それぞれVimeoで発行した配信キーを入力します。
Vimeoの配信キーの発行方法については下記記事をご参照ください。

配信キーの入力が完了すると、Vimeoチャンネルも追加され、これでYouTubeとVimeoに同時で配信できる準備が整いました。[Toggle]がONになっていることを確認したら、[Create Event]をクリックし、イベントを保存します。この時点ではライブ配信はまだ始まっていません。次にライブ配信の開始の仕方とRestreamの簡単な使い方を確認します。
ライブ配信を開始する|Resteamの使い方
保存したイベントの[Enter Studio]に進むと、ルームに入室することができます。
ルームに入室した時点ではまだライブは始まっていません。配信を開始する前に、画面のカスタマイズを行いましょう。ライブ配信は画面の上の[Go Live]から開始することができます。
①画面構成・デザイン設計
画面中央のレイアウトパターンをクリックすることで、画面表示を自由にカスタマイズすることができます。
下記のように画面共有資料にフォーカスしつつ、スピーカーをワイプのように表示させることも可能です。
②任意のテロップの表示
画面上に任意のテロップを表示させたい場合は、画面右上の[Caption]からテロップを作成します。テキストを入力し、[Show]をクリックすると画面上にも表示されます。
③視聴者コメントの表示
配信先がYouTubeなどの場合は、YouTubeのコメント欄に投稿されたテキストを表示させることも可能です。[Chat]に全てのコメントが集約されるので、必要に応じて[Show]させると配信画面に誰が何の投稿したのか表示されるようになります。
まとめ
Restreamを使えば、オンラインイベントに必須な動画配信をよりリッチに仕上げることができます。ライブ配信の方法に悩んでいる方はぜひこちらを使ってみてください。
EventHubではRestreamと連携することができ、参加者体験をさらに向上させることができます。
はじめての動画配信やオンラインイベントでも大丈夫!まずはサービス概要をご覧ください。
