オンデマンドで動画配信するやり方は?無料でできるツールも紹介

公開期間中であれば好きなタイミングで何度でも自由に視聴できるオンデマンド配信。そのメリット・デメリットや配信の方法、便利に使えるツールまで、まとめてご紹介します。

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オンデマンド配信の意味

そもそもオンデマンド配信とはどういったものを指すのでしょうか?

on-demandに由来

英語のon-demandには「要求に応じて」という意味があります。

そこから派生して、視聴者の「要求に応じて」動画を配信する配信方法を広くオンデマンド配信と呼びます。サイト内で公開されている動画は公開期間中であればいつでも視聴できます。巻き戻しや早送りなどができるサイトもあり、ライブ配信とは違って自分のペースで動画を視聴できるのが特徴です。

「いつでも」「自由に見られる」というメリットを活かす形で、講義やセミナーなどの学習コンテンツに使われている他、身近なところではテレビ番組の見逃し配信などに広く利用されています。

ストリーミング配信とダウンロード配信の2種類ある

オンデマンド配信の方法には、動画ファイル読み取りながら再生するストリーミング配信と、デバイスに動画を保存してから再生するダウンロード配信の2種類があります。

オンデマンド配信のメリットデメリット

ライブ配信と比較した際の、オンデマンド配信ならではのメリットやデメリットについてです。

メリット① 編集でリッチな動画にできる

オンデマンド配信は、事前に録画した動画を編集してから公開できます。ライブ配信ではリアルタイムで収録している動画をそのまま流すので、大幅な編集はできず、「取ったまま」の動画を配信することになります。

一方、オンデマンド配信では時間をかけて編集できるので、より見やすい動画を作れます。テロップを追加したりトリミングを行ったり字幕をつけたりすることで、動画そのものの伝わりやすさを改善できます。

メリット② 多くの人に見てもらえる

一度作成した動画は半永久的にサイトで公開しておけるので、その時限りのライブ配信よりも長期的に多くの人に動画を見てもらえます。資料映像としてストックしておくこともできるので、制作費用に対して大きな効果が見込めます。

デメリット① 一方的な情報提供しかできない

ライブ配信では、チャットなどを活用することで、配信側と視聴者がコミュニケーションを取れます。しかしオンデマンド配信ではこのように双方向的なコミュニケーションが取れず、一方的な情報発信するだけに止まってしまいます。

例えば、ライブ配信のウェビナーでは視聴者からの質問をチャットで受け付けることができるので、視聴者の関心に合わせた内容を配信できます。しかしオンデマンド配信ではただウェビナーを「垂れ流すだけ」になるので、内容が自分の興味に合わないと判断した視聴者は最後まで見ずに離脱してしまいます。

動画を作成してアップしても視聴は個人任せになるので、届けたいメッセージを届けきれない可能性が考えられます。

オンデマンド配信の利用シーン|授業やWebセミナーに

オンデマンド配信のメリットを活かせる利用シーンには、以下のようなものがあります。

  • 教育コンテンツ
  • エンターテイメント(ライブイベントやコンサート)
  • 社外向けプロモーション/ PR動画
  • 社内向けの情報発信(社内研修や社内総会)

特にコロナ禍では大学の講義でも取り入れられたり、エンターテイメントの動画配信が進んだりなど、オンデマンド配信の活用が進みました。ビジネスセミナーのオンライン化も進み、ライブ配信のウェビナーだけでなく、ビジネススキルが獲得できるオンデマンド動画も多く配信されています。

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オンデマンド配信のやり方は?|録画した動画の公開方法

オンデマンド配信は基本的に録画した動画をサイト上で公開するのみです。公開の方法としては、自社サイトなどに公開して視聴者にリンクを配布する方法と、動画配信サイトにアップロードする方法があります。

オンデマンド動画配信サービス4選

オンデマンド配信できる動画配信サービスをご紹介します。

Vimeo

https://vimeo.com/jp

クリエイター向けの動画共有サイトです。高画質な動画をアップロードできるほか、作成した動画をチーム内で共有することもできるプラットフォームです。操作はシンプルで簡単なので、配信に慣れていなくても迷うことなくオンデマンド配信ができます。

無料プラン「Vimeo Basic」のほか、有料プランも複数用意されており、商用利用が可能なプランもあります。公開範囲を柔軟に設定できるので、クローズドなイベントや社外へのコンテンツ販売にも適しています。

 

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YouTube

https://www.youtube.com/

Googleアカウントさえ所有していれば誰でも動画をアップロードできます。動画の長さや画質に制限がなく無料で便利な機能が使えるので、世界中に20億人以上のユーザーを抱えています。多くの人にとって馴染みがある動画配信サービスなので、PR動画など情報を広く拡散したい場合に最適です。

公開範囲の設定もできますが、限定公開でも動画のURLさえ特定できれば誰でも動画を視聴できてしまうというので、社外秘の情報を扱うような社内向けの動画配信には不向きです。なお、商用利用はできません。

 

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MOOGA

https://mooga.jp/

法人向けの動画配信サービスです。撮影した動画をアップロードしてサムネイルを指定、動画を見せたい視聴ユーザーを設定するだけで配信が完了します。「誰がどの動画を見たか」も管理画面から確認できます。

社内での情報共有や採用活動、研修などクローズドなシーンで利用できるほか、全ユーザーに対するオープン配信も可能なので、販促にも利用できます。

Zoomウェビナー

https://zoom.us/jp-jp/webinar.html

Zoomウェビナーは、Zoomの有料アカウントを所有している人が使える、ウェビナー開催に特化したサービスです。Zoomでライブ配信しているウェビナーを録画して、その動画データをYouTubeなどの動画共有サービスにアップしたり自社サイトにアップしたりすれば、ウェビナーのオンデマンド配信が可能になります。

公開範囲は「パブリック」または「認証されたユーザーのみ」に設定できます。後者に設定した場合、視聴者に個人情報の登録を求めることができ、動画の視聴を承認制にできます。

まとめ

オンデマンド配信に適したコンテンツやツールについてご紹介しました。情報発信の手段としてぜひ活用してみてください。

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