来場者管理システムおすすめ10選ランキング|選び方と導入効果

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「来場者の受付に毎回時間がかかる」「参加者データがExcelに散在して集約に手間がかかる」「イベント後のフォローが属人化している」このような悩みを抱えているなら、来場者管理システムの導入が有効な解決策になります。

来場者管理システムを活用すれば、申込み受付からQRコードチェックイン、参加者データの一元管理、イベント後のフォローアップまでを一貫して効率化できます。しかし、市場には多くの製品があり、自社に最適なシステムを見極めるのは容易ではありません。

この記事では、来場者管理システムのおすすめ10選をランキング形式でご紹介します。各製品の特徴や強みに加え、選び方の5つの比較ポイント、導入で解決できる課題、実際のケーススタディまで網羅的に解説しますので、システム選定の参考にしてください。

目次 表示

来場者管理システムとは?基本機能と導入メリット

来場者管理システムとは、イベントの参加申込み受付から当日のチェックイン、参加者データの蓄積・分析、イベント後のフォローアップまでをデジタルで一元管理するツールです。展示会、カンファレンス、セミナーなど幅広いイベント形式に対応し、運営業務の効率化とデータ活用による商談化促進を同時に実現します。

来場者管理システムの定義と主な機能

来場者管理システムは、イベント運営に必要な業務プロセスをデジタル化し、一つのプラットフォーム上で完結させるためのツールです。従来はExcelや紙の名簿で行っていた参加者管理をシステム化することで、データの正確性と業務スピードの両方を向上させます。

主な機能としては、オンラインでの申込みフォーム作成、QRコードやICカードを使った受付チェックイン、参加者へのリマインドメールや御礼メールの自動配信、アンケートの配布・回収、来場データのリアルタイム集計・分析などがあります。さらに、多くのシステムではSalesforceやHubSpotといったMA(マーケティングオートメーション)/SFA(営業支援システム)との連携機能を備えており、イベントで獲得したリードを営業活動にスムーズにつなげられます。

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来場者管理システムを導入する5つのメリット

来場者管理システムの導入により、イベント運営の品質とスピードが大きく向上します。ここでは代表的な5つのメリットを紹介します。

  1. 受付業務の大幅な効率化
    QRコード受付を導入すれば、来場者はスマートフォンの画面をかざすだけでチェックインが完了します。受付待ちの行列が解消され、来場者の満足度向上とスタッフの負担軽減を同時に実現できます。
  2. 参加者データの一元管理
    申込み情報、来場履歴、アンケート回答、セッション参加状況など、イベントに関するあらゆるデータが一つのシステムに集約されます。複数のExcelファイルを突合作業する手間がなくなります。
  3. リアルタイムな状況把握
    受付状況やセッションごとの参加人数をリアルタイムで確認できるため、当日の運営判断を迅速に行えます。急な動線変更やスタッフ配置の見直しにも柔軟に対応できます。
  4. イベント後のフォロー精度向上
    来場データとMA/SFAツールを連携させることで、来場者の関心度に基づいたフォローアップが可能になります。HOTリードへの優先的なアプローチにより、商談化率の向上が期待できます。
  5. 運営工数の削減
    手作業で行っていた名簿作成、受付名簿の照合、データ入力、レポート作成といった業務がシステムで自動化されます。浮いたリソースを企画やコンテンツの質向上に充てられます。

Excel管理の限界と来場者管理システムの違い

参加者50名程度の小規模セミナーであればExcel管理でも対応できますが、100名を超えるイベントや複数回の定期開催になると、手作業の管理は限界を迎えます。

Excelで来場者を管理する場合、申込みフォームのデータ転記、当日の受付名簿との照合、アンケート結果の集約、CRMへのデータ入力といった作業が発生し、いずれもヒューマンエラーのリスクを伴います。さらに、データが複数ファイルに分散するため、「この来場者は過去にどのイベントに参加したか」「どのセッションに関心を示したか」といった横断的な分析が困難です。

来場者管理システムでは、これらのプロセスが自動化・一元化されるため、データの正確性が担保されると同時に、分析にかかる工数も大幅に削減できます。

来場者管理システムの選び方|5つの比較ポイント

来場者管理システムを選定する際は、自社のイベント特性と運用体制に照らして製品を選びましょう。以下の5つのポイントを順番にチェックすれば、候補を3〜4製品に絞り込めます。

対応イベント形式(オフライン・オンライン・ハイブリッド)

まず確認すべきは、自社が開催するイベント形式にツールが対応しているかどうかです。オフラインの展示会やカンファレンスがメインの場合は、QRコード受付や会場内の動線管理に強い製品が適しています。一方、ウェビナーやオンラインセミナーが中心であれば、動画配信機能や視聴ログの取得に対応しているかが重要になります。

近年はオフラインとオンラインを組み合わせたハイブリッドイベントの需要が高まっています。将来的にハイブリッド開催を検討している場合は、両方の参加者データを統合管理できるシステムを選んでおくと、スムーズに移行できます。

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受付方式とチェックイン機能

イベント当日の来場者体験を左右するのが受付のスムーズさです。現在主流の受付方式としては、QRコード、ICカード、顔認証などがあります。

QRコード受付は導入コストが低く、来場者のスマートフォンを活用できるため最も普及しています。大規模イベント(1,000名以上)では、受付処理のスピードとシステムの安定性が特に重要です。1秒あたりの処理件数や、オフライン環境でも動作するかどうかを事前に確認しましょう。

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MA/SFA・外部ツールとの連携性

イベントで獲得したリードを商談につなげるには、MA/SFAツールとの連携が欠かせません。Salesforce(Account Engagement)、Marketo、HubSpotなど、自社で利用しているツールとスムーズにデータ連携できるかを必ず確認してください。

連携方法としては、標準コネクタによるネイティブ連携とAPI連携の2種類があります。ネイティブ連携は設定が簡単で安定性が高い一方、API連携はカスタマイズの自由度が高いという特徴があります。連携できるデータの範囲(申込み情報、来場データ、アンケート回答、視聴ログなど)も製品によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。

セキュリティと個人情報保護対応

来場者管理システムでは、氏名・メールアドレス・所属企業・役職といった個人情報を大量に取り扱います。そのため、セキュリティ対策は製品選定の重要な判断基準です。

確認すべきポイントとしては、ISO 27001(ISMS)などの認証取得状況、データの暗号化(通信時・保管時)、アクセス権限の設定機能、データのバックアップ体制、個人情報の保存期間と削除ポリシーなどが挙げられます。特に大企業や金融・医療業界では、自社のセキュリティポリシーとの適合性を厳密にチェックする必要があります。

料金体系と費用対効果

来場者管理システムの料金体系は、大きく分けて月額固定型従量課金型の2種類があります。月額固定型は毎月のコストが安定する一方、従量課金型はイベントの開催頻度や参加者数に応じて費用が変動します。

年間のイベント開催回数が多い企業は月額固定型、スポットでの利用が中心の企業は従量課金型が費用対効果の面で有利になるケースが一般的です。また、本格導入の前にデモ画面などで実際の操作感を確認しておくとミスマッチを防げます。

費用対効果を試算する際は、受付スタッフの人件費削減額、データ入力の工数削減時間、商談化率の改善幅の3つを数値化すれば、稟議に通るROI試算が作れます。

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来場者管理システムおすすめ10選ランキング【2026年最新】

ここからは、おすすめの来場者管理システム10選をランキング形式で紹介します。対応イベント形式、主要機能、料金体系、MA/SFA連携の有無などを比較し、自社に合ったシステム選びの参考にしてください。

1. EventHub

EventHubは、ウェビナーからカンファレンス、展示会まで幅広いイベント形式に対応するイベントマーケティングプラットフォームです。来場者管理に必要な機能が網羅されているだけでなく、イベントで獲得したリードの商談化までを見据えた設計になっている点が特徴です。

オフラインイベントではQRコード受付に対応し、来場者データをリアルタイムで収集・管理できます。オンライン参加者の視聴ログ(誰が・いつ・どのくらい視聴したか)も取得でき、オフライン・オンライン両方のデータを一元管理できます。Salesforce(Account Engagement)、Marketo、HubSpotなど主要MA/SFAとのネイティブ連携に加え、1,000以上の外部ツールとのAPI連携にも対応しています。

また、参加者同士のチャットやオンライン面談予約といったネットワーキング機能も充実しており、カンファレンスやビジネスマッチングイベントでの活用に強みがあります。デモ操作説明の機会が用意されているので、導入前に実際の操作感を確認できます。

  • 対応形式:オフライン・オンライン・ハイブリッド
  • 主な機能:QRコード受付、参加者管理、メール配信、動画配信、視聴ログ、アンケート、ネットワーキング
  • MA/SFA連携:Salesforce、Marketo、HubSpot等
  • 料金:要問い合わせ(デモ操作説明あり)
  • URL:https://eventhub.jp/

2. eventos(イベントス)

eventosは、ノーコードでイベントサイトやイベントアプリを構築できるプラットフォームです。イベントの告知サイト作成から参加者管理、当日の受付、データ分析まで一貫して対応します。

オンライン・オフライン・ハイブリッドの各形式に対応しており、大規模カンファレンスから小規模セミナーまで幅広く活用できます。直感的なUI(ユーザーインターフェース)で操作しやすく、ノーコードで独自デザインのイベントページを作成できる点が特徴です。自社ブランドに合わせたイベントサイトを社内で内製したい企業に向いています。

  • 対応形式:オフライン・オンライン・ハイブリッド
  • 主な機能:イベントサイト構築、参加者管理、受付、アプリ、データ分析
  • MA/SFA連携:API連携対応
  • 料金:要問い合わせ

3. SHANON MARKETING PLATFORM

SHANON MARKETING PLATFORMは、マーケティングオートメーション(MA)機能と来場者管理を統合したプラットフォームです。セミナーや展示会の参加者管理からリードナーチャリングまでを一貫して実行できます。

イベント管理に特化した機能として、申込みフォーム、QRコード受付、来場者のセッション管理、アンケート配信が揃っています。MA機能と一体化しているため、イベント参加者の行動データをそのままリードスコアリングやメールマーケティングに活用できる点が強みです。イベントをリードナーチャリングの一環として位置づけている企業に向いています。

  • 対応形式:オフライン・オンライン・ハイブリッド
  • 主な機能:MA機能、イベント管理、リード管理、メール配信、スコアリング
  • MA/SFA連携:Salesforce連携対応(自社MAとして機能)
  • 料金:要問い合わせ

4. EXPOLINE(エキスポライン)

EXPOLINEは、大規模カンファレンスや展示会に強いイベント管理プラットフォームです。数千人規模のイベントでも安定稼働する設計で、複雑なプログラム構成にも対応します。

オンライン・オフライン・ハイブリッドの全形式に対応し、参加者管理、セッション管理、展示ブース管理、スポンサー管理など、大規模イベントに必要な機能を包括的に提供します。特にカスタマイズ性の高さが評価されており、企業のブランドイメージに合わせたイベントサイト構築が可能です。年間を通じて大規模イベントを複数回開催する企業に向いています。

  • 対応形式:オフライン・オンライン・ハイブリッド
  • 主な機能:参加者管理、セッション管理、展示ブース管理、スポンサー管理
  • MA/SFA連携:API連携対応
  • 料金:要問い合わせ

5. Q-PASS(キューパス)

Q-PASSは、来場者受付・入場管理に特化したシステムです。QRコード、ICカード、バーコードなど多様な受付方式に対応し、大規模イベントでの高速の受付処理に実績があります。

展示会やカンファレンスの受付業務を効率化することに焦点を当てており、受付端末のセットアップから当日のオペレーションまでをワンストップでサポートします。来場者データのCSVエクスポートにも対応しているため、既存のCRMへのデータ取り込みも可能です。受付の高速処理に特化した専用ツールを求める企業に向いています。

  • 対応形式:オフライン中心
  • 主な機能:QRコード受付、ICカード受付、入場管理、来場者データ出力
  • MA/SFA連携:CSV出力による間接連携
  • 料金:要問い合わせ

6. イーべ!

イーべ!は、イベント管理プラットフォームです。セミナー、交流会、勉強会といった中小規模イベントの申込み受付・参加者管理・当日受付を手軽に始められます。

独自ドメイン対応やメール配信機能が追加可能です。

  • 対応形式:オフライン中心
  • 主な機能:申込みフォーム、参加者管理、QRコード受付、決済
  • MA/SFA連携:なし(CSV出力対応)
  • 料金:月額33,000円〜

7. Peatix(ピーティックス)

Peatixは、イベントの告知・チケット販売・来場者管理を一体で提供するプラットフォームです。自社のマーケットプレイスを持っており、イベントの集客力を強化できる点が他のツールにはない特徴です。

無料イベントから有料イベントまで対応し、参加者へのメッセージ配信、QRコード受付アプリ、参加者リストのダウンロードなど基本的な来場者管理機能を備えています。コミュニティイベントやセミナーの集客・管理を手軽に始めたい企業に適しています。

  • 対応形式:オフライン・オンライン
  • 主な機能:チケット販売、集客マーケットプレイス、参加者管理、受付アプリ、メッセージ配信
  • MA/SFA連携:なし(CSV出力対応)
  • 料金:無料イベントは無料、有料イベントは販売手数料制

8. EventRegist(イベントレジスト)

EventRegistは、ビジネスイベント向けの受付・参加者管理プラットフォームです。無料イベントから有料イベントまで対応し、企業のセミナーやカンファレンスで多く利用されています。

申込みページの作成、参加者管理、QRコード受付、アンケート配信など基本機能が揃っており、シンプルな操作性が特徴です。有料チケットの決済機能も備えているため、セミナーの有料化を検討している企業にも適しています。

  • 対応形式:オフライン・オンライン
  • 主な機能:申込みページ作成、参加者管理、QRコード受付、決済、アンケート
  • MA/SFA連携:API連携対応
  • 料金:要問い合わせ

9. CLOUD PASS(クラウドパス)

CLOUD PASSは、電子チケットと入場管理を組み合わせたプラットフォームです。テーマパーク、観光施設から企業イベントまで幅広い業種で利用されており、QRコードや顔認証による入場管理に対応しています。

電子チケットの発行・販売から入場時の認証、来場データの集計までを一元管理できます。特に、チケット販売と入場管理の連携がスムーズで、施設型イベントやフェス・展示会での活用実績が豊富です。

  • 対応形式:オフライン中心
  • 主な機能:電子チケット発行、QRコード入場管理、顔認証、来場データ集計
  • MA/SFA連携:API連携対応
  • 料金:要問い合わせ

10. Cvent

Cventは、グローバル対応のイベント管理プラットフォームです。大規模カンファレンスやMICE(Meeting, Incentive, Convention, Exhibition)領域で世界的に利用されており、海外拠点を持つ企業や国際カンファレンスの運営に強みがあります。

参加者管理、会場手配、旅行管理、スポンサー管理など、大規模イベントに必要な機能を包括的に提供します。英語をはじめとする多言語対応や、グローバルなベンダーネットワークも特徴です。

  • 対応形式:オフライン・オンライン・ハイブリッド
  • 主な機能:参加者管理、会場管理、旅行管理、スポンサー管理、多言語対応
  • MA/SFA連携:Salesforce、Marketo等と連携対応
  • 料金:要問い合わせ

来場者管理システム比較表

以下の表では、上記10製品を「対応形式・受付方式・MA/SFA連携」の3軸で横並び比較しています。自社の優先軸に注目して、候補を2〜3製品に絞り込んでみてください。

製品名 対応形式 受付方式 MA/SFA連携
EventHub オフライン・オンライン・ハイブリッド QRコード Salesforce・Marketo・HubSpot等
eventos オフライン・オンライン・ハイブリッド QRコード API連携
SHANON オフライン・オンライン・ハイブリッド QRコード 自社MA/Salesforce連携
EXPOLINE オフライン・オンライン・ハイブリッド QRコード API連携
Q-PASS オフライン QRコード・ICカード CSV出力
イーべ! オフライン QRコード CSV出力
Peatix オフライン・オンライン QRコード CSV出力
EventRegist オフライン・オンライン QRコード API連携
CLOUD PASS オフライン QRコード・顔認証 API連携
Cvent オフライン・オンライン・ハイブリッド QRコード Salesforce・Marketo等

来場者管理システムの導入で解決できる課題

来場者管理システムの導入は、単なる業務効率化にとどまらず、イベントの成果そのものを向上させます。ここでは、多くの企業が抱える3つの代表的な課題と、システム導入による解決策を紹介します。

受付業務の混雑・待ち時間の解消

大規模イベントで最も多い課題が、受付の混雑による来場者の待ち時間です。紙の名簿や手入力での受付確認は1人あたり30秒〜1分程度かかりますが、QRコード受付を導入すれば数秒で完了します。実際に、ALL STAR SAAS FUNDが開催した大規模イベントでは、QRコード受付により1人あたり約3秒で受付が完了しています。

来場者はスマートフォンの画面に届いたQRコードを受付端末にかざすだけでチェックインできるため、長い列に並ぶストレスがなくなります。受付スタッフの配置人数も削減でき、その分を会場案内やホスピタリティの向上に充てられます。

参加者データの散在と手動集約からの脱却

イベント運営では、申込みフォームのデータ、受付名簿、アンケート回答、名刺情報など、複数のデータソースが発生します。これらがExcelや各種ツールに散在していると、イベント後のデータ突合作業に膨大な時間がかかります。

来場者管理システムでは、申込みから来場、アンケート回答、セッション参加履歴まで、すべてのデータが一つのデータベースに自動集約されます。「どの来場者がどのセッションに参加し、どのアンケートに回答したか」を一画面で確認でき、手動でのデータ集約作業は不要になります。

イベント後のフォロー漏れ防止と商談化率向上

イベント後のフォローアップは商談化の成否を分ける重要なプロセスですが、来場者データの整理に時間がかかるとフォローのタイミングを逃してしまいます。特に展示会では、数百枚の名刺を手入力でCRMに登録する作業がボトルネックになりがちです。

来場者管理システムとMA/SFAを連携させれば、イベント終了直後にリードデータがCRMに自動反映されます。来場者の行動データ(滞在時間、参加セッション、アンケート回答)に基づいてHOTリードを特定し、優先的にフォローすることで、商談化率の向上が期待できます。

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来場者管理システム導入のデメリット・注意点

来場者管理システムには多くのメリットがありますが、導入にあたって事前に把握しておくべきデメリット・注意点もあります。

導入・運用コストの発生

月額固定型のシステムでは毎月の費用が発生するため、イベント開催頻度が低い場合は費用対効果が合わない可能性があります。無料プランのあるツールもありますが、機能が制限されていることが多く、大規模イベントや複数拠点での運用には有料プランが必要になるケースがほとんどです。導入前に年間のイベント開催回数と1回あたりの参加者数を整理し、総コストを試算しておきましょう。

操作習得に時間がかかる場合がある

多機能なシステムほど、操作に慣れるまでに時間がかかります。特に、これまでExcelや紙の名簿で運営していた場合、担当者全員がシステム操作を習得するまでに1〜2回分のイベントサイクルが必要になることもあります。ベンダーが提供するオンボーディング支援やサポート体制の充実度を事前に確認し、トレーニング期間を計画に織り込んでおくと安心です。

既存システムとのデータ連携・移行に手間がかかる

既存のCRMやMAツールとの連携設定や、過去の参加者データの移行には一定の工数がかかります。特にAPI連携の場合は自社の開発リソースが必要になるケースもあるため、連携方法(ネイティブ連携 or API連携)を事前に確認し、必要なリソースを確保しておきましょう。

ケーススタディ:来場者管理システムで期待できる成果

ここでは、来場者管理システムを導入した企業の実際の取り組みをご紹介します。自社での導入効果をイメージする参考にしてください。

大規模カンファレンスで開催準備の工数50%削減が期待できます

NTTデータ イントラマートは、毎年開催する大型カンファレンスにEventHubを導入し、開催準備の工数50%削減と管理運用の工数30%削減を実現しました。さらに、申込者数は3,061人から3,948人へと前年比129%に増加しています。

従来は複数のツールを使い分けて参加者管理を行っていましたが、申込み受付から来場管理、セッション管理までをEventHubに一元化したことで、運営チームの負担が大幅に軽減されました。大規模カンファレンスの運営効率化を検討している企業にとって、参考になる事例です。

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オフラインEXPOでQRコード受付による来場者体験向上が期待できます

マネーフォワード(ME)は、大規模オフラインEXPOの運営にEventHubを活用し、事前予約機能とQRコード受付により当日の受付業務をスムーズ化しました。

事前に参加者がオンラインで申込みを完了し、当日はQRコードをかざすだけでチェックインが完了する仕組みを構築したことで、受付の混雑が解消されました。来場者にとってもストレスのないイベント体験を提供できた事例です。

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カンファレンス×定期ウェビナーの来場者データ一元管理

JIPテクノサイエンスは、年次カンファレンスと定期ウェビナーの参加者データをEventHubで一元管理しています。カンファレンスでは参加者目標1,000名超を達成し、参加者の76%が「使いやすい」と回答。全体満足度も9.0点前後を記録しました。

オフラインカンファレンスとオンラインウェビナーの参加データを統合管理できることで、「どの参加者がどのイベントに何回参加したか」を横断的に把握し、フォローの優先順位付けに活かしています。ハイブリッドイベントの来場者管理を検討している企業にとって参考になる事例です。

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まとめ:5つの選定軸で自社に最適な来場者管理システムを選ぶ

来場者管理システム選定の判断軸は、イベント形式への対応・受付方式・MA連携・セキュリティ・コストの5つです。まずは自社のイベント規模と開催頻度を整理し、上記ランキングから2〜3製品をピックアップしてデモ操作を通して検討してみてください。

自社が開催するイベントの規模・頻度・形式に合った製品を選ぶことで、運営工数の削減と商談化率の向上を同時に実現できます。5つの軸で候補を絞り込み、操作感を確かめてみてください。

よくあるご質問

質問:来場者管理システムの導入にかかる費用はどのくらいですか?

回答:来場者管理システムの費用は、月額数千円の手軽なツールから月額数十万円のエンタープライズ向けまで幅広い価格帯があります。費用は主にイベントの開催規模(参加者数)、開催頻度、必要な機能の範囲によって変動します。

質問:小規模イベントでも来場者管理システムは必要ですか?

回答:参加者50名以上のイベントを定期的に開催するのであれば、来場者管理システムの導入メリットは十分にあります。受付の効率化だけでなく、参加者データの蓄積と分析が可能になるため、回を重ねるごとにイベントの改善に活かせるデータが蓄積されていきます。

一方、年に1〜2回の少人数セミナー程度であれば、無料プランのあるツールやGoogleフォームとの組み合わせで対応できるケースもあります。自社のイベント頻度・規模・将来の拡大計画を踏まえて判断することをおすすめします。

質問:既存のCRM/MAツールとの連携は簡単にできますか?

回答:連携の容易さは製品によって大きく異なります。EventHubやSHANON MARKETING PLATFORMのように、Salesforce、Marketo、HubSpotとの標準コネクタ(ネイティブ連携)を備えた製品であれば、管理画面からの設定だけで連携を開始できます。

API連携のみ対応の製品の場合は、自社の開発リソースまたはiPaaS(Integration Platform as a Service)ツールが必要になるケースがあります。導入前に自社のMA/SFAツールとの連携方法と、連携できるデータの範囲を必ず確認してください。

こちらの記事の監修・執筆者

株式会社EventHub
マーケティングマネージャー 
鈴木 優一
2010年上智大学大学院卒業。新卒でITベンチャー企業に就職。その後エン・ジャパンのwebサービス企画部門への転職を経て、タレントマネジメントシステムを提供するカオナビに社員番号5番で1人目のマーケターとしてジョイン、BtoBマーケティング組織の立ち上げに携わる。FinTechスタートアップのOLTAを経て、2022年5月にマーケティングマネージャーとしてEventHubに参画。

まずはEventHub概要資料をご覧ください。

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